日野祭は、3月の中旬頃から何らかの準備が行われています。4月7日の三人の神子選び、
4月初旬から祭囃子の稽古と曳山の上部に飾られる「ダシ(飾り人形の事)」作り、
4月20日前後の神輿をかつぐ予行演習の「地渡し」、4月20日の「嶽まつり」、
その他各地区で5月の祭礼に向かって寄り合い等が何度か行われます。
ここでは2日〔宵祭(宵山)〕、3日〔本祭〕のポイントを簡単に紹介します。


宵祭に飾られた村井の神幣
5月2日〔宵祭(宵山)〕
午後から西之宮神社例祭が、日野祭の宵宮祭としておこなわれます。左写真の神幣は、氏子集団から神への捧げ物として、西大路、村井、大窪、松尾の4基と、町幣として越川町から1基が出されます。宵山は、夕方6時頃から10時頃にかけて、曳山山倉前もしくは各町内の辻々で提灯で彩られた曳山から祭囃子が流れる中行われ、特に大窪の「札の辻」では毎年4〜7基の曳山が集まり賑やかです。


宵山
 
宵山

   

    次のページへ進む