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Discography

Return To Me / Equation

released : 24/03/2003

Return To Me 01 He Loves Me
02 Golden Bird (trad)
03 Strange Love
04 Cloths Of Heaven (trad)
05 Song Of The Well
06 Return To Me
07 Cross The River
08 Let Him Cry
09 Sad The Girl
10 Can't Cry Hard Enough
11 No Goodbyes
12 Wake Up
Label : Rough Trade
Number : RTRADECD083
Produced by David Bottrill
made in 1995-1996
Notes ;
Cara が1995年から96年まで在籍していた Equation のデビュー・アルバム。
当初ワーナーから発売予定だったものの、シングルヒットしそうな曲がないという
理由でお蔵入りとなっていた。製作にあたってワーナーからは多額の資金援助や
著名プロデューサーをあてがわれるなど相当の期待もあったが、バンド側には
もともとコマーシャルな曲を録音する気持ちはなかったという。
何度か発表の噂があったか、7年の歳月を経てやっと日の目を見ることとなった。

音のほうは、バンドのリーダーであり Lakeman 兄弟の長兄 Sean のギターと、
軽快なドラムを中心に組み立てられたサウンドの上に爽やかな女性ボーカル、
という現在の Equation の音に続く内容の曲がやはり多い。
ロックやポップのセンスも多分に取り入れているが、当時のプロデューサーの
意向なのか、シンセやパーカッション等でやや凝りすぎの感のあるアレンジを
施されたものも2曲ほどある。個人的には、アコースティック・ギターやピアノ、
バイオリンというシンプルな構成の演奏に、女性ボーカル2人のハーモニーが
印象的な 06、08、10、12 のバラード曲が気に入っている。
Cara がシンセをバックに一人で歌う神秘的な 04 も聴きどころ。

Equation は、1994年に Lakeman 3兄弟と Kathryn Roberts、Kate Rusby という
二人の素晴らしい女性ボーカリストとで結成され、スーパーグループと呼ばれた。
Kate Rusby が脱退したため、Cara に参加を要請。当時 Cara は Oige で活動を
しながらも多数のバンドから参加の依頼を受けており、大学進学への道を選ぶか
プロのシンガーとしての道を選ぶかを悩んだ末に Equation に加入したという。
その結果、ワーナーとのレコーディング契約を得たもののグループ内の音楽性に
おいて意見が分かれ始め、Cara と Sam Lakeman が脱退、2001年には Seth も
Cara らとの活動を選び脱退した。現在は Sean と Kathryn を中心にアメリカを
拠点に活動しており、3枚のアルバムを発表してどれも好評を得ている。
Musicians ;
Cara Dillon
vocals , low whistle
Sam Lakeman
piano, keyboards
Sean Lakeman
guitars
Seth Lakeman
violins, vocals
Kathryn Roberts
vocals
Darren Edwards
Bass