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Discography

Voice of Hope / Tommy Fleming

released : October/2005

Voice of Hope / Tommy Fleming
Disc: 1

01. From a Distance
02. Morning Has Broken
03. Bright Blue Rose
04. Steal Away
  - with Phil Coulter
05. Love Can Build a Bridge
  - Phil Coulter
06. Lady of Knock
07. You Raise Me Up
08. Ships Are Sailing
  - Eileen Ivers
09. Bygone Days
  - Eileen Ivers
10. Angel
11. Ave Maria
12. Bridge Over Troubled Water
Disc: 2

01. Rose - Cara Dillon
02. You've Got a Friend
  - with Cara Dillon
03. Amazing Grace
04. So Strong
05. Danny Boy
  - with Eileen Ivers
06. Sand and Water
07. Prayer
  - with Naoise Stuart-Kelly
08. Hard Times
09. So Strong (Reprise)
10. She Can't Be Really Gone *
11. Things We've Handed Down *
12. Song for Ireland *
13. True Companion *
* Bonus Tracks
recorded live at the Knock Basilica in County Mayo
on 12th December 2004.
Number : DPT-CD-27, TVT Music Ireland
Tommy Fleming - トミー・フレミング
トミーはアイルランド・スライゴー出身のテナー歌手。明瞭で艶のある声質、
卓越した歌唱と音楽への誠実な姿勢が聴く人の心を揺さぶる、そんな魅力を
持つ、現在では数少なくなったタイプのシンガーに思える。
このアルバムは2004年12月12日、メイヨー州ノックの大聖堂にて開催された
コンサートの模様を収録したライブ盤。ノックは聖母マリア降臨の聖地とされ、
会場の大聖堂もこのコンサートのため今回特別にステージ機材が入れられた。
この模様はクリスマス特番として英米でテレビ放送もされている。

ゲストも各方面から多彩な顔ぶれ参加しており、カーラもコンサートの中盤に
登場する。一曲目はベット・ミドラーの代表曲で、最近は日本でもよくカバー
されておりご存じの方も多いと思う。(映画 『ローズ』 サントラ等に収録)
ここ数年ステージではアカペラで歌う事がなかったので珍しい音源。
二曲目はトミーとのデュエットで、こちらもキャロル・キングの代表曲である
「君の友達」を披露している。

他のゲストでは、日本でも知名度の高いフィル・コウルタ−が参加している。
作曲家として、またピアニストとしても長いキャリアを持つ人物で、1993年の
US ツアーにトミーを抜擢、彼の才能を世に広く紹介した人でもある。
ちなみに、カーラも15才の時フィルのコンサートにゲストとして呼ばれている。
トミーはその後、数々の名歌手を輩出してきた伝説のバンド、デ・ダナンへの
参加でさらなる飛躍を遂げる。一方、やはりカーラも17才(学校の休み中)の
時に短い期間ではあるがデ・ダナンのツアーに参加しており、この二人には
共通した経歴があると言える。

なお、このコンサートの模様を収めた DVD も発売されているが、現在のところは
リージョン 1 (米国・カナダ向け)のソフトのみとなっており注意が必要。
この日コンサートの会場となったノック大聖堂そのものにも荘厳な雰囲気があり、
通常と違った空気を生む要因となっているのも確かだと思うが、それにもまして
トミーら出演者全員の提供する音楽自体がやはり印象に残る。
時々写される観衆の至福の表情にも、そういった部分がよく現れているだけに、
ぜひ日本でもテレビ放映してほしいところ。