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Discography

Cara Dillon / Cara Dillon

released : 16/July/2001

Cara Dillon 01. Black is the colour
02. Donald of Glencoe
03. Craigie Hill
04. Green grows the laurel
05. Lark in the clear air
06. Lonesome scenes of Winter
07. Blue mountain river
08. I wish I was
09. Maid of Culmore
10. She's like a swallow
11. I am a youth that's inclined to ramble
Label : Rough Trade
Number : RTRADECD019
Recorded and produced
by Sam Lakeman
Notes ;
このデビューアルバムは、彼女の Equation の脱退から実に5年の歳月を経て
発表された作品だ。共に Equation を脱退し、彼女の音楽的パートナーである
Sam Lakeman との共同製作でもある。07、08 は二人のペンによるものだが、
他は全てメロディアスなアイリッシュ・トラッドを自らの手でアレンジしたもの。
バラード曲が中心で、彼女の美しい歌声を十分に堪能できる内容だ。バックの
演奏もシンプルな構成ながら堅実なプレイをしている。特に Sam Lakeman の
ピアノ伴奏はとても心地よく、フォークやトラッドにあまり興味のなかった人でも
親しみやすい仕上がりになっている。

ちなみに、毎年英国のBBCラジオが開催しているフォーク・アワードにおいて
本アルバムは4部門のノミネートを受け、見事2001年度の新人賞と最優秀
トラッド・ソング賞を獲得している。
アルバム発表までの経緯
当初は某大手レコード会社の企画により、ポップな感覚のアルバムの製作を
強要され、実際に著名なプロデューサーやソングライター陣との共同作業が
5年間にも渡って行われてきたという。しかしながら会社の期待とは裏腹に、
幼少の頃からトラッド一色であった彼女達にとってポップソングは相容れず、
レコーディングは難航。結局は Rough Trade Records というインディーズ系
レーベルと再契約し、自分達の手によるアルバム製作のチャンスを得る。
それでも低予算のため、レンタルした録音機材を Sam の実家に設置しての
レコーディングとなった。参加ミュージシャンも全て友人や家族に協力を依頼、
2001年の春、ついに完全セルフ・プロデュースのアルバムが完成した。
Musicians ;
Sam Lakeman
piano, harmonium, organ
Mary Dillon (ex-Deanta)
backing vocals
Justin Adams (Ghostland)
electric guitar
John Reynolds (Ghostland)
drums
Seth Lakeman (Equation)
violin, viola, mandolin, backing vocals
Sean Lakeman (Equation)
acoustic guitar
Roy Dodds (Fairground attraction)
drums and percussion
Luke Daniels (ex-Equation, De Dannan)
button accordion
Ben Nicholls
electric and uplight Bass
Dan Gobbard
acoustic guitar