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椎茸栽培の原木を切りだす
2009年2月15日
団本部の隣接地には椎茸の生える圃場があって、ひと雨降るごとにシイタケ菌の植えられた原木にはプロも驚くほどの椎茸が生え続けている。団行事などの共同炊飯時には、ここで採れたばかりの生椎茸が調理の材料に使われたりして、ひと味もふた味も美味しくなった椀物やスープ類にスカウトたちは歓声を挙げている。
この椎茸の原木は、毎年正月に行われる「サイト焼き」の時に、神社の入り口の両方の柱に、三色の団子を刺した「まゆ玉」の枝を奉納するためと、スカウトたちが「サイト焼き」の時に、団子を刺す三本槍の枝を取るために、近隣の雑木林に生えている約60年もののクヌギを一本、所有者の了解を得て伐採させて貰っている。
この日、権五郎党の人たちが集まり、雑木林に倒されていたクヌギの木をチェンソーで持ちやすい長さに切り、トラックで団本部の隣接地に運ばれた。原木の樹盛が衰える5月頃、このクヌギにシイタケ菌が打ち込まれ、約一年後に新しい椎茸が生えて来るまで、コモなどが被せられて、他の雑菌などが入らぬよう丁寧に管理される。
なお、毎年ボーイスカウトによって奉納されるこの「まゆ玉」は、小正月の風物詩として参拝者に喜ばれている。
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発団50周年記念樹の「河津桜」の枝の整備
2009年2月15日
お宮の鳥居左側の植え込みにの中に、平成14年10月に権五郎党の人たちによって植えられた「河津桜」が、今年もまたたくさんの柔らかなピンクの花を咲かせて、通る人たちの目を楽しませている。
椎茸原木搬入後に、この50周年記念樹の枝を整える作業が行われた。河津桜は枝を横に伸ばす性質がある。植えられた位置が道に面しているので、枝の先が張り出して通る人に触れるようになった。そこで幹のそばに小柱を建てて、これに、横に張り出した何本かの枝を斜めに吊り上げて整えた。数年後に同じことを繰り返して行えば、やがて樹型も整うだろうと、みな期待している。
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