 |
おなじみの風車も実はその昔海面下の土地から水をくみ出すという重要な役割を担っていました。オランダの国土のほとんどが海抜以下、ひたすら水との戦いだったといいます。
地球の温暖化が進めば大変です。環境問題を目の前につきつけられた思いです。夕暮れの中この川べりを散歩中のラブラドールに出会いました。その様子は一幅の絵のようでついそれまでの憂いを忘れて見送っていました。
|
 |
ブルージュは橋という意味だそうで、50以上もの橋が運河に架けられています。どこもかしこも写真スポットで、まるで中世で時の流れを止めてしまった様です。この日食べたムール貝の料理、そしてノイハウス、ゴディバに代表されるチョコレートはどんな街の小さなお店で食べてもおいしい。
|
 |
ディナンにあるアドルフサックス通り、あの楽器のサックスの発祥地ですって。知らなかった。大きな大きな♪サックス♪がでーんとありました。
|
 |
世界で一番小さな町といわれるデュルブイ、美しくかわいい街並みはもうすっかり有名です。雨が降っていて寒かった。ちょっと立ち寄ったこの店の豆のスープのおいしかったこと。この街を訪れる時は是非ご賞味になって下さい。
☆お店の名前…
LA BRASSERIE DU VIEUX PONT
って看板には書いてある…
|
 |
10年に1度の花の祭典、フロリアードへ幸運なことに行くことができました。世界中からお花や庭造りのプロが買い付けにやってくる見本市、この百合の花のブースではかぐわしい香りにむせかえるようでした。造花そっくりの本物!ゆりやチューリップの球根は、日本へ持ち帰る時必ず日本向けに検疫の済んだものを。例えばヨーロッパ向けに検疫されたものは日本に持ち込めません。
|
 |
陶器の街デルフトで、小さなデルフト焼きを買い求めました。思いの外高〜いっ。右が本物のデルフト焼き78ユーロ(日本円で約9000円)、左、超ーっ偽物3ユーロ(日本円で400円ほど)比べると全く別物なのがよーく分かります。そして本物には証明書がついていました。そうそう木靴はオランダで今でも使用されていました。厚めの靴下を着用してはくと、水や寒さに強くて結構重宝するらしい。でも実際はいてみるとやっぱり痛い…だって木だものねえ。オーダーメイドで作ってくれる工場もあるらしいのですが。 |
 |
ゴーダチーズは、ゴーダの街で作られたからゴーダチーズと呼ばれるのではありませんでした。ここでチーズの取引がされるからゴーダチーズというのでした。丸くて平ったいこのチーズの競り市は夏の風物詩なのだそうです。残念ながらここを訪れた翌日にこの競り市がたつことを聞きました。 |
|
|
 |
ハーグのスフェヘニンゲンの街から北海を臨む海辺で散歩中の沢山の犬たちに出会いました。海外に出るといつも思うのですが、犬たちはどうしてこんなにゆったりと緊張することなく人間と暮らしているのでしょう。ここでは飼い主が犬の税金として年間約1〜2万円を国に納めるのだそうですが、ごく普通のレストランの入り口に設けられたこんな犬の為の給餌場を見るにつけ犬に対する認知度の高さを感じます。 |
最後に泊まったホテルは、ドリントスキポールエアポートホテル、空港のすぐ近くのホテルです。今回の旅行では5つのホテルに宿泊しましたが、このホテルだけが、ロビーにパソコンが置いてありました。出発するまでのわずかな時間でしたがフロントで通信用のカードを購入し(15分間5ユーロ、日本円で約600円)ヤフーサイトで日本の気象情報やニュースを読みました。こうして瞬時に世界中と交信できるネットの世界と長い歴史を延々と培ってきた古い街並み、双方を同列にして比べることはできないけれど、何か不可思議な思いに駆られました。もしかして私はこのネットの入り口から迷い込み、中世の歴史をたどる8日間を過ごしたのかもしれないと。 〜和〜 |