しゅうちゃんの育児日記

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7月 1日(木)
・ご勘弁
 先日の事が尾を引き、てるぼんのことが心配でいろいろ今日はやってみた。
 手を持って歩く練習に始まり、私がいつもよりもいっぱい話かけたり、
 本を読んでやったりしてみた。
 とりあえずは、てるぼんと一緒に遊んだりする時間を出来るだけたくさんとって
 相手をすることにした。
 そのことで、家事が少し位おろそかになってもしかたないと思うくらい
 先日の医者の言葉が頭から離れないのである。
 どんな事をしてあげればよいのか分からないのが、この気持ちに拍車をかけている。
 さすがのママも心配になっている。
 何か効果的な方法はないものだろうか。
 インターネットで相談したほうがよいのでは?とか
 役所の育児相談に相談したほうがよいのでは?などと
 いろいろ悩んでしまっている。
 そしてしまいには、私が育児休職をとったのが悪いのではとか
 やっぱり保育園に出しておけばよかったのでは
 と思ってしまっている。
 本当に心配しているので今日の日記はこの辺でご勘弁を・・・


7月2日(金)
・散財
 我が家の財政再建に向け、鋭意努力をしている私だが、
 今日あらためて考えてみるとすごいことにきずいた。
 この4カ月で、外食は0、出前0、弁当購入0、惣菜も2回買っただけである。
 以前の我が家の食生活では考えられないことである。
 外食先はいつも決まっていたし、出前も常連と化していた。
 それが今ではまったく無いのだ。
 それでも子供たちから批判の声はでないし、
 食べたいと騒がれることもない。
 一応ママの弁護をしておくが、決してママがずぼらだったわけでわない。
 乳飲み子を抱えて、その上2人の子を面倒見ていたし、私は帰りが遅かったり
 出張が多かったので、ママ一人でほぼ全部こなしていたのだからしかたないところも
 あったのだ。
 さらに、私自身が家族で外食するのが好きだし、出前や惣菜が好きだというのも
 拍車をかけたのかもしれない。
 今考えると、今の食生活が一人の稼ぎで食べている家庭の通常の食生活であって
 いかに我が家は散財をしたいたのかと思うとゾッとさえしてしまう。
 私が職場に復帰しても、以前の食生活には戻さぬよう、
 私もママと一緒に努力していきたいと、あらためて思いました。


7月3日(土)
・フル回転
 今日、我が家はフル回転の一日であった。
 午前中はゆめちんの授業参観と親子学習会がありパパが参加。
 ママは午後の事があるので、てるぼんを午前中に昼寝をさせた。
 午後はみーちゃんが幼稚園へ卒園アルバムもらいに行くのでママとてるぼんが同行、
 パパはゆめちんの水泳教室へいったのである。
 こんなにいそがしい日はあまりないとおもうが、
 もしこれを一人でこなすと考えると・・・・
 午前中はてるぼんを連れてゆめちんの幼稚園へ行き、
 あきるてるぼんをなだめながら授業参観に出席。
 とんぼ帰りで昼食を作り、ゆめちんをプールへ連れていき、
 ゆめちんをおいたら、みーちゃんと幼稚園へ。
 その頃はてるぼんも眠くなっているのでおんぶしているだろう。
 そして、再びゆめちんを迎えに行く。というふうになるのだろう。
 考えただけでも大変である。
 実際、ゆめちんの授業参観に子どもを連れてきて、あきた子どもを
 あやしながら参加している奥さんはいたし、
 みーちゃんのいったアルバム渡しには、来たくてもこれない子が結構いたのである。
 その家、その家で事情はあると思うし、やってあげたくてもどうしようもないご家庭も
 あったと思う。
 でも、私は今日1日を振り返ってみて、
 私は、「はたして、子供のことに関してパパとママの間で話し合いなり
 調整なりがなされたのだろうか」と考えさせられたのでした。
 


7月4日(日)
・新しいタイヤ
 ゆめちんが車をみて「パパ、タイヤ新しくしたの?」と聞く。
 パパ「変えてないよ。いつもと同じだよ」というと
 ゆめちん「だって違うよ」
 私が見ると何と「ホイールキャップ」が後輪に一つ無い。
 ビックリしてどこで無くしたかを考えていると
 ゆめちん「パパ、このあいだカラカラって音がしたから、きっとそこだよ」という
 パパ「どこで音がしたの」と聞くと
 ゆめちん「○○市で」
 それは私達が住む町の名前であった。
 つまりどこでなくしたか分からないのである。
 一応、いつも通るところは探してみたがみつからない。
 丁度12カ月点検が近いので、ディーラーに聞いて見ると・・・
 ディーラー「結構高いっすよ」
 パパ「でも1個だけないと恥ずかしいから、いくらするの」
 ディーラー「5,000円位ですね。じゃ、注文しておきますよ」
 まだたのんでいないのにとおもいつつも
 「お願いします」といってしまった。
 この我が家の財政難にさらにふりかかる火の粉。
 いつになったらおさまるのだろう。


 

7月5日(月)
・授業参観3
 今日はみーちゃんの小学校の授業参観にいってきた。
 相変わらずお父さんの参加は少ない。
 でもこれより気になったのは、
 全体の人数が少ないのである。
 生徒の数31人に対し保護者の数は20人であった。
 親が来てくれた子は口々に「ほら、ぼくのママだよ」とか
 「ほら、わたしのパパだよ」とか言っている。
 きていない子はただだまっているだけである。
 いろいろ親には事情があるにせよ、
 それにしても参加者の数が少ないのではないだろうか。
 まだ1年生である。
 結構子供は傷つきやすいだろう。
 私も小さい頃は、親の顔を探したり、
 来ないとがっかりしたものである。
 何とか都合はつかなかったのだろうか。

・つづき
 授業参観の後、学級懇談会があり、こちらにも参加した。
 こちらへの参加はもっと少なく全部で9人という状況。
 参加した保護者の中には、小さな子を連れた人も数人おり
 上の子とかけもちの人もいたし、お父さんも私の他に1名いた。
 (私はおばあちゃんにてるぼんをお願いしたので身軽でした)
 この懇談会に出て、結構良かったと思いました。
 まずは、先生がどんな気持ちで子供と接してきたかとか、
 先生がなにを悩んでいるのかなど、先生の気持ちを理解
 することができた。
 さらに、参加した親からは、「自分の子供が泣きだす」とか
 「宿題をみているうちに怒ってしまう」「友達が出来ない」等
 子供に関する切実な悩みが次々出され、
 「どこの家庭でも子供の対応に苦労しているんだな」と
 考えさせられました。
 この意見交換の中で気になったのは
 原因として「私に余裕がないから」と数名のお母さんが言っていたことです。
 この余裕がないということの本当の原因はたくさんあると思いますが
 私のこれまでの経験からすると、もっとお父さんが子供に接するのは
 勿論ですが、お母さんと話をしたり、ちょっと手伝ってやったり、
 たまにはお母さんに息抜きをさせてあげれば、もう少しおかあさんも
 子供に対して余裕を持って接する事が出来るのではないでしょうか。
 それがしいては、子供がよりよく育つ要因になるのではないでしょうか。
 それにしても、こんな有意義な学級懇談会に出席しないのは何故でしょう。
 ちなみに、我が家のみーちゃんは、宿題で泣くことも、怒られたこともなく、
 友達もたくさんいるようだし、先生からも「穏やかなよい子」といわれたので
 まずは育児休職を取ってよかったのかなと思うほど順風満帆です。
 帰り道、みーちゃんを褒めながら帰った私でした。
 


7月6日(火)
・パパうそをつく
 みーちゃんはちまきの食べ過ぎで腹痛をおこし学校はお休み。
 そのせいかゆめちんのお迎えに1時間遅れてしまった。
 パパ「すいません。遅れました」
 先生「どうしてゆめちんだけ遅いの。とゆめちんが言ってましたよ」
 パパ(ギク。一瞬とまどう)
 パパ「いやー、みーちゃんが具合が悪いもんで・・・」と照れ笑い
 いそいでゆめちんを連れ車へ戻る。
 車の中でゆめちん「パパ!ゆめちんともう一人しか残ってなかったんだよ!」
 パパ「ごめんね」
 ゆめちん「どうして遅れたの!」と怒り顔。
 パパ「寝坊したの」と正直にいう。
 そう、みーちゃんのせいではなく寝坊したのだ。
 最近は昼寝をあきらめた私であったが、
 横になっているみーちゃんの脇にいた時にてるぼんが寝てしまい、
 私もお迎えにはまだ時間があることから一緒に寝てしまったのだ。
 主夫生活も5カ月目ともなると緊張感もなくなってくるのだろう。
 また気を引き締めなければなるまい。


7月7日(水)
・やっぱりハイハイの鉄人
 なかなか歩かないてるぼんを心配した私は、
 今日からてるぼんに修行をさせることを決意した。
 まず靴をはかせ、三輪車を押させて見ることにしたが、
 押さずにすぐにまたがり足で蹴ってすすみだした。(三輪車作戦失敗)
 次に、「砂場で同年代の子と遊べば立つかな」と思って
 砂場へ行くと、丁度、他の子も出てきた。
 「今度こそ」とおもいきや、
 砂を頭にかけたりして座ったままで遊ぶのみ。(砂場作戦失敗)
 今度はブランコに連れて行けば、また砂場にいる子供のところに
 戻って行こうとして立つのではないかと思いブランコへ。
 しかし、まったく立とうともせず、ハイハイで戻る始末。(引き離し作戦失敗)
 私の社宅には一部金網がある。
 そこで金網につかまり立ちさせればと思い連れていく。
 足元はアスファルトである。ハイハイではヒザが痛くなるはずであった。
 しか〜し、痛みを感じないのかアスファルトの上をハイハイ。
 それもハイスピードである。
 思わず私がだっこしてしまった。
 そんなこんなでゆめちんのお迎えの時間となりタイムアウト。
 結局、歩くどころか立ちもしない。
 夕方にはゲリをしており、明日の修行は休まざるをえないだろう。
 どうやったら効果的な訓練ができるのだろう。
 


7月8日(木)
・また風邪か?
 てるぼんの下痢が止まらない。
 ついに風邪をひいたのかもしれない。
 3月から4月にかけ、我が家では風邪が大流行し、
 私、自らも病にふせった。
 しかし、その後は、気管支が弱かったみーちゃんも
 通学とスイミングの成果なのか、いつもであれば、
 季節の変わり目にせき込むはずが、それがない。
 ゆめちんもいつもであれば、みーちゃんからうつって風邪を
 ひくところであるが、みーちゃんがひかなかったせいか、
 それともスイミングに通い始めたせいか、今のところ大丈夫である。
 でもここでてるぼんがひいてしまったのでは、
 折角順調にきていたものがあやうくなってくるし、
 予防接種のスケジュールも狂ってしまう。
 従って、今日はてるぼんをなるべく家からださず、安静にさせることにし、
 修行は当面お休みとした。
 なるべくというのは、ゆめちんのお迎えと、
 最近ママが自転車で会社へいかなくなったので、
 (打ち捨てられた自転車がないているよ〜)
 ママのお迎えも日課となっているので、
 この時だけは、毎日、てるぼんも外へ連れ出さなければならないからだ。
 なにはともあれ、早急な回復を願い、消化の良いものを与える私でした。


7月9日(金)
・開放
 てるぼんの下痢はあいかわらずである。
 今日も修行はお休みである。
 今日、銀行に行って、互助会の未納分を支払ってきた。
 これがどういうことかというと、
 3月に育児休職に突入した際に、
 あらゆる手続きをしたことのついては、「取得までの経過」の
 ページで記載済みであるが、
 その後、給与から天引き出来なかった保険料などが次々
 郵送で振り込み用紙が送られてきて、銀行で振り込むという
 作業が続いていたが、今回の支払いでおそらく最後の処理に
 なるのだ。
 つまり、育児休職を取得してから、5カ月にして、やっと取得関連の
 面倒くさい処理から開放されることになるのである。
 これは実に長く、面倒なことであった。
 育児休職というものを取りやすくするためには、勤め先の事や
 まわりの環境、金銭的になどいろいろ問題があると思うが、
 今回、私が経験したような取得前と後の処理の複雑かつ
 長期間にわたるような点についても、取得の弊害の一因ではないか
 と思う。何らかの改善はできないのだろうか。
 来年、私が仕事に復帰する際には、今回とは逆の処理を
 同じようにしなければならないのである。
 休みを取るのも面倒だが、復帰するのも面倒なことがある。


7月10日(土)
・作者は小心者
 昨日、ひょんな事からこのホームページの存在が、
 私の勤め先に知れ渡り、アクセスカウンターが一気にあがった。
 これは痛しかゆしなのだ。
 実は、私がホームページを開設した事は、一部の人には教えていたが、
 隠していたのである。
 それは、結構、我が家のプライベートに関わることもかいているので
 知っている人に見られるはずかしさもあったし、
 どこの誰がこのページを作っているのかを知られると「怖い」という
 気持ちもあったからである。
 (そのため、各種サーチエンジンにも住所は秘密で登録していたのである)
 それが、近場で広まってきたのだから、ちょっと心中複雑である。
 ここにきてこんなホームページを開設した重みを実感しているところである。
 でも、このホームページを開設したのには、
 「こんな事をしている会社員もいるんだ」とか
 「私がこの体験で感じたことをいろんな人に知ってもらいたい」
 ということで始めたことなので、
 これからも育児休業が終わるまで、がんばって続けていきたいと思います。
 でも、これからも、家族の名誉と身の保全のため、本名や住みかは秘密にしますのでよろしくね。
 小心者の私は写真の掲載すらも控えてますので、
 あいかわらず文字ばっかりのホームページになってしまいますが、
 今後ともよろしくお願いします。
 お知り合いのみなさんは、当ホームページをご覧になった際には、
 どうかこっそり笑ってやってください。


7月11日(日)
・ごちそう
 義姉(ママのお姉ちゃん)からマグロが届く。
 本マグロの生であった。
 丁寧に切り方の書いた紙も入っていたので
 早速切ってみる。
 でも、包丁が切れない(決してウデのせいにはしない)
 オオトロの部分が細切れになってしまった。
 (ママは決して自分で切ろうとはしないのだ)
 でも、食べたらこれが上手い。
 本当に上手い。
 子供たちも「おいしい」といって次々食べる。
 赤身には見向きもせずに食べる。
 共稼ぎをしていた時は、
 「どうせ食べるなら上手いもの」というのが私の持論であり、
 ちょっとお金に余裕が出来ると、
 いいものを食べていたのである。
 そのせいで、我が家の上の二人の子は、
 ちょっとしたグルメになっていたのである。
 例えばみーちゃんは、たまに食べる焼肉は、「国産和牛カルビ」しか食べなかったり
 たまーに食べるお寿司で、ゆめちんは「白いマグロ」(簡単にいうとトロ以上のもの)しか
 食べなかったのである。
 それが、てるぼんの誕生により、共稼ぎでなくなり、
 さらに、パパが育児休職を取得、
 その上に我が家の財政難の状況では、
 以前のような食生活を維持することは困難となり、
 しばらく、こういった食べ物から遠ざかっていたのだ。
 だから、今回の本マグロの登場で、
 子供たちはだまって、ただ黙々と食べていた。
 我が家の過去のエンゲル係数がいかに高かったか、
 「前から節約をしていれば、今の状況はなかっただろうに」
 とくやむ私でした。
 多分義姉は、このホームページを見て、かわいそうに思ったのかもしれない。
 (義姉は当ホームページの一番の愛読者である)
 心よりごちそうさまと言いたい。堪能させていただきました。
 同時になんとか、この財政難から早急に脱出しなければならないと
 固く心に誓った。
 でも、とりあえず今日は、まちかねた福は来なかった。
 (競馬ファンの方は意味がわかりますよね〜 今日は宝塚記念だったんです)
 


7月12日(月)
・なかだるみ
 最近、何をするにもおっくうになってきた。
 今日もあまり気がのらない。
 しかし、食欲だけは以前よりも旺盛になってきた。
 この生活も5カ月目に入り、いわゆる「なかだるみ」に
 完全に入ってしまったのだろう。
 このままではまずい。
 財政再建もせっかく10キロやせた体も
 水の泡になってしまう。
 気を再度引き締めなければなるまい。
 今日は大雨。
 ゆめちんとママの送迎で、私もてるぼんも
 ずぶぬれになった。
 てるぼんはやっと元気になったというのに、
 かわいそうなやつである。
 


7月13日(火)
・気分転換
 なかだるみを解消すべく、
 今日は息抜きの日となり、
 ママには会社を早退してもらった。
 まずは、5カ月ぶりに床屋へいく。
 そう、実は、私は育児休職に入ってから
 今まで、髪を一度も切っていなかったのである。
 おかげで、髪はボサボサの伸び放題で、
 どうしようもなくなっていたのだ。
 5カ月ぶりに髪をカットしてもらうと
 さすがにスキッとした。
 ちょうしにのって、ヘアマニキュアしちゃった。よく見るとオレンジ色の光沢。
 散髪の後、会社の先輩と飲み会である。
 2カ月ぶりの飲み会であり、
 生ビールも2カ月ぶりである。
 やっぱり、冷えた生ビールはうまい。
 男の大人の人とゆっくり話ができるのもまたよい。
 いま考えてみると、
 私は機関銃のようにしゃべりまくっていたように思える。
 しかし、そんな飲み会もすぐに終演を迎えた。
 調子にのってペースが早過ぎ、酔いがまわったのが主たる原因ではあるが、
 もう一つ理由がある。
 飲み会は後からメンバーが増えた。
 そのメンバーも会社の先輩達である。
 会社の知り合いの飲み会といえば、
 どうしても仕事や職場の話題がでる。
 それが、私はちょっと嫌だった。
 いつもであれば、一緒に話をするのだが、
 私は職場を離れ4カ月が過ぎており、
 「話題にのれないのでは?」と
 妙な不安が頭をよぎり、早々の退散とあいなった。
 帰り道、ちょっぴりさみしい感じがしたのは、
 ここに原因があったのだろう。
 何か、自分は違う世界の人間になったような気もした。
 でも、今日の飲み会は楽しかったし、よい気分転換になった。
 次の飲み会が待ちどうしい私です。
 ちなみに、今回の飲み会は、
 私の先輩のFさんが、私の家の家計状況を考慮してくださり、
 飲み代全額をもってくれたのです。
 おごり、たかりというなかれ、ありがとうFさん。
 もつべきものは良い先輩です。
 第2のFさんお待ちしています。
 


7月14日(水)
・みーちゃんに迫る危機

 昨日の気分転換のせいか、
 やる気がもどってきた。
 やっぱり、息抜きは大切ですね。
 今日、ある事件があった。
 みーちゃんが下校途中で、知らないおじさんに傘を叩かれた。
 おじさんは笑いながら自転車で逃走したという。
 家に戻ったみーちゃんからその話を聞いた時は、
 あまり気にしなかったが、みーちゃんの友達のお母さんから
 夜電話があり、そのおじさんは、私たちの住むアパート周辺にも
 出没しており、他の子も同様な事をされた事があるのだという。
 それから、だんだん心配になり、ママと二人で相談し、
 とりあえず学校へは「連絡帳」で連絡することにし、
 学校もあと4日で夏休みに入るので、
 私が車で迎えにいくことにした。
 みーちゃんはせっかく順調に学校にもなれてきているというのに
 なぜこんな心配させるような事をする奴がいるのだろう。
 最近のニュースでも、誘拐やいたずら等の事件報道が多くなって
 きている。
 だいたいの家では、「この辺の話じゃないから」とか
 「私のところは大丈夫だろう」などと感じているところが
 多いと思うが、実際に自分の子の周辺にあやしげな人が出没したとたん、
 真剣に心配してしまうものである。
 日本も欧米化して、予期せぬ危険がひそんでいる。
 小さな子をお持ちの親の皆さん。
 学校や警察にまかせるのもよいが、
 自衛手段も考えないといけないと思いますよ。
 我が家でも、ブザーでも持たせようかと検討してます。
 


7月15日(木)
・事件その後

 昨日のことがあったので、今日から
 みーちゃんの迎えが私の日課に加わった。
 昨日の件については、ママが「連絡帳」に書いたため、
 みーちゃんと友達は、先生から事情聴取され、
 お昼時間に全校指導されたという。
 このままなに事もなければよいが・・・

・ごめんなさい
 昨日、「このホームページがみれない」と連絡があり、
 調査をしてみた。
 インターネットエクスプローラー5.0では、確かに
 表示されないアイコンや、ページがあった。
 知識の無い私は、今日の午前中にてるぼんを寝かせ、
 直そうとしたが、上手くいかない。
 そのうち、てるぼんが起きてきたので作業中断。
 夜になって再開。
 さきほどようやく直った。(時計はすでに深夜1時をまわっていた・・・)
 原因は、私の知識不足なのであえてふせます。
 せっかくアクセスしてくださった方には大変ご迷惑をおかけしました。
 この場をかりて謝罪させていただきます。
 これからも、当ホームページでの不具合や
 「こうした方が良いのでは?」といった意見やアドバイスがございましたら
 メールでご連絡願います。
 できるだけ対処したいと思います。


7月16日(金)
・開店
 昨日、全国チェーンのスーパーが近所に新規オープンになった。
 チラシをみるとかなり安い。
 近所の奥様達もみんな行くという。
 私も行こうと思ったが、
 前回(3/9)のような状況も考えられるので、初日は自重した。
 でも、話の種になるのでは・・・ということと
 10時開店とチラシには書いてあるが、実際には30分前に
 開店しており、開店してすぐは結構すいているという情報も
 いただいたので、すでに主婦化している私は、行ってみることにした。
 9時45分頃についたのだが、確かに開店していたし空いていた。
 すかさず日替わり特価品をゲットしてきた。
 しかしこの後が問題であった。
 実は家でチラシを見ている際、
 私がママに「何か買うものある」と聞くと
 ママ「生理用品を買ってきて」
 私「えー!」
 ママ「やっぱりいい。はずかしいもんね」
 この時、私は「私は主夫なのだから」となぜか気合がはいり
 私「よし買ってこよう」といってしまった。
 そう、これを買っていかなければならないのだ。
 早速、売り場へいくと種類がいっぱいある。
 一応ママにはメーカーだけは聞いてきたが
 そのメーカーだけでもたくさんの種類があるのだ。
 はじめて買う私にはどれがよいのかさっぱり分からない。
 しばし売り場の前で何個か手にとりながら考えていると、
 次々、女性の方が買っていく。
 気がつけば、私のまわりは女性だけである。
 急にはずかしくなった私は、
 1個カゴにいれ、そそくさとその場をはなれた。
 (別に悪いことをしているわけではないが・・・)
 帰ってからママに買ってきたものを渡すと
 「足りない」ということからはじまり、
 若干、この種の話題となった。
 私は勉強になった気がした。
 多分、次に買いに行けば間違うことはないと思う。
 こんな事、普通の夫婦なら分からないことですよね〜
 


7月17日(土)
・甘えん坊
 てるぼんのあせもがひどいので病院(皮膚科)にママと一緒に
 つれていった。
 私は病院の駐車場の車の中で待ち、ママが病院へつれていったが
 (今日は土曜日なので例の先生ではない。だから私はいかなかった)
 診察を終えママがてるぼんをつれて戻ってきた。
 「病院が混んでいるので、てるぼんだけ車においていく」という。
 ママがてるぼんを車において病院へもどった途端、
 てるぼんのおお泣きが始まった。
 始めはガマンしていた私だが、中々泣きやまないので、
 外にだっこしてでて、あやした。
 でも泣きやまない。
 どうやら、てるぼんはママにおいていかれたと勘違いしているらしい。
 毎朝、ママを会社に送っていく時は泣かないとっても良い子なのに、
 今日は泣きやまない。
 結局、ママがもどってきたらすぐに泣きやんだ。
 これが原因で、この一件以降、てるぼんはママにべったりになった。
 私がダッコをしても、ママが近くにいるとママに手を伸ばし、
 ママにダッコをせがむ。
 再び、私にもどる事はない。
 夕食の時も、いつもよりママに近づいて食べている。
 いつも面倒をみている私にとっては、ちょっぴりさみしい気がしたが、
 てるぼんだって、たまにはママに甘えたかったのだろう。
 ママは仕事にいっているので日中はいないし、
 帰ってきても遊ぶ時間はほとんど無い。
 たまに時間があっても、おねえちゃん2人にママは占領されてしまう。
 だからだったのだろう。
 明日もママは休みなので、甘えさせてあげたい。
 でも、この反動が月曜日にでなければよいが・・・


7月18日(日)
・気が重い
 午前中、みーちゃんはママとプールの進級テストへ。
 (見事、10級合格)
 昨日、ついにてるぼんの1才6カ月検診のはがきがきた。
 ついにと書くのには意味がある。
 そう、再三に渡ってこの日記で紹介しているが、
 いまだにてるぼんは歩かないのである。
 先日、医者にみてもらったが、今度は検診である。
 近所の奥さんたちの話によれば、
 標準より遅れている子は、いろいろ保健婦さんからいわれるらしい。
 さらに、はがきには、2時間〜3時間程度かかるとかいてあった。
 多分、てるぼんの場合は、歩かない事から、
 いろいろ言われ、時間も長くかかるのだろう。
 いわれなくても心配しているのにである。
 「検診にいかない」という事もできるが、
 折角の招待状であるし、検診内容も多岐に渡っているようなので
 行こうとは思うが、気がのらない。
 出来ればママに変わってもらいたいというのが本心である。
 でも、それでは主夫になった意味がない。
 気が重くなってきた。
 まだ検診までには時間が20日ほどあるので、
 てるぼんの修行をがんばってやってみたい。
 「早く歩いてほしい」と神棚に毎日拝む私です。
 


7月19日(月)
・終業式

 今日、小学校と幼稚園の終業式があった。
 明日からは、私の生活も夏休みバージョンにかわる。
 小学生のお子さんをお持ちの方はどうかわるかお分かりかと
 思いますが、一応説明します。
 (次週までには「我が家の標準的1日のスケジュール」も変更します)
 朝はみーちゃんのラジオ体操、昼食にみーちゃん分が追加
 (ゆめちんの昼食は7月一杯のみで、8月は延長保育に出します)
 学校のプール当番(監視員のようなもの)も夏休み中2回ある。
 いまのところ一番の問題は、昼食であろう。
 てるぼんと私だけの時は、簡単なもので済ませていたが、
 みーちゃんは一般的な大人の女性位は食べるのだ。
 つまり、昼食もきちんと作らなければならなくなる。
 これは、我が家の食費にも多大に影響を及ぼすが、
 ケチるわけにはいかない。(育ち盛りである)
 今夜は、ママの力も借り、一週間の昼食メニューについて
 検討を深めたところである。
  


7月20日(火)
・夏休み

 いよいよ夏休み。
 朝は6時に起床。
 (てるぼんは日の出とともに起床のため5時起床であった)
 みーちゃんも遅れずにラジオ体操へいった。
 7月一杯はラジオ体操があるため、早起き生活となる。
 ゆめちんも今日から7月一杯は家にいるので、
 ママの会社への送迎は勘弁してもらい、
 自転車で行ってもらうことにした。
 朝・夕の送迎は無くなったが、1日中、3人の子供が家にいられるのも
 困ったものである。
 既に「暇だー!」「パパ遊んでー!」「おやつまだー!」等と次々浴びせられる。
 うるさいので「おもちゃであそんだら」といったら、そこらじゅうにひろげる始末。
 おもちゃの中には小さいものもあるので、てるぼんが口にしないように
 チェックもしなければならない。
 てるぼんにとっては、2人のおねえちゃんがずっといるのだから
 いつもより楽しいようではあるが、危険もいつもより多い。
 ふざけが度を過ぎ、泣く事もしばしばだし、あまりの危なさに
 私も注意すること数回である。
 土・日であれば、ママがいるが、夏休みというのは
 ママがいない土・日が1カ月ほどあるということである。
 果たして、私は1カ月後どうなるのであろうか・・・

・やっと
 本ホームページを開設して4カ月。
 推薦すること4回。
 やっと今日「ヤフージャパン」からメールがあり、
 ホームページを載せていただけることになりました。
 よかった。よかった。
 あと、のせていただいていないメジャーなサーチエンジンは「goo」のみとなりました。
 なんとか載せていただきたいものである。
 推薦はしているのですが、まだ返事がきません。
 確か、「goo」は、私の勤める会社と同じグループ会社が運営しているはずなのに・・・
 関係者の方、ご覧になっていらっしゃいましたら何とかなりませんか?


7月21日(水)
・良い子

 夏休み2日目だというのに、もう私の体調が悪い。
 (昨夜、調子にのって酒を飲み過ぎたのと、どうやら夏カゼをひいたようだ)
 午前中は何とかがんばったが、午後からはどうしようもなくなり
 みーちゃんとゆめちんにお願いして、横にさせてもらった。
 すると、結構子供たちはきちんとしているのである。
 おもちゃは出すが、自分たちでキチンとかたずけるし、
 てるぼんが昼寝から起きると、「おやつ」を出してやったり、
 遊んだりして面倒を結構よくみていたのである。
 昨日の子供たちとは違うように思える位良い子していた。
 おかげで、夕方には私もちょっと体調が回復した。
 自分の子ながら「たいしたもんだな」と感心してしまいました。
 これなら、夏休み中ずっと具合が悪いフリをしていようかな〜

・100人に1人
 今日でてるぼんは、満1才6カ月となってしまった。
 いまだに「ハイハイの達人」である彼は歩かない。
 以前に書いた、医者のいう「100人に1人」になってしまったのである。
 今までの修行の成果は無かったわけでは無い。
 一人で車を押しながら歩く事もできるようになったし、
 一人で立って、踊るマネをしたり、つたい歩きもかなり上手になってきた。
 でも、まだ一人で歩かないのだ。
 実は、明日から家族旅行の行くことにしている。
 場所は海である。
 熱い砂の上に行けば、たまらず立ちあがり、
 そのうち歩くのではないかと淡い期待もある。
 果たして、修行の成果はあるのだろうか・・・


7月22日(木)
・家族旅行編始まり

 今日から2泊3日で家族旅行である。
 3日間は、主夫と緊縮財政の生活から逃避できる。
 なぜ、貧乏な我が家が旅行に行けたのかというと、
 以前にも書いたが、「地域振興券」のおかげである。
 地域振興券を生活費で使い、その分を現金でとって
 おいたのである。
 そう、我が家は対象が3人いるので○万円あったのだ。
 これを、私の勤務先で契約しているホテルで使えば
 ゆうに2泊分の宿泊代になるのである。
 交通費まで加えると足がでますが、たいした金額ではないし
 夏休みくらいどっかに子供たちをつれていかないとかわいそうという
 こともあり、いくことにしたのである。
 4時間かけて宿につくと目の前は海であった。
 てるぼんもおおはしゃぎで、つたい歩きでどんどん部屋中を動きまわる。
 これはよい修行の場所になるだろう。

・笑い話
 宿でてるぼんを連れ大浴場へいく。
 私が先に服を脱ぎ、次にてるぼんを脱がす。
 すると私の足に張りつくものがある。
 「ハッ」と思い、おむつをみると「うんち」がついている。
 そう、私の踏んだものは「てるぼんのうんち」だったのだ。
 よく見ると、他に2個所ほど固まりが落ちている。
 「まずい」と思ったが、替えのおむつもおしりふきも
 もってきていない。
 しかたなく、手で固まりを拾い、腕でてるぼんのおしりを
 隠すようにして風呂場へむかい、いそいで洗い流した。
 しばらくして、お風呂から上がって脱衣場にいき、
 眼鏡(私は近眼なんです)をかけてみると、
 手で固まりはとったものの、床に跡がクッキリと残っていたから大慌て、
 まわりを確認し、自分のタオルでふき取りました。
 そして、てるぼんにはおむつをはかせず、ズボンをはかせ、
 うんちの入ったオムツは臭いのでバスタオルに包み、
 逃げるように部屋へともどりました。
 小さい子を風呂へつれて行くときは、おむつのチェックは忘れずに!
 


7月23日(金)
・熱い砂作戦失敗
 今日の天気は晴れ。絶好の海水浴日和である。
 家族全員で海へ飛び出す。
 てるぼんの修行の始まりでもある。
 しかーし、結局、歩くことは無く。立つことすらしなかったのである。
 彼は、熱い砂の上を平然とハイハイして動きまわっているだけであった。
 さすがハイハイ歴10カ月の達人である。
 修行僧が火渡りをするのと同じ事なのかもしれない。
 彼には熱さも関係ないのだろう。
 新しい方法を考えねばなるまい。

・きつい一言
 夜ねる前、ゆめちんからきつい一言があった。
 それは「今日、パパ怒ってないよね」という言葉である。
 どういうことかというと・・・
 ゆめちん「今日、パパ怒ってないよね」
 パパ「何が・・・」
 ゆめちん「今日はパパにおこられてないもん」と笑顔。
 みーちゃん「そうだよ。今日はパパに叱られていないよ」
 パパ「そうかな。いつも怒ってるかい」
 ゆめちん「いつもおこられているよ」
 パパ「そうかな〜。そんなに怒っているかな〜」
 ゆめちん・みーちゃん「うん!」
 パパ「じゃ、今日はガンツ先生100点上げよう」
 てな具合でした。
 私も叱ったりはするのですが、あらためてゆめちんにそういわれると
 「そんなに怒っていたのかな〜」と考えてしまいました。
 今日は主夫生活からも離れ、心に余裕があったので、少々の事でも
 怒らなかったのかもしれません。
 やっぱり、私にも余裕が無くて怒っていたことも今までにたくさんあったんだな〜と
 あらためて思いました。
 目が覚めたような一言でした。
 子供と接するにしても何にしても、心の余裕が大切ですね。
 


7月24日(土)
・海の効果

 今日で旅行も終わりである。
 帰りの車を運転しながら、
 「これで現実世界にまた戻るんだな」とタメ息をつくのでした。
 今回の旅行では、てるぼんが歩くということはできませんでしたが
 それ以外で効果がありました。
 それは、海水浴の効果です。
 以前からてるぼんは肌が弱く、すぐに赤くなったり、
 ブツブツが出来たりしており、月に一度は病院へ行って
 薬をもらってこないといけないのです。
 今回の旅行の前も、顔はブツブツ、あごも赤くなり、
 首・肩・背中とあせもがひどかったのですが、
 日焼けと潮風のせいか、薬も塗らないのに肌がキレイになってしまった。
 これはスゴイことである。
 前々から海水浴は良いと聞いていたが、これほどとは思わなかった。
 温泉の効果もあったのかもしれない。
 歩くことは出来なかったが、もう一つの悩みであった
 てるぼんの肌がよくなったので、よしとしよう。
 


7月25日(日)
・勝てない

 いよいよ現実にもどらなければならなくなった。
 食事はもちろん、3日留守にしたので、
 洗濯・掃除もやまほどある。
 さらに、家計簿も3日分、ホームページの更新もしなければならない。
 やることはいっぱいあるのであった。
 買い物もたくさんあった。
 (旅行のため、冷蔵庫はほぼカラの状態にしていたのだ)
 でも、これより大変なのは別にある。
 てるぼんである。
 この3日間の旅行で、すっかりママにべったりの生活に戻ってしまっている。
 今日だって、ちょっとママが外に行けば大泣きになり、
 私があやしてもいっこうに泣きやまない。
 明日からはママは仕事に行く。
 朝から大泣きされるだろう。
 この5カ月間、私が付きっきりで面倒をみたのにである。
 やっぱりママにはまだ勝てない。
 (勝った負けたではないが、やっぱり悔しさがある)
 ただ、ひとつだけママに勝った。
 それは金魚である。
 ママがはじめて今日金魚にエサをやった。
 3日も食べさせていないのでいっぱいやってしまい、
 かえって金魚の様子が変になってしまった。
 それを見て私は、「早く余分なエサをすくいなさい」
 「まったくダメなんだから」といいつつ、優越感にひたりながら
 水槽の水を取り替えたのであった。
 しかし、ここではたと気がついた。
 金魚の面倒をずっとみてきたのは私である。
 違う人がちょっと面倒をみても失敗する。
 金魚と一緒では悪いが、てるぼんだって生まれてから1才までは
 ずっとママが面倒を見てきたのである。
 勝てないはずである。


7月26日(月)
・暑い1日

 今日もとても暑い1日であった。
 今日は、「子供が夏休みで大変だ」とせつに感じた1日であった。
 簡単に今日1日を振り返ると・・・
 ハッと起きたら6時20分。みーちゃんのラジオ体操は6時30分。
 朝からバタバタである。
 朝のうちは、子供たちが手伝いをしてくれるので助かるのだが、
 9時過ぎには「ひまだー!」と叫ばれる。
 何とか「おやつ」までひっぱったが、10時には外へ出す。
 お姉ちゃん達が外で遊ぶものだから、てるぼんだってだまっちゃいない。
 大泣きの末、私がつれてでる事にした。
 外は炎天下である。あついのなんの。
 小1時間程で家に戻ったものの、もう昼食をつくらねばならない。
 てるぼんと2人だけの時は、簡単に昼食をつくっていたが、
 お姉ちゃん達の分もとなると、結構マジメにつくらないといけない。
 暑い中での料理つくりは大変である。汗ダクでやっとつくった。
 (我が家でエアコンは、寝る部屋に付いているだけである)
 午後はゆめちんとてるぼんはお昼寝。
 みーちゃんは学校のプールへいった。
 この静かな間に、お中元の準備やおもちゃの修理等、子供が起きている間には
 出来ない事をしなければならない。
 夕食の準備をする時間になっても、いっこうに涼しくならない。
 また暑い中で、火を使うのである。
 その間、なぜかこども達はエアコンの効いた部屋で遊んでいる。
 子供も暑いのだろうが、妙に頭にくるのである。
 そして、とどめはママが今日は仕事で遅いのであった。
 こんなに暑い中で、毎日こうなるのかと思うとゾッとさえしてしまう。


7月27日(火)
母を尊敬
 昨日も書いたが、今日も暑い。
 実は私は暑がりなのである。
 ジュースの消費が多くなっている。
 重い思いをして買ってきてもスグになくなってしまう。
 麦茶も次から次と煮出してはさまし、冷蔵庫へいれるが、すぐに無くなる。
 洗濯も干せばすぐ乾くのはよいが、子供たちがすぐに汗だくになるので、
 朝と午後の2回洗うはめになる。
 食事もサッパリ系に走らざるをえず、今まで私が作ってきたメニューでは対処
 出来ないため、再度、料理本との格闘が始まった。
 プールに子供たちを連れていってやりたいと思っても、
 6才、4才の子2人と、まだ歩けない1才の子を連れてでは、
 私1人では連れていくことも出来ない。
 暑い中、私の作業は増えるとともに、新たな課題もでてきている現状である。
 本当に主婦は大変だとつくづく感じています。
 今の私と同様に3人の子を育てた、私の母や義母。
 尊敬します。 


7月28日(水)
ほくそえむ私
 私は、ついに疲れがでてダウンしてしまい、今日1日は寝て過ごした。
 (何という虚弱体質なのだろう)
 そこで、ママには会社を休んでもらった。
 (実は、朝、私が具合が悪いといって寝ていた時、会社へいく準備をしていたママに
  対して、みーちゃんが「ママ、家族のために休みなさい」といってくれたのだ)
 そして、ちょっとした優越感を味わうことができた。それは・・・
 子供たちの手伝いの順番や宿題のやり方である。
 これは、パパと子供たちで決めた事なので、ママは知らない。
 従って、いちいち寝ている私のところに子供がかわるがわるきては、
 「何やればいいんだっけ」と聞きにくるのだ。
 家の中の事でママだけでは出来ない事が発生した瞬間である。
 今までは、ママがやっていた事を、私がママに聞きながらたいていの家の事はやっていた。
 それ以外の事は、全て、ママも今まで経験した事のない事であり、
 夫婦で相談しながらこなしていたのだ。
 が、ここで、はじめて、私が優位?にたったような出来事なのである。
 何回も聞きにくるので「うるさいな〜」とも感じたが、
 その度にほくそえむ私でした。


7月29日(木)
・歩く

 昨日1日休んだおかげで今日の私の体調は万全である。
 今日、てるぼんが2歩程歩いた。
 目撃者は私とゆめちんである。
 私があおぐうちわを取ろうとしての事だった。
 1回目は、「ただ前に倒れようとして歩いたように見えたのでは?」
 と思ったが、その後も2.3回自分で立ち上がり、歩こうとして1歩・2歩と
 足を上げるのだ。
 やっと、自分で歩こうと思ったのだろう。
 この1歩は世間の人には小さな1歩だが、我が家にとっては偉大な1歩である。
 このまま早く上手に歩けるようになってほしい。
 この他にも進歩した事がある。
 ゆめちんにむかって「おねえちゃん」といったのだ。
 「パパ」ではないので複雑な心境ではあるが、これも大きな進歩である。
 1才半検診までにはあと10日以上ある。
 検診の時に「少し歩けます」と言いたいので、てるぼんにはがんばってほしい。


7月30日(金)
・病院はもうへっちゃらさ

 予防接種に、はじめて私1人で子供3人を連れいってきた。
 病院にいく前は、「1人で大丈夫かな?」とちょっと心配したが
 ノープロブレム。心配など吹っ飛びました。
 以前にもこの日記で数回書いている病院なのですが、
 結構病院が空いていたためか、私が育児休職をしているのを知っているためか
 我々に対する対応がすこぶる良い。
 看護婦さんは次々に子供たちに声をかけてくれたり、
 遊んでくれたりと面倒をみてくれた。
 おかげで、待っている間、子供たちも騒ぐ事なく、
 私も楽に過ごす事ができた。
 非常にありがたい事である。
 あと3回は3人一緒に予防接種にこなければならないが、
 これなら、これからも3人連れて病院へきても大丈夫だ。
 


7月31日(土)
・新たな気持ちで

 今日は会社の先輩の退職を祝う会に参加してきた。
 育児休職に入って3回目の飲み会である。
 非常に楽しい飲み会であったので、時がたつのが早かった。
 私にとっては、子供たちが夏休みに入って、厳しい中でのオアシス的な
 感じで、明日への活力となる1日であった。
 でも、退職というのはやっぱりちょっと寂しい気もする私でした。
 その頃、子供たちはというと、おじいちゃん・おばあちゃんと花火大会に
 いっていました。
 とっても楽しかったようである。
 明日から主夫生活も6カ月目に入る。
 新たな気持ちでがんばりたい。


8月1日(日)
・6カ月目突入

 今日はママが仕事である。
 従って、日曜日といっても平日と変わらない1日である。
 主夫生活も6カ月に突入した。
 私には当初、育児休業を取得した理由が7点ほどあったわけだが、
 子供たちも順調に生活しているし、私と子供たちの関係もすこぶる
 順調である。さらに、実際、主夫というものを体験してみて、
 私自身はかなり勉強になっている。
 ここまでは非常に順調だ。
 あとは、ママの職場復帰がスムーズに出来れば目標は達成できそうである。
 そのママであるが、最近、残業もこなすようになってきたし、
 今日ははじめての休日出勤である。
 だんだんと仕事量は増え、量だけは並の社員になったということだろう。
 本人はまだまだ仕事についていけず悩んでいるようであるが、
 家庭が落ち着いたこれからが、ママが本格的に仕事でがんばる時期だろう。
 ママ本人がどんな状況かは、今後「ママのひとりごと」のページで書いてもらう
 ことにしたいが、あと7カ月、子供のためはもちろんだが、ママがスムーズに
 仕事がこなせるようにがんばれるように、私もやっていきたい。
 でも、やっぱり、ママから電話で「今日は残業ね」といわれるとショックな私である。


8月2日(月)
・延長保育

 ゆめちんが今日から延長保育で、幼稚園にいくことになった。
 (理由はこちら
 幼稚園ではドロ遊びやおやつ等楽しい事が目白押しだったようで、
 最近聞かれなかった「ゆめちんは1番人気なんだ」という
 言葉を発していた。
 やっぱり、ゆめちんは幼稚園で楽しく遊んでいるほうがよかったのだと
 確信した。
 やっぱり、子供一人、一人に小さいながらも自分の世界がある。
 それを親の考えだけで変えてしまうと、どこかに無理が生じるのだろう。
 元の生活に戻ったゆめちんは、精神的にも安定したようだ。
 でも、延長保育も今のところは8月だけにしているんだよなぁ〜


8月3日(火)
・2人は楽ちん

 ゆめちんが幼稚園にいくようになったので、日中は、パパとみーちゃん、てるぼんの
 生活になった。
 今日、1日これで過ごしてみて、子供2人は楽だと痛感した。
 それは・・・
 2人だと、2人で仲良く遊んでいる。あぶれる子がいないのだ。
 一番楽ちんだったのは、てるぼんの寝る時間を気にしなくてよい事と
 ちょっとした用足しが簡単に出来てしまう事である。
 外出は、てるぼんが起きている時間に、一緒にいかなければならなかったし、
 ちょっとした用足し(回覧板おき等)は、てるぼんが寝ているすきに、サッと済まさな
 ければならなかったが、今日はみーちゃんがいるので、みーちゃんにちょっとたのむだけで
 あまり気にしないで出来たのである。
 あとは、子供が二人だけになった事で、みーちゃんもてるぼんの面倒を良くみるようになり
 2人で遊ぶ機会が増え、遊びからあぶれる子がいなくなった。
 昼食も3人と2人では大きな違いがあった。
 とにかく、子供2人の方が楽なのである。
 ゆめちんには申し訳ないと思うし、我が家の場合はみーちゃんが小学1年生という事も
 あり、小さい子2人ではないので、必ずしも2人は楽とは一般的にはいえないかもしれないが
 3人がスタートだった私には楽だったのである。
 


8月4日(水)
・チャレンジャー

 夕食の夏メニューに本を見ながら悪戦苦闘中の私であり、
 ママと子はその試食担当と化している。
 しかし、これがてんで子供たちに人気がない。
 サッパリ系の野菜中心料理を基本にしているためであろう。
 我が家の子供たちは、暑かろうが寒かろうが、油ものやこってり系が好きなのである。
 従って、せっかく作っても好んで食べてもらえない。
 食べるのは私とママだけになっている。
 豆腐もチャレンジしたが、だめであった。
 何とか我が家の子も食べるメニューは無いものかと
 限られた食費の中で考える私です。
 最近、朝起きた時から、「昼は何にしよう」と考え
 昼食が済むと「夜は何にしよう」と考え込むようになってしまった。
 でも、まだ本にはいっぱい載っているので、
 また何かチャレンジしてみよう。
 私はチャレンジャーなのだ。
 


8月5日(木)
・3回

 最近てるぼんは、1日にキッチリ3回泣く。
 正確には、手のつけようがないくらい泣くのが3回ある。
 この時は、私があやそうが、ママがあやそうがダメなのである。
 そして、その対処方法は3つしかない。
 1回目の時アイス。2回目の時ヨーグルト。3回目の時牛乳である。
 あまいようだが、これでないと泣きやまない。
 (私がこうしてしまったのかもしれないが・・・)
 今日も予定どうり泣いたので、いつもの方法で対処し、泣きやんだ。
 でもこれでは根本的な解決にはならない。
 どうしてキッチリ3回なのだろう。
 てるぼんはまだ一人歩きはしないが、結構、頭のいいやつかもしれない。
 いつまでも泣けば好きなものが食べられる。
 別に歩かなくても、ハイハイのほうが移動は早いし楽だ。
 と考えているのかもしれない。
 そういえば、てるぼんは午前と午後のおやつが同じ時も泣きやがるなぁ〜


8月6日(金)
・いじわるな試し方

 昨夜ある事があり、私はママを怒っていた。
 朝、ママは少しでも反省しているかと思えば、まったくといっていいほど
 気にしていない。
 そこで、ちょっといじわるな事をしてみた。
 私はわざと寝坊したふりをした。
 すでにママは会社にいかなければならない時間である。
 でもまだ私は寝ている。さあママはどうするか試してみたのだ。
 すると、ママはとりあえず昨夜の事は謝った。
 しかし、その謝り方は、「会社に間に合わなくなるので、とりあえず謝った」というのが
 ミエミエの謝り方であった。
 そしてママは会社へいった。
 夕方、ママが会社から帰ってきてから、話し合いの末、問題は決着した。
 どんな問題だったかというと・・・
 最近、ママは残業で帰りが遅かった。そこで私は、「これも仕事に早く慣れるためだ」と
 思い、いつもはママがやる仕事もやっていた。
 でも、その中でもママにしかできない事もあったのだが、ママはすっかりやっていなかった。
 そんな事がここ数日にあったのだ。
 やはり、仕事が忙しくなってくると家に戻れば疲れているし、早く休みたいだろう。
 まして、ママは今が職場復帰後の大切な時期であるので、疲れもピークにきていたのである。
 でも、だからといって、やらなくてもいいとはならない事も一方ではあるのである。
 以前の私も仕事がキツクなると家の事はママにまかせっきりだった。
 しかし、今ではこの現在の生活を通して反省している。
 独身時代とは違い、今の生活の中では、やはり家族があっての自分になっているのである。
 いくら疲れていても、パパの役割、ママの役割はおのおのがキチンとやらないと、
 家族そのものに問題が生じてくると思う。
 だから、今朝、わざとママを試したのである。(かなり汚い試し方であったと反省してます)
 今朝、ママが会社へ行くのを遅らせてでも、私と話し合う姿勢を見せていれば、
 「家族の事を真剣に考えているな」と理解しようとしたが、そうではなかった。
 ママはあまりの疲れからか、仕事に対する責任感が急に高まったためか、ちょっと、
 家族からは気持ちが離れていたのだろう。
 こういった小さな問題を未解決にし積み重ねたものが、後で何倍にもなって跳ね返ってくる
 と私は考えています。
 これからも、私もママも努力していかなければならないことがたくさんあるとあらためて思いました。


8月7日(土)
・学校のプール

 みーちゃんは毎日、学校のプールへいっている。
 その結果、全身真っ黒に日焼けしたが、それ以外でも
 よい事があった。
 学校のプールは、学年関係なく、各地域別に集まってプールに行くのである。
 (だからプール当番というのが地域の親に科せられるのだ)
 毎日プールにいっているみーちゃんは、別の組の子だけでなく、
 学年がもっと上の子とも友達になっていたのである。
 おかげで、プールから戻ると、すぐ友達のところへ遊びにいったり、
 友達が遊びにくることになるが、それが毎日のように違う子なのである。
 これは、みーちゃんにとってはとても良いことである。
 ある意味では、勉強より重要な事だと私は思う。
 今日も3人の子が我が家へ遊びにきたが、初顔である。
 でも、その中の女の子がみーちゃんに聞いていた。
 「みーちゃんのパパって怖いの?」
 思わず私は「怖くないよ」といったら、
 一緒にいた5年生の男の子がクスクス笑っていた。
 みーちゃんが一生懸命、なぜパパが家にいるのかを説明してくれたおかげと
 私も努めて笑顔で、アイスをあげたり、ジュースをあげたりした結果、
 「怖い」というのは払拭された。
 それにしても友達が増えるのはよいが、私にとっては名前を覚えるのが大変である。
 今どきの子は名前が変わっていて、非常におぼえずらい。
 (まあ我が家の子の名前も変わっているといえば変わっているが・・・)
 例としてあげると・・・
 かすみちゃんという子がいたかと思うと、すみかちゃんという子もいる。
 まりちゃんという子がいたかと思うと、まありちゃんという子もいるという感じで、
 どっちがどうだか分からなくなるのである。
 実際、当のみーちゃんも、時々話をしていて間違っている位なので、
 私がこんがらがるのも当たり前といえば当たり前だろう。
 ちなみに私の本名はありきたり過ぎて、世間にはたくさん同じ名前の人がいるので
 なかなか覚えてもらえません。
 かわりすぎも困るけど、平凡すぎるのも困りますよね。
 名前ってむずかしい。


8月8日(日)
・忘れられない日

 今日はいつもの育児日記とは違って別な事を書きます。
 実は、今日は私にとって忘れられない日でもあるのです。
 それは、結婚して間もない頃の今日、
 私は一人、ある用事で長崎にいました。
 で、この時、はじめて一人旅というのを経験し、
 2つの大事な経験をしたのです。
 1つは、長崎の人に非常に親切にしていただき、
 一人での旅も全然寂しくなく、楽しく過ごせたということ。
 そしてもう一つは、戦争の悲惨さを目・耳・全身で感じたという事です。
 皆さんご存じのとうり、長崎は原爆でたくさんの被害を受けたところです。
  長崎にいった時、被爆者の方と知り合い、いろいろ話を聞かせてもらいました。
 さらに、長崎には、この時まだ、原爆の被害を物語るものが、
 町のあちこちに残されていて、いろいろ私も見てまわりました。
 体験者の生の声が聞け、年月は経ったものの残された被害の跡をこの目で見た時の
 ショックは今でも昨日のように感じます。
 この体験は、私にとって非常に大切な体験になっています。
 この時私は、子供ができて、ある程度大きくなったら、また長崎にこようと思いました。
 わが子にも、私と同じような体験をさせてあげたいと思います。
 機会があったら、皆さんも長崎にいってみてください。
 私は別に「反戦主義」だとか難しいことで書いているのではありません。
 行って見るだけで、自分の足りなかったものを考えるよい機会になると思います。
 急に変な事を書いてすみませんでした。
 でも書きたかったのです。


8月9日(月)
・プール当番
 今日は育成会のプール当番。
 地域の子供たちを連れ、学校のプールへ。
 暑い中を20分程歩き、学校へ到着。
 何をすればよいのかと思っていると、先生が買い物かごを渡し、
 いなくなった。
 「中に紙があるのでそれを見てやって下さい」ということらしい。
 早速、他の親と紙を見るがほぼ全員がはじめての人たちだったので
 中々進まない。
 (昨年までは、1人は役員の方がいて、指示されたらしい)
 とりあえずラジオ体操をしたがその後、またとまどっている。
 あまり子供たちを待たせるのも何なので、
 プールに入ってもよいという合図の鐘を、私が鳴らした。
 すると、いつのまにか私がこの中での代表のようになってしまっていたのだ。
 (まあ、男性が私だけで、他の9人はお母さんだったのもある)
 私はプールサイドの真ん中に立ち、競泳コースの注意を中心に、全体を見渡す
 立場になっていた。
 休憩時にも鐘をならし、暑い中に約1時間たって見守っていた。
 お母さんの中には、小さな子供をつれてきている方もいた。
 地域の当番制なのでしかたなくきたのだろうが、
 この暑い中で、プールサイドに小さな子を連れて立って見ているのである。
 (私以外のお母さん達は、プールの4つの角で見ている)
 これは大変だと感じた。
 小さな子がいて、どうしても預けたりできない親は免除してやってよい気がするが、
 育成会は平等に負担するので、こうなってしまう人もいるのである。
 そんなこんなで、プール終了。
 地域の子を連れ、帰路。
 とにかく暑い。(今の時間は、1日の中で一番暑い時間である2時だ)
 汗がダラダラとでてくる。
 みーちゃんが毎日、汗ダクでプールから帰ってくるのが分かった。
 今回のプール当番で疑問が残った。
 何故、学校の先生はついていないのか?
 お父さんが少ないのは何故か?
 (ちなみに、私の社宅の場合に限れば、半数以上はお父さんがプール当番であった)
 学校のプールに来る子は何故固定しているのか?
 (準皆勤賞のみーちゃんの話によると、来る子はほぼ決まっているのだという)
 みーちゃんの例をとると、夏休みに学校のプールに行くようになって、
 クラスの違う子は勿論、学年の違う子まで友達になったりして、
 友人がかなり増えたのである。
 これは大変良い事だと思うのだが・・・


 

8月10日(火)
・1才6カ月健診
 いよいよてるぼんの1才6カ月健診である。
 受付時間は1時だったが、私は30分前に行ったのにもかかわらず、
 私達は8番目であった。
 お父さんも何人かいたが、お父さんだけで来たのは、私達だけだった。
 まわりの子は、全員が1人で歩いている。(ちょっとプレッシャー)
 まずは保健婦さんの問診。
 「まだ歩かないんです・・・」というと
 「ハイハイはいつから?、つかまり立ちは?、つたい歩きは?
 立ちますか?、うつ伏せから一人で座りますか?」
 と矢継ぎ早に質問され、私もドギマギ。
 その後、歯科・内科・保健婦との育児相談・歯の磨き方指導とこなし
 一通り終了したのは2時30分。
 待ち時間から考えると、2時間かかっていた。
 でも、健診会場は新しく、カーペット敷きなので、ハイハイさせても
 大丈夫であり、あんぱんまんのビデオも見せてくれていたし、
 人数もそんなに多くなかったので、結構、快適な健診でした。
 健診時間をもっと考慮していただければなおよかったと思います。
 (時間が1時から2時の受付だったのですが、普通、この時間は午睡の時間ですよね
  会場でも眠くて機嫌の悪い子もいましたし・・・うちの子もその中の1人でした)
 健診の環境はまずまずでも、わがてるぼんはただではすみませんでした。
 結論からすれば、歩かないという事と、親から指示されたものを持ってこないという
 2点が問題である。という事になり、1カ月経過を見て、再度、保健婦さんから
 電話で問診が来ることになりました。
 以前にかかりつけの小児科医からも「9月20日までに歩かない時は、再度、
 きて下さい。」といわれていたので、同じ内容になってしまいました。
 てるぼんよ、あと1カ月が君のタイムリミットなのだ!
 がんばって修行に励もうではないか。


8月11日(水)
・いつもの事ですが
 今日もみーちゃんに友達が遊びにきた。
 3年生の女の子である。
 そして、また、聞き慣れた質問がみーちゃんへ。
 「みーちゃんのパパってやさしいの?」
 「どうしてパパが家にいるの?」
 そしてみーちゃんはいつものように説明する。
 今日は3年生の子なので、私からも事情を説明した。
 いつものように理解してもらうが、
 やっぱり、パパがいると子供ながらに気をつかうらしい。
 最近は、私もおやつを出す以外は、あまり顔を出さないように
 しているのだが、せまいアパートの中なので、
 どうしても顔をあわせてしまう。
 やっぱり大抵の家では、ママがいるのが普通だし、
 女の子は余計にお父さんだと気まずいようである。
 (結構、男の子は大丈夫である)
 これがみーちゃんの友人関係に悪影響を及ぼさないかと
 心配してしまっている私であるが、
 ママに言わせると「パパが休まなければ、こんなに友達が出来なかったでしょう?」
 ということなので、休んでよかったとも思っている。
 これからは、いつにも増して、明るくみーちゃんの友達と対応するように心がけよう。
 


8月12日(木)
・明日、帰ります
 朝、みーちゃんの顔が赤くなっていた。
 熱はないようなので、病院へは行かず、1日おとなしく
 して様子を見ることにした。
 明日から、お盆にあわせ私の実家へ帰郷する予定である。
 子供たちも楽しみにしていたが、
 私も今回に限っては楽しみにしている。
 今までは、自分の実家に帰るのは面倒な事だし、
 出来れば帰りたくない方であったが、今回ばかりは違う。
 なぜなら、この期間は、育児から開放され、酒は飲めるし、
 ご馳走は食べられる。そして、他の大人と会話も出来るのである。
 家事もする必要は無いのだ。
 従って、私は楽しみにしているのである。


8月13日(金)
・帰郷
 渋滞の中を帰郷。
 前日の予定通り、寿司にビールとご馳走であった。
 子供たちは、おない年のいとこがいるので大騒ぎと楽しそう。
 ママだけは久々の家事をしなければならないので別である。
 (これも嫁のつとめである)
 こども達の風呂入れもおじいちゃんが担当。
 おかげで私は酔いつぶれて寝るだけで良しでした。
 ママだけは片づけものをし、子供を着替えさせて添い寝、
 明日は早く起きて、稼がなければならないのである。
 お嫁さんは大変である。


8月14日(土)
・嫌になったてるぼん

 今日は朝から親戚まわりである。
 しかし、どこの家にいってもてるぼんの足の話と私の育児休職の話になる。
 私の休職の話は別によいのだが、
 てるぼんが歩かない話を何度もするのはちょっと嫌である。
 おじさんやおばさん達も悪気があるわけでもなく、
 必ず「大丈夫だから」と励ましてくれるのであるが、
 こう何回も、てるぼん本人の前でいわれると、さすがに嫌になってくる。
 多分、一番嫌だったのはてるぼんであっただろう。
 今夜には、「てるぼん」と私が呼んでも、返事すらしなくなったのだから。
 (いつもは「はい!」と言って手を上げるのである)
 話はちょっとかわりますが、今日は最後に私の母の入院先にお見舞いによった。
 母は全身リュウマチを患って30年経過しており、既に1級障害者である。
 骨の変形ともろさから骨折し、入院しているのだ。
 今までは何とか杖をついて自力で歩いていたのだが、
 今回ばかりは、車イス生活にならざるをえないようである。
 でも、本人は絶対歩けると信じ、リハビリをしている。
 やはり、歩くという事は大事な事なのかもしれない。
 おばあちゃんもがんばっているのだ、
 てるぼんもめげずにがんばれ!


8月15日(日)
・まだまだ続くお気楽な日
 私の実家からママの実家へ移動である。
 (ママの実家といっても、私の社宅から近いのだが・・・)
 ここは本来、ママの実家なので私は若干小さくなっていたのであるが、
 私が再三に渡ってこの日記に書いているように、
 私が育児休職をとってからというもの、
 週に1回は顔を出しにいっているし、
 何よりも私の育児休職に理解をしめしているため、
 今では、義母も義父もすっかり私の味方と化しているのである。
 したがって、ママはここでも分が悪いのである。
 なんかママがかわいそうになってくる。
 でもしかたないんだな〜これが。
 今日も酒をのみすっかりいい気分である。 
 もう完全にここ数日の日記は育児日記で無くなっている。
 育児日記として読んでもらっているみなさん。すみません。
 でも、たまの長期休暇ですのでゆるしてね。


8月16日(月)
・中立
 今日で私のお気楽な日々も最後である。
 明日からはまた主夫に戻らなければならない。
 この数日間でたくさんの親戚と会い、話をしたが、
 前にも書いたように、てるぼんの足の話か育児休職の話になったのであるが、
 今日は育児休職の話を書きます。
 育児休職の話になると、必ず奥さんの方が
 「主婦は大変でしょう」と言い、旦那はにが笑いをする。
 どうやら私は主婦の味方のようにとられているようである。
 私の前では、普段は旦那に言えない事まで言ってしまう人さえいる。
 やはり結構たまっている奥さんもいるのである。
 世の中の夫のみなさん。
 もう少し奥さんの事を理解し、助け合っていきましょう。
 でも、私は中立的な立場であって、決して奥様達だけの味方ではありませんよ。
 あしからず。


8月17日(火)
・元気者は一人
 ママは今日までお盆休みなので、今日も楽チンと思っていたら、
 なんとゆめちんが発熱しているではないか。
 今日予定していた予防注射も延期となり、
 1日休んでいることにした。
 てるぼんも下痢をしていた。
 ここ1週間、出かけては大騒ぎというのが続いたせいであろう。
 しかし、みーちゃんだけは絶好調!
 こういうのもまた困る。
 家族全員で休んでいようと思うのに、
 一人元気で、「パパ、何かして遊ぼう!」と寄ってくる。
 私も気力が減退しているので、ゆっくり休んで、
 明日からの主夫生活再開に備えようとしているのに寄ってくる。
 そして、しかたなくみーちゃんと遊んでいると、
 具合の悪いゆめちんやてるぼんもジッとしていられなくなり、
 やがて騒ぎ出す。
 「静かにしてなさい!」と言っても1分と持たない。
 もうどうにかしてよ〜


8月18日(水)
・パパだけ戻らない

 ママはいやいやながら出勤。
 ゆめちんも熱が下がり幼稚園へいった。
 子供2人だと私の目が届くし、
 みーちゃんもパパの視線が気になるらしく、言うことをよく聞くようになった。
 夏休みも終盤である。
 やり残した事をやらなければならないのだ。
 てるぼんもここ数日の騒々しさから開放され、
 午睡を5時間もした。
 ただ、私自身がだらけた生活から抜け出せないでいる。
 スランプというやつだろうか。
 「やっぱり、半年にしとけばよかったかな〜」などと思ってしまっている。
 なんとかせねばならないとは思うものの、
 気分が乗らないのだ。


8月19日(木)
・やっぱりママがいい

 一時快方に向かったゆめちんがまた発熱。
 数回吐き、グッタリしている。
 あわてて病院へつれていったが、あいにく休業日であった。
 でも、当番だった内科の先生に見てもらい、薬をもらって帰ってきた。
 帰ってきても、飲み物を飲むとすぐ吐き出してしまうため、
 てるぼんとみーちゃんはおばあちゃん家で預かってもらう事にした。
 その後、ゆめちんは「頭が痛い」と泣く。
 その様子を私が見ていてハッと感づいた。
 実は、ママは病院へ連れていくため、とりあえず午前中は会社を休み、
 午後は出勤しようとしていたのである。
 でもゆめちんはママと一緒にいて欲しかったため、
 ママが「会社へ行こうかな」と私と話をする度に「頭が痛い」とゆめちんは
 言っていたのである。
 そして私がゆめちんに聞いてみた。
 パパ「頭まだ痛いの?」
 ゆめちん「今はあまり痛くない」
 パパ「ママがいなくなると痛くなるのかい」
 ゆめちん「うん」
 パパ「ママと一緒にいたいのかい」
 ゆめちん「うん」
 ということであった。
 そこで、私はこの事をママに話し、ママは1日休みにして、
 ゆめちんと一緒に過ごすと、夕方には熱も下がりました。
 私がママにはやっぱり勝てない部分が一杯あります。
 ところで、みーちゃん達はどうしたかというと、
 てるぼんは連れ帰ったものの、
 みーちゃんはおばあちゃん家に泊まる事になりましたとさ。


8月20日(金)
・ママの悩み

 ゆめちんを再度病院へ連れていったが、
 たいした事はなく、熱も下がっているし、元気になった。
 しかし、この一件はママにとってちょっとつらいものだったようである。
 それは、子供がちょっと具合が悪い時であれば、パパでも対応できるが、
 う〜んと具合が悪い時は、ママじゃないとダメだという事になってしまった。
 つまり、ひどく具合が悪い度に会社を休むのはママだけという事になるため、
 仕事上でまわりの人達に迷惑をかなりかけてしまうと悩み始めたのである。
 ある意味では、ママも仕事をキッチリやれるようになってきた証しではあるが、
 本人にとっては、かなり深い悩みのようである。
 世の中には共稼ぎで子育てをしている人は一杯いるし、
 そんな中でも我が家は恵まれた環境にいると思うのだが、
 育児の理想と仕事の現実に挟まれ、悩んでいるのである。
 「辞めようかな」というママに対し私から
 「とりあえず2月一杯までは私が休んでいるので大丈夫。
 その先の事はまたゆっくり考えよう。辞めるのはいつでも出来るけど、
 また働くのは難しいよ」といって一旦は落ち着いたが、
 そう簡単に解決する悩みではない。
 共稼ぎをするという事は、別の意味では、育児や仕事の理想を少し切り捨てなければ
 ならない事もあるのではないだろうか。
 しかし、逆に、共稼ぎだから、切り捨てた部分を補う事も出来る気がする。
 今回の件については、もう少し、時間をかけてゆっくり考えていきたい。


 

8月21日(土)
・育児してない?

 今日は私の甥(中学1年生)が、一人で新幹線でやってきた。
 ゆめちんは病み上がりだし、てるぼんも熱があった(ゆめちんからうつったのだろう)
 ので、この2人はママにまかせて、私とみーちゃんと甥の3人で遊びに出かけた。
 従って、今日は育児とは関わりのないものになってしまったので、
 今日の日記はかつあいします。
 すいません。私、最近あまり育児してないような気がする。


8月22日(日)
・主夫忘れ遊ぶ

 今日も甥がいる。一泊したのである。
 従って、本日も甥のおもてなしを私がしなければならないので
 みーちゃんを連れ遊園地へ行ってきた。
 また育児とは関わりが無い1日になってしまいました。
 でも、何故私がこの甥にこれほどまでに面倒をみるかというと、
 理由があるのです。
 私は3人兄弟の末っ子で、小さい時から弟か妹が欲しかった。
 そして、兄が結婚し、はじめてできた甥がこの子だったので、
 自分の弟のように小さい時から可愛がっていたのである。
 それが、一人旅で遊びにきたのだから「うれしい」のだ。
 それとあまり書きたくは無いのだが、この子は生まれながら
 にして身体的ハンデを持っている。
 その子が一人で遊びにくるようになったのだから、うれしさも倍増である。
 だから、2人の残されたわが子はママにまかせて、
 目いっぱい甥と遊んだのでした。


8月23日(月)
人面痩
 私の足が異常に腫れてきた。
 どうやら「オデキ」ができ、ひどくなってきたようである。
 多分、ここ最近の私の生だら状況をみかねて、天罰が下ったのかもしれない。
 あまりの痛さに歩くのも容易ではない。
 やはり、急に不摂生な生活に戻ると、体に異常をきたすのだろう。
 ということで、今日の日記はこの辺でご勘弁願う。
 だって本当に痛いんだもの!
 ちなみにママは腫れた部位を見て
 「人の顔になったりして」だと。


8月24日(火)
・燃える闘魂

 いよいよみーちゃんの夏休みも最終日である。
 そのみーちゃんは、まだ読んでいない本が2冊も
 あるため、朝から読書である。
 (もちろんパパからの叱咤激励を受けてのものである)
 でも、これで長かった夏休みも終わりである。
 明日からは、またてるぼんとの生活がはじまる。
 そのてるぼんであるが、
 実はひょんな事から、自分で歩こうと努力を始めた。
 それは・・・
 私がアントニオ猪木のマネをして「1.2.3.ダー!」と
 やっていたら、突然、その掛け声にあわせて
 てるぼんが立ち上がり、3歩位進むのである。
 今晩も「1.2.3.ダー!」というと
 立ち上がり3歩あるき、そのまま立っている。
 まわりで見ていた上の2人の子もこの光景をみて大喜びし、
 私のマネをして「1.2.3.ダー!」とやると、
 また、てるぼんが立ち上がる。
 これはすごい事だ。
 多分、明日からしばらくは、我が家の近くを通ると
 「1.2.3.ダー!」の掛け声が聞こえるでしょう。


8月25日(水)
・いたずらぼうず

 みーちゃんも小学校へ行き、我が家も通常生活となった。
 さらに、一気に陽気も涼しくなり、すごしやすくなった。
 あとは、私が生だらな生活から抜け出すだけとなったため、
 気を引き締め、新たなスタートをきる意味でも、
 部屋を大掃除することにした。
 「まずは台所から・・・」と思って始めたが、
 度重なるてるぼんの邪魔と、汚れのひどさに台所の3分の2を
 消化したのみで、今日の分は終了することになった。
 それでも、ママが帰ってきた時には、
 「台所、明るくなったと思わない?」と自慢する私であった。
 それにしても、てるぼんのいたずらには困ったものである。
 戸棚の皿を出しては舐め、1枚づつ積んでみたり、
 別の戸棚からは、缶づめを出して縦に積んだりしている。
 下手に注意をして目を合わせると、
 こんどは「何か飲ませろ」といわんばかりに騒ぎ、
 そして泣くのである。
 何か物が出るまで泣きやまないのだ。
 私が甘やかしすぎたのだろうか。


8月26日(木)
・また同じ場面

 私の「おでき」の状態がかなり悪いため、皮膚科へいった。
 ママにも朝だけ会社を休んでもらい、てるぼんと一緒に病院へきてもらった。
 「おでき」のほうは普通どおりの診察であったが、
 お医者さんとの会話の中で、また説明をする場面になった。
 医者「今日はお休みですか?」
 パパ「いや、いま会社休んでいるんです」
 医者(けげんそうな顔で)「病気かなにかですか?」
 パパ(やばいと思い)「実は育児で」
 医者(ホッとした顔で)「そうですか。それはいいですね」
 やっぱり、このご時世だと「休んでいる」と聞くと
 聞いた方は「やばいこといったかな」と思うのでしょうね。
 これでまた私が育児で休んでいるのを知る人が増えてしまいました。
 


8月27日(金)
・ありがたい病院

 今日もまた3人の子を引き連れての予防接種である。
 (ちなみに私のおできは膿もでてかなり楽になった)
 いつもの病院でいつものように待っていると、
 受付では7番目のはずが、1番目に呼ばれた。
 そう、この病院では私が育児休職中なのは知れているのである。
 よって、看護婦さんの対応も素晴らしくよいのだ。
 非常にありがたい病院である。
 私の方ももう慣れたもので、3人連れていっても動じなくなった。
 我が家の予防接種は、私が休んでいるうちに済ませようとしているが、
 みーちゃんはあと1回。ゆめちんが2回。てるぼんは4回残っている。
 毎月1回はこの病院にお世話にならなければいけないのだ。
 でも、この病院なら楽チンだ。
 他の患者さんには悪いとは思っているのですが・・・


8月28日(土)
・ジッとがまんの子であった

 みーちゃんが頭が痛いと言い出し、熱を計ると高かった。
 こうなったのには理由がある。
 昨日予防接種をした時、私からみーちゃん達に
 「絶対、激しい運動はするなよ」と言い聞かせたにもかかわらず
 みーちゃんは友達と遊びたい一心で、学校から走って帰ってきて、
 全身汗ダクだったのだ。
 その時、私から「あ〜あ、熱出るぞ」と言ったのだが、
 今日になって、私の言った通りになったのである。
 みーちゃんの事はママにまかせ、午後から私は明日地区の運動会が
 あるために、グラウンド整備等の手伝いに行っていた。
 そして手伝いから帰ってくると、まだみーちゃんは元気が無い。
 枕元に私が行き、「な、パパの行った通りになったろ?」というと
 みーちゃんは真剣な目でうなずいた。
 彼女は身を持ってパパの忠告を無視した事を反省していたのだ。
 かわいそうだがしかたが無い。
 でも、これでみーちゃんはまたちょっぴり大人になったのである。
 明日は運動会である。
 みーちゃんもリレーの選手として走る予定だ。
 私が「明日は別の子の変わってもらったら?」と聞くと
 「おとなしくしてるから明日は大丈夫。絶対走るの!」といい
 ゆめちんが大騒ぎで遊ぼうが、友達の声が聞こえようがジッと
 静かにがまんしているみーちゃんでした。


8月29日(日)
・貧乏生活に福の神

 今日は私の住む地区の運動会である。
 私は審判として参加した。
 みーちゃんも回復し、元気に参加、リレーも無事走り、
 みーちゃんのチームは1等賞であった。
 話は変わりますが、昨日、また義姉から宅急便が届いた。
 前回のマグロに続き第2弾である。
 今度は骨付きカルビとキムチのセットであった。
 勿論おいしくいただいた。
 財政難の我が家にとっては非常にありがたい贈り物であった。
 今回の贈り物も、義姉がインターネット上で見つけて注文してくれたものである。
 なかなかインターネットというものもいいものである。
 ただ、実験台になっている気もするのだが、
 こんな実験台なら大歓迎である。


8月30日(月)
・延長保育

 ゆめちんの延長保育もあと1日となってしまい、
 今日、幼稚園の先生から「9月はどうしますか?」と聞かれ、
 とりあえず、「明日には返事します」といってその場を逃れた。
 そう、ゆめちんについては、いろいろ悩んだ末、
 とりあえず8月の一カ月間だけ、延長保育に出していたのである。
 そして、9月以降については、8月の状況を見て、決めることにしていた。
 でも、実はまだ悩んでいるのです。
 金銭的な事よりも、私の頭の中で整理が出来ていないのである。
 それは・・・
 8月から延長保育に出したところ、ゆめちんはすこぶる元気がよく、
 4月から続いていた精神的な不安定さは解消され、
 以前のような我が家で一番元気なゆめちんに戻ったのである。
 従って、8月の状況から考えれば、9月以降も延長保育に出すことで
 決まるのだが、そうはいかないのである。
 私の頭の中では、「折角、育児休職をとっているのに・・・」というのが
 中々消えないのである。
 勿論、ゆめちんの事を考えれば、延長保育に出した方が良いに決まっている
 のは、私だって分かっている。
 でも、分かっているからこそ悩むのである。
 今日は、これからママとじっくり相談することにしている。
 (でもママは子供たちを寝かしつけにいったまま戻らない・・・)


8月31日(月)
・延長保育2

 いろいろ考えた末、ゆめちんは9月も延長保育にすることにし、
 今日、幼稚園の先生にお話しをした。
 決め手は、ゆめちんが幼稚園先生に話しをしていた事であった。
 ゆめちんは、幼稚園の先生に「ゆめちんは9月から延長保育じゃないの」と
 寂しく言ったのだという。そして先生は「ゆめちんは延長保育楽しいの?」と聞いた。
 するとゆめちん「うん!」先生「じゃ、パパと相談しなさいね」といったのだという。
 ゆめちんは私から、延長保育はあくまでも8月だけだと再三に渡っていわれていた。
 だからゆめちんはパパにどうしても「延長保育を続けたい」とはいえなかったのだ。
 そして、先生にいったのである。
 この話を先生から聞いた後、ゆめちんと話合った。
 パパ「延長保育やりたいの?」
 ゆめちん「やりたい。お願い。」
 パパ「延長保育は楽しいの?」
 ゆめちん「幼稚園の中では一番楽しい」
 パパ「体操教室よりも楽しい?」
 ゆめちん「うん」
 パパ「延長保育にすると家に帰ってから遊ぶ時間無いよ」
 ゆめちん「いいの」
 パパ「パパとも遊べないし、ゲームも出来ないよ」
 ゆめちん「いいの」
 てな具合であった。
 前にも書いたが、この子は1才から保育園に預けられていた。
 従って、この4月からの生活は彼女にとって初めて毎日午後から家で過ごすという
 生活だったのである。
 この生活を変える事は、彼女にとっては非常に厳しい事だったのである。
 私はあらためて自分の考えの浅はかさに反省をした日である。


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