5月〜6月編

  

5月1日(水)
・宣伝?

 今日からみーちゃんはスイミングスクールが週2回になる。
 学校から帰ってきたら、すぐにバスにのり練習へ向かうのである。
 しかし、夕方、予定時刻を過ぎても帰ってこない。
 初めてのことなので、だんだん心配になってくる。
 でも、大丈夫。今日からみーちゃんはココセコムを携帯しているのである。
 これが、結構いいやつで、地図上にわかりやすく表示されるのである。
 お勧めの逸品だ。保険だと思えば安いもんである。
 でも、結局、あんまり遅いので、ママに迎えに行くように指示するパパであった。


5月2日(木)
・家庭訪問(みー、ゆめ編)

 (今日はママが書いてます)
 今回は、それぞれ新学期を迎えてから、毎日ひたすら楽しい様子
 で登校しているので、親としては特に心配はないかな・・という感じ。
 みーちゃんは、国語の力が優れていて、その作文はすばらしい!!!
 とのお言葉をいただいた。
 ただ、苦手な算数の時には、時折上の空の事があるらしい・・・。
 のんびりマイペースだが、それもまた良いとのこと。
 ゆめちんは、明るく楽しく元気良く過ごしているとのこと。
 音読、工作等が得意分野であーる。
 時々ニコニコしながら、友達に激しい言葉を浴びせる事があるらしい・・・。
 いずれも先生に多大なご迷惑をおかけするような事は無いようなので
 ホッとした。
 しかしね、「算数の時上の空」「超?!のんびり」「ニコニコして激しい事を言う」
 なんでママの悪いところが似ちゃたんですかね・・・。
 


5月3日(金)
・憲法記念日

  楽しいGWと思いきや、子供たちにはちゃんと宿題がでているのである。
 特にみーちゃんのは苦しい様子。
 それもそのはず「憲法記念日について考える」というもの。
 小学4年生にはちょっと難しすぎる問題。
 パパ「休みの日になので、連休は楽しいなぁではダメなの?」
 みーちゃん「ダメだよ。パパちゃんと考えてよ!」
 パパ「自分の宿題だもの、自分で考えなよ」
 みーちゃん「かわいい娘の頼みでしょ」
 パパ「・・・」
 するとママ。おもむろに辞書を取りだしみーちゃんに渡す。
 そして自分はインターネットで検索しはじめた。
 みーちゃんとママのタッグで宿題に取り組む。
 すでにパパはかやの外である。
 結局、ママが8割がた作成し完成したのであった。
 後日、みーちゃんの宿題は、クラスみんなの前で読み上げられ
 大変誉められたそうであるが、それを聞いた、ママは鼻高々に私に自慢するのであった。
 私には不正行為のように思えるのだが・・・ 


5月4日(土)
・お兄ちゃん

  昨夜、てるぼんとおじいちゃんちに明日行くことを伝えたら
 「行かない」という。
 パパ「どうして?」
 てるぼん「Tちゃんがくると、おじいちゃんを取られるんだ」
 Tちゃんとは、1才半のいとこである。
 気持ちは分からないでもない。
 そして、今日、実家へ。
 最初は警戒していたてるぼんであったが、
 そのうち、Tちゃんと一緒に遊ぶようになる。
 やがて、お兄ちゃん振りを発揮していた。
 Tちゃんが帰った後には、「Tちゃんがいないと寂しいね」とてるぼん。
 ちょっとだけ大きくなったてるぼんであった


5月5日(日)
・年寄り

  飲みすぎが続き、今パパの体内時計は狂いまくり。
 今日も目覚めたのは、明け方の3時。
 何もすることがなく、
 とりあえず、かぶと飾りを片付けたり、ちょこまかと動き出す。
 6時になったのを見計らい、洗濯を開始。
 子供たちが起きてきたのは8時すぎ、それまでに洗濯も完了。
 「いやー片付いてせいせいした」と思っていたら
 ママが起きてくるなり
 「こんなに早く洗濯したら迷惑でしょ」
 続いて「年寄りは早く起きるんだから」
 せっかく片付いたのにねぇ〜
 でも、最近寝ていられないんですよ。やっぱ年かなぁ〜


5月6日(月)
・苗選びと性格

  家族全員で花の苗を買いに・・・
 ここでも性格がでる。
 みーちゃんは、慎重に選び、決めるのが遅い。
 で、結局、最初に見たものを選ぶ。
 ゆめちんは、走りまわり、どこを見たのか分からないのに
 パッパッと素早く選び、それは2つともちょっと変ったものであった。
 てるぼんは、一番手前にあったものを、簡単に2つつかんで終了。
 ママは、みんな選んでいた場所から一人離れて選び、
 結局、最後まで中々きめられずにいた。
 さて、みなさんはどんな風にお花を選ぶのでしょうか?
 選ぶ姿を見ていると、結構性格でてますよ。
 ちなみに私は、ぱっぱっと変ったものを選ぶのでした。


5月7日(火)
・逃げる

  もうすぐ、幼稚園の先生の家庭訪問がある。
 そこで、てるぼんをからかってやろうと・・・
 パパ「てるぼんは、幼稚園でちゃんと先生の言う事聞いてるの?」
 てるぼん「聞いてる」
 パパ「本当?」
 てるぼん「うん」
 パパ「じゃぁ、今度、先生がくるから聞いてみていいの?」
 てるぼんは急にふざけた行動を取りはじめる。
 これ以来、幼稚園の話をすると、てるぼんは逃げていくのである。
 よほど、幼稚園ではふざけたり悪さをしているに違いない。


5月8日(水)
・災い転じて

  1日からパパの勤務時間が40分ほど後ろにずれた。
 朝はゆったりしていていいのだが、その分しわ寄せが夜に・・・
 どうしても夕食を食べる時間が遅くなり、子供とゆったりすごすことが
 難しくなったのだ。
 そこで、家事カリキュラムを見直すことにした。
 朝ゆっくりになった分、朝のうちに夕食の下ごしらえをすることに。
 すると、夕食時間は若干遅れる程度に。
 逆に、下ごしらえが終わっているので、ママが夕食を作っても
 時間がかからなくなるという利点も生まれたし、
 パパが残業で遅い時は、今まで結構ハンバーガーなどで対処していたが
 それも今の所無い。
 問題はゆめちんのお迎えが間に合わないことだけだが、これは何とか対処できそう。
 とりあえず、勤務時間の変更の課題は乗り切った。
 でも、これからますます、状況は厳しく変わっていくんだろうなぁ。


5月9日(木)
・家庭訪問(てるぼん編)

 ママが今日は書いています。
 先生は、ママより10歳程若い方なので、あまりウルサイとか恐いとか思われない
 ように静かにお話しなければ・・・と心がけて先生をお迎えした。
 てるぼんは、照れ屋ながら新しいお友達とも徐々に仲良くなっているようだ。
 保育園からの盟友H君と時々盛り上がってしまう事はあるらしいが、まずまず
 教室を混乱させることはないとのこと。
 よかったー。ちなみにママは、廊下にたたされたり、友達に石を投げたりしたことが
 ある悪い園児だった・・・。
 今まで、二回ほど「ボク、ママに会いたくなっちゃったぁ」と泣きベソをかいたことが
 あったそうで、なーんか「男の子ってかわいいなぁ」と初めて思ってしまった。
 でも、かわいいからといって和泉家のようにはなりません!断じて・・・。


5月10日(金)
・ナイス

 夕食時。
 みーちゃん「今度、母の日に何かあげるね」
 ママ「いいよ。こづかいもったいないよ」
 みーちゃん「いいから、ママは何が好きなの?」
 ママ「ん〜、ぺこちゃんかなぁ」
 そこですかさず、ゆめちん「あとは、パパだよ!」
 ナイスである。


5月11日(土)
・恥

 毎週末恒例の宿題「作文」
 書くことに困っている子供達である。
 そこで、ゆめちんは「うちのパパ」というタイトルで書いた。
 しかし、何度めかのパパの登場のため書くことがない。
 そこで、書いた内容は・・・
 「パパのいびきはすごくうるさいです。お酒を飲んだあとは、いっぱいうるさいです・・・」
 ついに、我が家の恥の部分まで作文に書き始めた子供達。
 恥の部分はこの日記だけでいい。
 先生よ、作文を毎週だすのは辞めていただけませんか?
 このままでは何を書かれるのかと心配でたまりません。


5月12日(日)
・恋の逃避行

 夜になって事実を知り、おどろいている親2人。
 なぜおどろいたか・・・
 午後、子供達が近所の子と外で遊んでいた時のこと。
 てるぼんと近所の3歳の女の子が、2人でいなくなった。
 その子のお母さんが、ゆめちんに「2人がいないね?」と聞くと。
 ゆめちん「レンタルビデオ屋さんに行くっていなくなったよ」
 慌てるお母さん。「ちょっと探してきて!」と近くにいた子に頼む。
 捜索の結果、てるぼんと女の子は、2人で手をつなぎ、
 200mほど先まで歩いていたのだった。
 そのすぐ先は、交通量の非常に多い大通りである。
 危険きわまりない。
 危ない恋の逃避行であった。
 その後、てるぼんはひどく叱られたことはいうまでもない。


5月13日(月)
・久々にへんなの〜

 頭シラミについて、ママが学習しはじめた。
 どうやら、また、てるぼんがシラミに感染したため、
 幼稚園の保護者メンバーで意見交換をしているようである。
 詳細はママが「へんなの〜」に書くとして
 対応についての根回しはママがするので、幼稚園の役員会でパパが
 問題提起してこい! ということになりそうだ。
 お前、それはないだろ〜。


5月14日(火)
・子供と大人

 女の子の友達関係とはとっても難しいようである。
 (みーちゃんからの話によると・・・)
 形態としては「べったり型」と「グループ作り型」の2パターンがあるもよう。
 べったり型は、特定の子だけと仲良くし、その特定の子に誰か近づこうものなら
 近づいた者を排除する。
 グループ作り型は、半強制的に自分の周りにグループを作り、そのグループに
 参加しないものには、冷たく対応する。
 この2タイプだが、必ず中心になる子がいる。
 つまり、「誰とでも仲良くする」とか「今日はこの子と、明日はこの子と」といった
 行動をする子は、おのずと仲間外れになる確率が高くなる。
 かくいうみーちゃんはこのタイプ。おかげで最近ちょっと仲間外れ気味。
 でも、なんかこれって、今の大人の世界と同じ気がしませんか?
 親の背中を見て子は育つ。子は親の鏡。私の思いです。


5月15日(水)
・散髪屋

 いつものようにてるぼんの髪をはさみで「ボツッ!ボツッ!」と
 切った。いつになく段差のある髪型に仕上がる。
 「まぁ、4歳児だからいいだろう」
 いつものごとく自分に言いかけるパパ。
 その時
 「パパ!私のも切って〜」とゆめちんが近寄ってきた。
 パパ「だめ。変な髪になっちゃうよ」
 ゆめちん「いいの。だから切って」
 ゆめちんの髪を切るのは1歳を最後にやったことがない。
 その時切った時もママから「可哀相でしょ。そんな切り方じゃ」
 それはむごい髪型であった記憶がよみがえる。
 パパ「やっぱりやめよう」
 ゆめちん「お願い〜」
 そして、結局「耳の周りだけ」という条件で切ることに。
 緊張からドキドキが止まらない。
 手も震えていた。
 もう、2年生のそれも女の子の髪は切るまい。


5月16日(木)
・すんません

 パパ飲み会。
 それに仕事上でのショックもあり、
 ほとんど泥酔状態・・・・
 ということで、今日の日記はご勘弁。


5月17日(金)
・お気に入りの服

 一着のウルトラマンの服があった。
 シミだらけになっていたので、ママが捨てようとした。
 ママ「これ汚いから捨てていい?」
 ゆめちん「(悲しい目で)・・・」
 この服はゆめちんのもの。小さい時ウルトラマンが大好きで
 誕生日に買ってあげたら、大喜びで毎日来ていた服。
 女の子がウルトラマンの格好でいるということで、
 結構、病院や近所では評判だったものだ。
 今でもその服は、ゆめちんお気に入りだったのだ。
 ママ「漂白剤につけてみて、きれいになったらてるぼんに譲るね」
 ゆめちん「(ニコニコ顔で)うん!」


5月18日(土)
・絶叫マシン?

 今日はてるぼんの幼稚園の遠足。
 しかし、天気はあいにくの雨。
 いまいち盛り上がりにかけてしまった。
 でも、そんな中、パパとてるぼんの2人に恐怖が襲いかかる・・・
 高いレールの上を、丸い乗り物に乗って、公園内を一周する
 「モノレール」という乗り物に乗った時のこと。
 乗ったのはパパとてるぼんの2人きり。
 動き出し、写真を撮ったりしてしばらく進むと、モノレールが止まった。
 しばらくは「前のやつと近づきすぎたから、止めてるんだな」と思った。
 でも中々動かない。
 下を見ると観覧車の係のおばちゃんがじっとこっちを見ている。
 するとてるぼん「パパが写真撮るから止まったんだよ!」と怒る。
 「そんなことないよ。故障なんだよ」パパはちょっとあせりだす。
 そのうちパパの頭の中では
 「取り残され、救急隊に助けられるのだろうか?バスは待っててくれるのだろうか?
 明日の朝刊に2時間ぶりに救出!とか書かれるのだろうか」と次々に浮かぶ。
 その時、後ろから音楽が聞こえてきた。
 次のモノレールが迫ってきたのだ。
 「遠隔操作で止めるだろう」と思っていたが、全然止まらない。
 すでに後ろからくるモノレールに乗っている親子は、衝突を想定し身構えている。
 パパも「あぶないから頭下げて!」といいてるぼんを抱えるように身構える。
 「ガーン!」ピンコロ♪ピンコロ♪軽やかなメロディーとともに、止まったモノレール
 が動き出す。
 後ろから押される形で進みだしたのである。
 それでもまだ安心はできないと、ドキドキしながら早く戻ってほしいと思うパパ。
 そして、ようやく到着。
 係の男性「すみません。びっくりしたでしょう。」
 パパ「スリルとサスペンスを堪能させていただきました」と言ってその場を去る。
 しばらくして、上を見てみると、さっき故障したはずのモノレールが何事も無かったように
 動いている。
 つまり元々、止まったらぶつけて動かすやり方で、運用していたのかもしれない・・・
 ジェットコースターより恐い乗り物がここにはある。


5月19日(日)
・ドキドキ

 ゆめちんのピアノが決定。(ローランドのFP−3というやつ)
 今度の土曜日の届くというので
 設置場所を確保すべく、模様替えをすることに。
 金魚を動かすのは一苦労であった。
 1日がかりで場所を確保した。
 その夜のこと。
 ゆめちん「ママはピアノが届く時ドキドキした?」
 ママの実家にはピアノがあり、ママも3年間ほど習っていたのだ。
 ママ「忘れちゃったなぁ」
 ゆめちん「ゆめちんはドキドキしてるよ」
 パパ「そうなの?」
 ゆめちん「早く土曜日にならないかなぁ。」
 パパ「土曜日には運動会もあるしね」
 ゆめちん「運動会は別にいいの。ピアノが早くきて欲しいの。」
 こんなことで、「ピアノを買ってあげて良かった」と思ってしまう
 親なのであった。


5月20日(月)
・練習

 運動会があまり好きじゃない上の子2人。
 みーちゃん「運動会の練習が嫌なんだよ」
 ゆめちん「そうなんだ。並んだり、行進したり・・・」
 みーちゃん「どうして、何回も並んだり、行進したりするの。ちょっとでも列が乱れると怒られるし・・・」
 パパ「パパもどうして行進の練習したり、隊列の練習をするのかは分からないなぁ」
 みーちゃん「オリンピックでは、みんなバラバラで手を振って入場してくるよね」
 パパ「昔、聞いたことがあるけど、学校で全員が整列してラジオ体操したり朝の会を
     立ったまま整列してるのは西欧の人たちからは変に見えるって聞いたことがあるよ。」
 みーちゃん「どうして、あんな練習するのかなぁ」
 パパ「みーちゃんの学校には外国の先生がいたでしょ。どう思うか聞いてみたら」
 ママ「それよりも、自分で疑問に思うなら、まずは先生に聞いてみなよ」
 みーちゃん「うん」
 子供に言われて、あらためて考えてしまう。
 楽しいはずの運動会。ケガをしないようにとか、ルールを守るとかで競技の練習や
 準備の練習に重点を置くのなら分かるが、行進や整列にそれほど時間をさいて
 子供が嫌がる練習をする必要がどこまであるのでしょうか。
 現実的に、運動会の練習で体調を崩したり、精神的に不安定になる子が結構います。
 (近所では、この時期はしかたないという言われ方をしています)
 どうしてそれまでして、行進や整列の練習を繰り返しする必要があるのでしょうか。
 いくら考えても分からない疑問である。


5月21日(火)
・速攻

 早く起きなさい!ママが吠えている。
 「なんかいつもとちがうな」と思って起き上がるパパ。
 横を見ると寝たままパジャマのズボンをママに下げられるゆめちんの姿。
 ゆめちん「何するの!」
 ママ「ピンテープしないといけないでしょ!」
 ぎょうちゅう卵検査のシールをする日だったのである。
 嫌がるゆめちんにシールを貼ったあと、次はみーちゃんの番。
 その時ゆめちん「オシッコ!」とトイレへ向かう。
 「ちょっと待って!」と追いかけるママ。
 採尿検査もあったのだ。
 かくして、ママの有無も言わさぬ行動により、
 無事に検査は終わったのであった。
 やるときはやるママなのである。
 その姿を唖然として見ているだけのパパであった。


5月22日(水)
・女の中に男が一人

 今日は幼稚園のPTAの役員会。
 先日、じゃんけんで負け、クラス委員長になったパパは
 責任を取って参加してきた。
 行ってビックリ。30人位の役員が集まっていたが
 男性は私と園長先生の2人だけ。
 完全な場違い状態である。
 いろいろ言いたい事もあったのだが、
 なにぶん男性は私一人、ぐっとこらえてなるべく口出しをしないように
 していたのである。(これが結構つらかった)
 ただ、参加して思ったのは、共働き夫婦と専業主婦の方々とのちょっとした違い。
 共働き側は、手伝いたくても手伝えない時もあるので妙に低姿勢で、意見も
 あまり出さない。逆に専業主婦側は自分達が中心とばかりに意見を出し話を
 進めていくといった感じ・・・(表現悪いかなぁ)
 なんか心のどっかで双方相容れない感じがしたのは私だけでしょうか。
 もう少し、双方の歩み寄りが必要・・・。
 共働きの方々は、面倒な事には関わりたくない・・・という感じで、役員等は
 避けて通りがちだし、主婦の方々は、ここは私達の天下・・という感じで、
 時間が無い人や参加できない人に対して気持ちが至らない場合もある。
 いずれの立場でも、「自分の子供について大切な役割を担う」
 という共通の認識が必要だし、いろいろな人が参加する事を考えなくてはいけないなぁ。
 積極的に出ていかないとまずいかぁと思ってしまいました。
 そのためにも、お父さんの参加もおおいに必要かもしれません。


5月23日(木)
・頭丸めて・・・

 パパが髪の毛を切った。
 スポーツ刈りに近い感じ。
 本人としてはK−1の「ピーター・アーツ」をイメージしたはずだったのだが
 てるぼんは「さみしいとき〜パパが変な頭になったとき〜」というし
 ゆめちんはただ大笑いするのみ。
 会社でも「どうしたの?」とかいわれるし・・・
 みーちゃんはパパの髪型についてはコメントをしないし・・・
 (いつもはいろいろ言うのだが)
 ママだけが「なかなかかっこいいよ」と言ってくれた。
 やっぱり、ママの好みは変かも〜


5月24日(金)
・あせる

 パパが早めに帰ってくると、みーちゃんのスイミングバックが置いてある。
 今日はスイミングの日なのに・・・
 さては、忘れて合唱部の練習に行ったのかなと思い
 ママに電話をしてみる。
 ママ「携帯に近所の家から電話が入っていたんだよ」
 パパの携帯も見ると、同じ電話番号の着信履歴が入っていた。
 だんだんあせるパパ。
 「こんな時はココセコム」と位置情報で確認すると、
 このアパートにいることになっている。
 でも、ここに本人はいない。
 探すと、端末だけがスイミングバックに入ったままになっていた。
 (忘れていったのである)
 電話のあったご近所も今は留守である。
 「病気でもしたのか、ケガでもしたのか・・・」といろいろ心配しはじめる。
 するとママから電話が・・・
 「スイミングスクールに確認したら、今泳いでいるって。バック忘れたから
  借りて泳いでいるんだって」
 ホッとするパパ。
 真相は、鍵を忘れ家に入れず、あせったみーちゃんは、近所の電話を借りて
 携帯に電話をしたが、パパもママも留守電であった。そこにメッセージを入れれば
 済むのだが、よその家の電話からは出来ないと思い込み、メッセージは入れなかった。
 そして、「なんとかなるだろう」と水着も無しでランドセルを背負ったまま
 バスに乗りスイミングスクールに行ったのであった。
 貸してもらえるかどうかも分からないまま・・・
 結構あせってしまったパパであったが、みーちゃんの行動にはちょっぴり感心もした
 のであった。


5月25日(土)
・つまらない?

 今日は小学校の運動会。
 3位内入賞であれば、こづかい100円UPであったが、
 結果はUP無し。
 ゆめちんの具合が悪くなるアクシデントもあったが
 たいしたことなく無事運動会は終了。
 頑張り賞として、外食をするだけであった。
 元気の無かったゆめちんもピアノのが到着し、気分が良くなった模様。
 夜は静かにビデオを借りてきて「ハリーポッター」を鑑賞。
 疲れはしたが、楽しい1日でありました。
 でも、特段のアクシデントや話題も無く
 日記的にはつまらない1日だったかなぁ??


5月26日(日)
・ぱっぱ寿司

 子供達と粘土遊びをしていた時、
 ゆめちん「すし屋さんをやろう」ということで
 かっぱ寿司ならぬぱっぱ寿司をやらされるハメに。
 最初のうちは「マグロ」とか「はまち」「かっぱ巻き」だったのだが、
 「イクラ」「コーン」「あまえび」と段々難しくなっていく。
 それでも作るパパを見て、子供達はなおも難問を注文してくる。
 「コーヒー牛乳」「タコ」「茶碗蒸し」・・・
 そして最後には、
 「デザートとお味噌汁ね。お味噌汁は蟹のやつだよ」だと。
 それでもなんとか作り上げるパパ。
 1時間かけて作った寿司。
 みーちゃん「ぱっぱ寿司の中握り完成!」
 というやいなや、ゆめちん「はい!おしまい。お片づけ」といって
 グシャグシャとしてしまった。
 パパ「折角作ったのに・・・」
 ゆめちん「お花に水をやりにいくから、手を洗わないと。パパも手洗ってね」
 パパ「・・・」
 最後がむなしい粘土遊びであった。


5月27日(月)
・追加

 ピアノを配置するために、部屋の模様替えを行ったが
 その結果として、金魚の水槽の位置が変わった。
 今までは誰かがエサをあげると、大体分かったのだが
 今度の場所では、エサをやったかどうか分からないのである。
 そのため、毎朝、
 今までは、朝出かける時に「ガスは止めた?てるぼんのはし入れた?」と
 お互い確認していた事項の中に「金魚にエサやった?」が追加されることに。
 毎朝、我が家では「金魚にエサやった?」と大きな声で確認するのである。


5月28日(火)
・一番えらいもの

 ピアノがきてからというもの。
 どうもしっくりこない。
 なぜなら、茶の間にピアノが置いてあるからである。
 ママ「これでは焼肉なんか出来ないね」というし
 パパ「たばこここで吸ってもいいのかなぁ」と自問自答するし。
 てるぼんは、ちょっとでもピアノのカバーがずれていると
 「パパ!直して〜」と叫ぶし・・・
 持ち主のゆめちんも、ちょっとでもピアノの椅子にものを置いておくと
 「今度はここに置かないでね!」と厳しく注意される。
 今、我が家で一番えらいのはピアノなのである。


5月29日(水)
・大問題

 そろそろ夏休みの計画を建てようかなぁ〜と思いみんなに相談。
 みーちゃん「絶対海!刺し身が食べられる旅館!」
 ゆめちん「去年と同じところ(去年は海辺の小さな旅館であった)」
 てるぼん「動物園(遠足の影響であろう)」
 ママ「今度は山がいい」
 悩むパパ・・・
 インターネットでいろいろ調べたが、予算・場所などでどこもピンとくるところがない。
 帯に短したすきに長し状態。
 パパとしては、一個所でのんびりすごせればそれでいいのだが・・・
 子供が大きくなるにつれ、大きくなる子供の意見。
 まだ、海外!とだけいわれないだけましではあるが。
 今現在、我が家の最大の問題である。


5月30日(木)
・真偽

 友人関係で悩んでいたみーちゃんであったが、
 ようやく仲直りした模様。
 それにしても女の子の友達関係というのは難しいものである。
 ただ、今回の問題で、パパやママとみーちゃんが話をしていた時に
 気づいたことがある。
 みーちゃんいわく「いじわるする子ほど、先生の前に行くと良い子ぶるんだよ」
 自分が小学生の頃は、いじわるする子は、先生の前でもいじわるで、
 よ〜く注意されていたものである。
 でも、今は先生や親の前ではとってもよい子なのに、友達だけの中では違うのだ。
 新聞や雑誌で良く聞いてはいたが、現場である学校にいるみーちゃんから
 同じ事を聞くと、結構考えさせられる。
 また、みーちゃんいわく「学校でふざけたり、さわいだりする子の方が親切なんだよ」
 やはり、親や先生の目だけで「いい子」「悪い子」の判断はつけない方がいいのだろう。
 まぁ、私としては、子供はそもそも悪い子はいないと信じているのであるが・・・ 


5月31日(金)
・眠れない

 ママが風邪でダウン。会社を休んだ。
 夕方、パパ「今日、急な飲み会になったから・・」と電話するとえらく機嫌が悪いママ。
 「まづかったかなぁ?」と思いつつ、てるぼんのお迎えだけして、パパは飲み会へ・・・
 帰ってきてから事情を聞くと
 ママ「寝ようと思うと、電話ばっかりくるし。午後からゆっくり寝ようと思ったら
    ゆめちんがお友達連れてくるし(前回、1度断っていたので断れなかった模様)・・・」
 どうやら、折角休んでも寝ていられず、そんな時にパパが電話したもんだから、
 最悪の雰囲気になってしまったようである。
 パパ「それは災難だったね〜」といって、すぐに寝てしまった。
 しかし、それが次の朝になって、火種を大きくしてしまったのである。
 朝起きると、ママがいない。
 ママは茶の間で一人で寝ていたのである。
 パパ「どうしてこっちで寝てるの?」と聞くと
 ママ「あんたのいびきがうるさくて寝れなかったの!」と激怒状態。
 どうしても眠れないママなのであった。 


6月1日(土)
・ちょっとうれしい

 ママの風邪も少し回復。
 そして、ママはおばさんの葬式に参列するため出かけるのであった。
 そして、パパはいつものとおり、子供達の面倒を見る事に・・・
 ここまでは、いつものことであった。
 そのうち、みーちゃんは一人でスイミングスクールへ。
 ゆめちんも近所の子と外で遊んでいる。
 パパとてるぼんが二人っきりになり、パパが横になってテレビを見ていると
 そっと近づいてきたてるぼんが、パパの腕をマクラがわりにして、
 横になり、一緒にテレビを見ていたと思ったら、そのまま眠ってしまった。
 小さな時は、よくくっついて眠ったもんだが、
 最近は無かったことである。
 なんか、こんな小さな事でもうれしくなってしまうパパなのである。


6月2日(日)
・もう少しだけ

 私の父が再入院したため、お見舞いへいく。
 病状は落ち着き、来週には退院できる見込みなので
 まずはよかった。
 話は変わって、このホームページも開設から、丸3年を経過しました。
 1999年3月に育児休職をスタートし、ホームページ開設がその年の4月(でも実際、公開したのは5月から)
 200年3月に職場復帰し、今に至っています。
 カウンターの方ももうすぐ20000になろうとしていて、
 こんなつまらないページでも、見てくれる人はいるんだなぁと、びっくりしています。
 この間、メールではげましてくれた方もいますし、
 学生の方との意見交換があったりして、結構、楽しませていただいています。
 でも、最近、子供の年齢も上がってきたせいか、
 「育児」といったジャンルから少し外れてきたような気がしていますし、
 実際、仕事の関係もあったりして、更新が遅れたりしてきています。
 ちょっと内容をかえないとまずいかなぁ〜と考えているところです。
 (夫婦喧嘩の様子もまとめていたのですが、どうにもまとまらないしねぇ〜)
 ただ、出来るだけ、くだらない日記が続く中で、時々でも、
 子供達を取り巻く状況の真実を伝えられたらと思っています。
 (本当は20000を契機にやめることも考えたのですが・・・)
 更新が遅れることはままあるとは思いますが、これからもよろしくお願いします。


6月3日(月)
・四角関係

 パパ東京日帰り出張のため、早くも疲れてます。
 てるぼんが、幼稚園から帰る時、Jちゃんという女の子に
 門のところまで、お見送りしてもらったという。
 そこで、お風呂に入った時のこと。
 パパ「てるぼんは、Jちゃんが好きなの?」
 てるぼん「ちがうよ!」
 パパ「じゃぁ、誰が好きなの?」
 てるぼん「いない!」
 パパ「じゃぁ、Jちゃんと結婚するの?」
 てるぼん「Tちゃんと結婚するの」
 パパ「Tちゃんはいいよっていったの」
 てるぼん「いいっていったよ」
 パパ「Tちゃんとチューはしたの?」
 てるぼん「まだしてない。ちゅーすると先生に怒られるんだよ」
 パパ「そうか〜」
 でもたしかTちゃんのママは「Tは○○君が好きっていってた」と
 いっていたのだが・・・
 幼稚園から四角関係状態のてるぼんであった。


6月4日(火)
・気遣い

 今日、パパは帰りが遅かった。
 ママが夕食の用意したのだが、パパより時間がかかってしまい
 ママ「先に食べてて!ママはこっちの仕事終わらせてから食べるから!」
 というと
 みーちゃん「じゃぁ、食べるの待ってるね。ママ可哀相だから」
 しかし、ここで
 ゆめちん「だめだよ!ママは待ってると思って、急いで仕事しなくちゃいけなくなるから
       先に食べた方がいいよ」だって。
 考え方は違えども、二人の気遣いに感謝するママであった。


6月5日(水)
・いつ頃

 ゆめちんが、まちに待ったピアノ教室へ行ってきた。
 まだ始めてということもあるが、とっても楽しかった模様。
 早速、家に戻ると練習するのであった。
 今日はみーちゃんもスイミングスクールの日。
 コーチから選手コース参加を薦められ、悩んでいる様子。
 でも、二人ともやりたい事があって、とってもうらやましいと思うパパとママ。
 いつ頃からなんでしょう。楽しくって一生懸命にやりたいことが
 無くなってしまったのは・・・


6月6日(木)
・・・・

 本日、酒宴のため日記は中止させていただきます。
 ただ、朝ママから「最近、多いんじゃない?」と
 嫌みをいわれたことだけ書いておこう。


6月7日(金)
・近視?

 てるぼんが、朝、急に腹痛を訴え、急遽幼稚園を休むことに。
 (後に、これは仮病であることが判明した)
 夜、ゆめちんとてるぼんが、並んでお絵描きをしていた時のこと。
 急にゆめちんが目を押さえて泣きだした。
 てるぼんが誤って、エンピツでゆめちんの目を刺してしまったのである。
 しばらくしても、ゆめちんは目を押さえたまま泣きっぱなし。
 そこで、救急病院へママが連れていった。
 結果、外傷は無く、目薬で対処することになった。
 が、その検査の結果、視力の低下が判明。乱視も入っているとのこと。
 当面は、学校の席を前の方にしてもらうだけで様子を見てみましょうということに
 なったが、夏に再度検査した結果によっては、眼鏡使用となるらしい。
 最近はたいしてゲームもやってないのになぜ??
 単なる近視であってほしいと思うパパである。


6月8日(土)
・マリック

 パパは結婚式に出席。
 レストランでのパーティ形式というのは初めての体験であり、
 結構緊張したのであった。
 その頃、ゆめちんは、こづかい全額をつぎ込んだ「Mrマリックショー」へ行っていた。
 とっても楽しかったらしく、いつまでたっても「マリックネタ」の話ばっかりしているゆめちん。
 それを見ていたママ
 「いいなぁ、ママが小さい時は絶対、コンサートなんか行かせてもらえなかったんだから」
 とうらやましがっているのであった。
 もしかして、これは、何かコンサートがきたら連れてけってことを言っているのかなぁ??


6月9日(日)
・大人って

 久々に事件発生である。
 てるぼんが、トイレから慌てて戻ってきた。
 どうやら、ゆめちんから急かされて、急いだ様子。
 直後、ゆめちんが叫ぶ「うんこ落ちてる!」
 洗面所から台所にかけ、うんちが落ちている。
 てるぼんのおしりを見ると、まだうんちが付いていた。
 パパ「そのままお風呂に行きなさい!」
 すぐさまお風呂に向かうてるぼん。
 その後、汚れた床を掃除するママ。
 ママ「どうして、いつもこうなの!」とぼやき始めたかと思うと
 そのうち泣き出した・・・
 神妙な顔になるてるぼん。こうなるとパパもどうしようもない。
 どうやら、ママは、昨日、パーマ屋でも不満があったようだし、
 仕事でも悩みがあったりして、ストレス溜まっていたようだった。
 それが、てるぼんのうんち攻撃がとどめとなり、泣き出したようなのである。
 その後、落ちついたママが、みーちゃんや子供達に謝った時、
 みーちゃんに「大人って大変だって思ったよ。大人もいろいろあるんだなぁって思ったよ」
 と言われたそうである。


6月10日(月)
・パパ有利

 夕食時のこと。
 みーちゃん「パパみたいになりたいなぁ」
 ママ「どうして?」
 みーちゃん「料理は好きなもの作ってくれるし。作るのも早いし」
 ママ「そうだね。ママは遅いしね、体にいいものを作ろうと思って作ってるから・・・」
 みーちゃん「パパの遺伝子が組み込まれてたらいいなぁ」
 ママ「・・・」
 今のところ、我が家ではパパ有利である。


6月11日(火)
・危機意識

 最近、新聞を見ていると、私の住む県内で、
 婦女暴行や通り魔といった事件が頻発している。
 先日、この地域でもナイフで襲われた中学生がいた。
 たまにであれば、あまり気にとめないのだが、
 異常に多すぎる。
 それに、襲われた側の年齢をみると、小学生から高校生と
 年齢の低い女の子が圧倒的に多い。
 なぜ、今、このような事件が多くなってきたのだろう。
 それも、まだ幼い子をねらうというのは、異常である。
 最近、みーちゃんは合唱の練習で帰りが遅い。
 スイミングの時は、必ず迎えに行っているが、下校時は
 共働き夫婦にはどうしようもない。
 いくら「ココセコム」を持たせ、防犯ベルを持たせていたとしても、
 通り魔的犯行には中々対処できない。
 「帰りは一人で帰ってこないで、誰か友達と一緒に帰ってきなよ!」
 といい聞かせるのがせきのやま。
 これだって、以前に書いたが、女の子特有の友人関係の問題で、
 一人ぼっちで帰らざるをえないこともある。
 アメリカのように、学校の送迎を親がやる時代に日本も近づいているのであろうか。
 


6月12日(水)
・欲しさに

 てるぼんが急に「スイミングに通う」と言い出した。
 パパ「本当に通うの?」
 てるぼん「うん!」(中々力強い返事)
 パパ「一度始めたら、泣いても行かなくちゃいけないんだよ」
 てるぼん「うん!」
 パパ「あっぷっぷジャンプできるの」
 (高いところから自分でプール内に飛び込むやつで、お姉ちゃんたちもここで挫折しそうになった)
 てるぼん「出来るよ」
 パパ「分かった。じゃぁプールに行っていいよ」
 てるぼん「ゴーグル買ってね」
 パパ「うん。水着と一緒に買ってあげるよ」
 やっと、スイミングに行く気になったかと喜んでママに報告すると
 ママ「ただゴーグルが欲しいだけなんだよ」
 要は、幼稚園でプール遊びをする時、スイミングに通っている子は
 みんなゴーグルを持ってくるらしく、ただ、それがうらやましかっただけが理由であった。
 でもてるぼん、一度言葉に出したことは守らないといけないよ。
 よって、7月からスイミングに通うはめになるてるぼんなのであった。


6月13日(木)
・去年との違い

 我が家では、夏休み前と、夏休み前半は、行事ラッシュである。
 特に学校・地域の子供会・学童保育の3部門が多い。
 すでに我が家のカレンダーは、土・日関係無く、行事で埋まってきている。
 しかし、昨年までとはちょっと違うところもある。
 それは・・・
 学校が週休2日制になった点。
 我が家の子供達が通う学校の主な学校行事は、大体土曜日に設定されている。
 この点は今年も変わらないのだが、変わったのは次の月曜日。
 そう土曜日に子供達は学校へ行くと、次の月曜日が振り替え休日になってしまうのである。
 ちなみに私達夫婦は、土・日が週休日。
 今までであれば、子供を一人で家に置いた事はほとんどなかった。
 それが、今年からは、結構多くなるのである。
 まぁ、それでも我が家はアパート住まいなので、近所の子供達と遊んでればいいやで
 済むところもあるが、一軒家に住んでいれば心配ではある。
 こんな時に、ちょっと預かってもらえるところ、具体的に書くと、学童保育のオプション的に
 見ていていただけるところがあれば助かるなぁ〜と思っています。


6月14日(金)
・自己嫌悪

 今日は日本サッカーの歴史的勝利ということで、
 お祝いがてら外食するのであった。(単に面倒くさかっただけとの話もある)
 さて、以前にも書いたが、我が家のてるぼんを見ていると、
 どうしても幼く見え、心配してしまうところが多々ある。
 足には毎日新しいアザが出来、聞けば「転んだと必ずいう。
 「よく転ぶ」と聞いただけで「もしかして・・・」と不安が頭をよぎる。
 先日、一つ年下の女の子が遊びにきたが、
 この子と比較しても、てるぼんの方が幼く見えてしまう。
 そう思わないようにと思っていても、感じてしまう。
 そして、最後には必ず「歩くのが遅かったからかなぁ」と思うのである。
 ママに言っても「そんな事気にすることない」と一喝されてしまうが、
 1年間を共にすごしたパパにとっては、自己嫌悪すら感じてしまうのであった。


6月15日(土)
・悪気は無い

 午前中から、近所の子が遊びにきたりして、
 ゆめちんは大騒ぎ。
 午後になってもその勢いはおさまらない。
 午後、みーちゃんはスイミングスクールへ行き。
 ママとてるぼんは買い物へ行った。
 ゆめちんも外で友達と遊んでいたので、
 「これは昼寝のチャンス」とばかりに横になったパパ。
 でも、寝そうになると、ゆめちんが「ただいま!」と戻ってきて、
 すぐさま「行ってきま〜す!」とすぐ出て行く。
 これが何回も繰り替えされる。
 何回目かで、さすがに戻ったゆめちんを注意してやろうと思い
 うがいをしているであろうゆめちんの元へ向かうが、洗面所にゆめちんがいない。
 「シャー!」とシャワーの音がする。
 お風呂を覗くと、ゆめちんがシャワーを浴びているではないか。
 パパ「どうしたの?」
 ゆめちん「砂だらけになったから、シャワーあびてるの」
 そこで、気づいた、さっきからどうも足の裏がザラザラしていると思っていたのは
 ゆめちんが砂を巻き散らかしていたからであった。
 しかたなく、ねぼけたままパパは、掃除機で砂を掃除し、
 床を雑きんがけするハメに。
 大体終わった頃に「さっぱりしたー!」とゆめちんがお風呂から出てきた。
 悪い気など全然ない。ここまでカラッとしていると、こちらも怒る気になれない。
 パパ「よかったね」とだけ言い、ねぼけ顔のまま床をまた拭くパパであった。
 その後、トイレに用を足しにパパが入ると、ここも床が砂だらけであった・・・


6月16日(日)
・しかたない

 今日は父の日。
 ということで、子供達がパパの好きな料理を作ってくれることに。
 もちろん講師はママである。
 そのうち、みーちゃんが「パパ。たまねぎはどういうふうに切ればいいの」と聞いてくる。
 教えてあげて、しばしたつと・・・
 みーちゃん「じゃがいもはどういうふうに切ればいいの?」とまた聞いてくる。
 するとママ「ママが教えてるんだから、いちいちパパに確認しなくてもいいでしょ!」
 と怒り出した。
 どうやら自分が信用されていない事がママにとって屈辱的だったようである。
 でも、しかたないのだよママ。
 タマネギを切る時に、見本を見せようとして、さっき指を切ったのはママなのだから・・・


6月17日(月)
・しかたない

 ゆめちんが学校で発熱。
 ママが会社を早退して迎えにいった。
 さいわいたいしたことはなく、土・日の大騒ぎによる疲れがでた模様。
 熱が出たといっても微熱なので、心配はない。
 でも、一応、明日は学校を休ませないとまずいかもしれない。
 すると、有給休暇が少ないママよりも
 パパが会社を休んで、ゆめちんの面倒を見ることになるのだろうか?
 仕事もあるので大変だが、やっぱりパパが休むしかないのであろう。
 (明日はサッカーの日本VSトルコ戦である)
 子供が病気じゃしかたないなぁ〜


6月18日(火)
・ちゃちゃちゃ

 結局、ゆめちんの熱が下がらず、パパが休んで病院へ連れていく。
 久々に日中帯での病院登場であったが、
 以外とお父さんが連れてきているケースが多く、結構ビックリ。
 ここの病院は、診療時間が、午前中で一回閉めて、夕方からまた始まる。
 つまり、共稼ぎの利用者が多いと考えられる。
 そんな事もお父さんが多い理由かもしれない。
 幸いゆめちんは大した事もなく、一安心であった。
 折角、自宅で応援したが負けたのでこのへんで・・・


6月19日(水)
・サンタと鬼

 みーちゃんとパパがTVを見ていた時のこと。
 CMにサンタクロースが登場するなり
 みーちゃん「これって、ニセモノでしょ?」
 パパ「そうだろうね」
 みーちゃん「そうだよね。本物のサンタさんCMに出ないもんね」
 まだ、サンタを信じている4年生である。
 すると、今度は鬼のミイラがTVに登場。
 みーちゃん「鬼はどこにいるのかなぁ」
 パパ「さぁねぇ」
 みーちゃん「夜中の来るんだよね」
 目が真剣である。
 パパ「うん。そうだよ」(少々顔引きつる)
 鬼を信じる4年生である。
 まさか、まだ信じているとは思いませんでした。
 これからどうしたもんでしょうか。
 夢を壊さず・・・とは難しい問題である。


6月20日(木)
・パパかママか

 「もし、パパとママが離婚したら・・・」
 と夫婦で話していた時のこと。
 ママ「うちの子供達はみんなパパの方に行くね」
 パパ「離婚すると大体は母親の方にいっちゃうんだよ」
 ママ「でも、うちの子達は絶対、パパの方だよ」
 パパ「いいや。パパは一人で生きていけるけど、
    ママは一人じゃ何にも出来ないから可哀相とかいって
    ママの方にみんな行くよ」
 ママ「何それ」
 パパ「みーちゃんなんか、ママはごはん作れないから助けないと
     とかいうよ絶対」
 ママ「・・・」(反論なし)
 これがきっと正解なのであろう。 


6月21日(金)
・W杯

 ワールドカップというのはすごいパワーがある。
 今日、てるぼんが一人で風船を蹴りながらぶつぶつ言っていた。
 よーく聞いていると
 「日本、ここでシュート!おっと取られました。サントスがパスを出す・・・・」
 と一人で実況中継をしながら、風船を蹴っているではないか。
 普段はさして話もしないてるぼんが、
 急にスラスラと実況をしながら、それに併せて風船を蹴っている。
 4歳児も夢中にさせる。
 ワールドカップってすごいなぁ。
 でも、中日も最近すごいんですよ。


6月22日(土)
・本当に・・・

 今日はハードな1日であった。
 朝からPTA奉仕活動ということで、パパは学校のドブさらいへ。
 ドブさらいが終わると、授業参観である。
 まだ、ちょっとドブくさい体で、2年生と4年生の教室を行ったりきたり
 するパパであった。
 その頃ママはというと、幼稚園のミニ運動会へ。
 ママは役員なので、準備から後片付けとこなしてきたもよう。
 本当にハードであった。
 さて、ここでちょっとした疑問。
 PTAの奉仕活動。最近、奉仕活動とかボランティアといった活動が
 多くなってきた。
 でも、以前も書いたことがあるが、その活動の中には間違ったものもあると思う。
 それは、単なる経費節減をボランティアといつわるケースの事。
 本当のボランティア活動がまだまだ少ない中で、
 これはまずい事ではと思っています。
 まぁ、今回の奉仕活動は、半々といった感じがしたのは間違いかなぁ??


6月23日(日)
・日記

 「宿題の日記が書けない!」とさわぐみーちゃん。
 パパ「じゃぁ、「日記」についてっていう題名で書いたら」
 みーちゃん「そんなの書けないよ」
 パパ「いいじゃん。みーちゃんの素直な気持ちを書いて、先生にだしなよ」
 みーちゃん「うん」(渋々承諾)
 しばらくして、みーちゃんの作文完成。
 もちろんタイトルは日記についてである。
 「先生あのね・・・」で始まり、切々と日記の宿題の辛さを書き綴ってあった。
 さて、先生はどんな返事をくれるのでしょうか。
 ゆめちんも日記を書いていた。
 こっちもタイトルは「日記について」である。
 その中身は・・・
 「お姉ちゃんは日記が嫌だ!と騒いでいるけど、私は宿題が大好きです・・・」
 と書いてあった。
 賢くもずるいゆめちんである。


6月24日(月)
・親

 先日の土曜日が授業参観だったので、
 上の子二人は学校が振替え休日。
 家に置いておこうとも思ったが、実家で面倒を見てくれるというので
 頼むことに。ありがたいことである。
 新聞で読んだが、女性の就業率が田舎の方が高いと書いてあった。
 そうであろう、我が家でもママの実家の助けが無ければ
 ママかパパのどっちかは会社を辞めていたかもしれない。
 近くに親がいない人が多い都会では、
 かなり厳しいのでしょう。
 本当に親には感謝しております。
 でも、面倒を見てくれた時に必ず買い物に連れていって
 子供に必ず何か買ってやるのは、ちょっと・・・。


6月25日(火)
・「かさ」の学習

 おふろでの事。
 てるぼん「ママは、これからもっと大きくなってパパ位になるんだよ」
 パパ「えー ママはもう大人なんだから大きくならないよ」
 てるぼん「絶対なるもん。あのね〜一緒におふろに入ると、パパの時はあふれるけど
       ママの時はこの位なんだよ(湯の量を指で示す)。だからママの方が小さいんだよ。」
 めちゃくちゃな話ですが、てるぼんが自然に「かさ」の学習をしていたのには驚きました!


6月26日(水)
・うれしかなし

 ボーナスが支給された。
 残念ながら昨年と比べ手取りで20万の減であった。
 それで落ち込んでいたところに
 幼稚園から「市の補助申請」が届いた。
 しかし、例年であれば共稼ぎの我が家は収入額で対象にならない。
 でも、念のためと夫婦の収入を計算してみると、
 なんとギリギリで補助対象になっているではないか。
 「捨てる神あれば拾う神あり」と喜んだのもつかの間。
 よ〜く考えてみれば、単に年収が減ったために該当しただけなのだ。
 うれしいのか、かなしいのか。共稼ぎでも補助が受けられる我が家であった。


6月27日(木)
・寝言

 最近、我が家では寝言が多い。
 パパがいつも最後に寝るのだが、
 決まってそのタイミングで子供達が寝言をいう。
 まぁこの程度であれば別に気にもしない。
 しかし、今朝、夜中の2時過ぎ
 ひときわ大きな寝言が・・・
 「うるせーなぁ」と目が覚めたパパ。
 その時またおおきな声で「・・・課長、そんなこと言われても・・・」
 寝言の主はママであった。
 なんか半べそのような声で寝言で訴えている。
 だんだん心配になるパパ。それと同時に目がさえてきてしまった。
 結局パパはそのまま眠れず朝を迎えた。
 ママが起きてきたので
 パパ「何か会社であったのかい?寝言で謝っていたよ」
 ママ「別に夢なんかみてないよ。ぐっすり眠ったもの」
 夜中の寝言はなんだったのであろう。
 寝不足だけが残るパパであった。


6月28日(金)
・日記

 先日、みーちゃんが書いた宿題の日記「日記は書きたくない」に対し
 先生から返事が返ってきた。
 どういうものかというと
 「きちんとした物でなくても、その日にあったことをちょっとでもいいから書けば
  いいんだよ」といったもの。
 みーちゃんに確認すると、先生の回答ではまだ納得していないという。
 私もこうやって日記を書いているが、何もおもしろい事が無かった時は
 結構、悩むし、実際書いた日記を読んでみてもちっともおもしろくない。
 何かあった時は、スラスラと書けて、結構、自己満足できるものが書ける。
 だから、みーちゃんの気持ちはよ〜く分かる。
 元々みーちゃんは作文が好きな子なので、きちんとしたものが書けないと
 逆につまらなくなり、書くことが嫌になっていくのである。
 先生VSみーちゃん。日記をめぐる争いはどうなるのでしょうか。
 もう少し様子を見てみよう。


6月29日(土)
・はずかしい

 今日は、先輩に頼まれ、頼まれると断れないパパは、
 県内の女性団体が合同で企画した、「男女共生のつどい」なるものに
 パネラーとして出席してきたのであった。
 話す中身は「ジェンダーフリー」問題で、実践している中身を話すというもの。
 私以外は、県の担当者、高校の先生、女性の市議会議員であった。
 パネルディスカッションの方がそれなりに上手くいったとは思う。
 ただ、問題はあった。
 会場につくなり、壇上には大学教授が講演していて、
 その横のプログラムには知事挨拶ともあった。
 そんな場なのだから、来賓はみんな正装で、男はスーツであった。
 「まずい」と思ってももう遅い。
 そんな所に私は、ジーパンにポロシャツ。ズックはサンダルに近いもの。
 とてもとても、パネラーといった感じでは無かった。
 おかげで、会場係の方からも忘れられ、打ち合わせに遅れるのであった。
 あげくに、そのまま舞台の上へ・・・本当恥ずかしかったです。
 でも最後にまじめに一言。
 参加して気づいたのは、参加者のほとんどが年配者で、どうみても育児中というのは
 総勢400人はいた中で数えるほど。
 今育児で困っている人やこれからの人の意見や現状がどれだけ、こういった公の場で
 扱われるかが心配になりました。
 先輩方と今苦しんでいる人たちが、一緒になって考えられる場がないと
 やっぱり、良い方向へはいかないと感じた私です。


6月30日(日)
・デフォルメ

 最近、平日はクラブ活動で忙しく、家の手伝いをあんまり出来ないみーちゃん。
 ママに言われて、ゆめちんやてるぼんのリーダーとして、
 掃除と布団敷きを始めた。
 このリーダー、中々厳しい。
 すぐにふざけはじめるゆめちんを叱ったかと思うと、てるぼんを叱る。
 そして、独り言をぶつぶつ言いながら、せっせと掃除機をかけていた。
 何回となく、みーちゃんはゆめちんとてるぼんに大きな声をかける。
 さすがにてるぼんがパパのところに寄ってきて。
 てるぼん「おねーちゃん、すぐ怒るんだよ」
 パパ「それは、てるぼんがおねーちゃんの言う事聞かないからでしょ」
 てるぼん「やってるのに、大きな声出すんだよ」
 パパ「やってないから、怒られるんだよ」
 てるぼん「おねーちゃんは怒りすぎなの!」
 と言ってふてくされてしまった。
 隣の部屋では、またゆめちんを怒鳴るみーちゃんの声がする。
 ちょっと注意しようと思ったが、
 なんか、自分の姿をデフォルメしたように見えてあまり注意できないパパ。
 子は親の鏡。みーちゃんは特に悪いところを強調してくれる鏡なのである。

   

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