旅 の 風 景


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台湾は、日本の九州より少し小さい面積を持つ島国です。地図で見ると、まるで顕微鏡に見たゾウリムシのような形^^;(あっ台湾の皆さんすいません)、添乗員さんはさすがに“さつまいもの形”と形容しておられましたが、いずれにしても過去の一時期には日本の国の一部にもなり、日本とは深い関わり合いのある国です。私は台湾に関する知識は正直ゼロに近く、現地を訪れて知ることがほとんどで誠に恥ずかしい思いになりました。

しかし、食べるものも美味しくて人々も友好的で暖かく、台湾にはまるという人の気持ちが分かります。今回は短い期間で駆け足で回りましたが、いつか又ゆっくりと訪ねてみたいと思います。


 旅 程 2008年6月26日〜6月30日
   関空  →  台北  →  台中  → 台南  → 高雄 →  台中→ 台北
           飛行機    バス      バス     バス         新幹線

   関空出発→台北へ



関空から出発する旅行の時は、よく前泊します。空港内にあるホテル日航関西空港は、JRにも直結していてとても便利。チェックアウトは12時なので、ゆっくりと出発準備が出来る。

今回も、仕事を終えて前日に大阪へ移動、一泊して出発の朝、これから旅行会社のカンウンターへ行くところです〜いざ行かん(*^_^*)。
飛行機はチャイナエアライン「中華航空」です。搭乗すると早速昼食が出てきました。例によって客室乗務員さんが「肉か魚か」と聞くので「魚」と答えると、なんとうなぎでした。折しも朝のテレビでは、うなぎの産地偽装が報道されていてなんとタイムリーな…^^;

ハイ真っ昼間からビールでございます。グビィと〜はぁウマイっ!ビールは勿論台湾ビール。クセのない(コクがないとも言う^^;)さっぱりしたのどごしです。
関空から約3時間、あっという間に台北に到着です。今回のツアーは現地集合型で、入国審査などを終えてロビーに出ると、ツアー会社が案内板を持って待っていました。ツアー客は大阪と東京から集まるようです。

いつも思うのですが、ツアーの参加者次第でこの旅行が楽しいものになるかどうか〜。いい方たちばかりだと良いけどなぁ。
そうそう、この空港で両替をしました。レートは関空より良い。1元=3.6円

台湾市内はほぼどこでも(マッサージ屋さんも円OKでした)日本円が通用するので、取り敢えずのお金、2万円分を換金。5.452元になりました。このうち、手数料が20元引かれていて、5.432元が手元に返ってきました。4日間の飲み物代やちょっとした買い物はこれで十分。あとは日本円とクレジットカードを利用です。
ツアー客、23名が揃って空港からバスに乗車。これから台北市内を走って台中に向かいます。

リーズナブルなツアーな為、荷物はゴロゴロ自分で運びます。これまでの旅行では、ポーターさんが居て、全部運んでくれたので楽でしたが、これも仕方ないか。

それにしても、ハデなバス…。
台湾の高速道路は、30qごとに料金所があって一定額(日本円で160円)を払います。300q走ると料金は1600円。世界一高速料金が高い日本と比べるとほんとに安い。

ETCは台湾では「電子収費」と言います。日本と違ってデポジット方式なので、カードを購入しそこから料金が落ちていくシステム。

電子収費」、なんとなく意味が分かるのが面白い。
途中、トイレ休憩に立ち寄ったSA。この漢字「便利商店」とは台湾では「コンピニ」のこと。これも成る程!と感心してしまいました。

別に日本人にうウケようなんてことではない、台湾の言葉なんだけど、意味を問うクイズ番組にでも出てきそう。

店内で水を買いましたが、空港内の自販機で買うより断然安い。600o入ったペットボトルが15元。日本円したら約60円ほど。
バスの窓から見ていると、50tバイクの多さに目を見張りました。ホンダとヤマハがほとんどで、台湾で作られるために安価なのだそう。

このバイク、二人乗りはざらで、家族4人が乗っているのも見ましたが、いずれも違反ではないそうで、なんと大らかな国かと目が丸くなりました(*_*)
台中に到着、レストランで夕食です。残念ながら食べることに夢中になって料理の写真がありません。ここでは四川料理を頂きましたが店の名前も分からない、というか、漢字が難しくて読めん(-_-;)。

辛いイメージのある四川料理ですが、唐辛子がほどよく効いて美味しかった。夕飯時で地元の人も沢山居たので、この地域のそれなりのお店なのでしょう。
実は仕事の関係の方がこの台湾におられます。その方達が集まって、素敵なレストランに連れて行って下さいました。お店の名前は「印月創意東方宴」。

大きな倉庫のような建物ですが、内装はを基調にしてなかなかおしゃれです。
店内は中二階建てになっていて、吹き抜けの大きな窓はガラス張り、夜空も望めます。

二階で食事をしたあとは、一階のフロアーでお茶やお酒が楽しめるようになっています。料理は勿論地元の台湾料理で円卓を囲む…若いカップルも結構居て、きっと地元の人気店なのでしょう。
メニューから私が頂いたお茶は、ピーチウーロン茶。ほんのり桃の香りがして口の中に広がる。値段は200元と表示があったから、日本円にすれば800円ほど。

決して安くはないけれど、これで何度も何度も追加のおを足してくれるのでそれを思うと納得か。

こんな香り豊かなお茶を頂くと、台湾の方達が日本のウーロン茶をまがい物だと言われることも合点がいきます。
菓子類は絶品でした。お茶のアイスクリームをはじめ、黒ごまのケーキやや焼き菓子、さっき夕飯をお腹一杯食べたのに、この上品な甘さのスィーツにはつい手が出てしまいます。

ピーチウーロンも、もう何杯飲んだかしら。でも、ウーロン茶は体内脂肪を溶かすというので大いに期待しよう。!(^^)!
台湾の方達は明るく友好的です。特に女性は活動的でとても素敵です。勉強も熱心で日本語もすぐにマスターされるのには頭が下がります。

短い時間でしたが、ほんとに楽しいひとときでした。林(りん)様はじめ皆様に心から感謝致します。

台湾の初日、こんな幸せな時間を頂いて、明日からいよいよ台湾の感動の旅がスタートします。
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