1st.STAGE
日本サイドのスタイリストによる展示形式のステージ。言葉による説明だけでは分かりづらかったNY DryCutに実際に触れて多くの特徴を体感してもらい、日々のサロンワークにいかせるヒントを届けたいという思いでつくられて いる。
東京、関西、名古屋から22名のスタイリストが集まり、NY DryCutのモデル24人を展示。来場者は、2時間のステージの間自由に出入りができ、モデルのヘアに触れながら、それをカットしたスタイリストに直接質問できるようになっている。ショートボブ、セミロング、ロングと24とおりのスタイルのモデルは、カッとラインがよく見えるようにすべてカットしおわった状態のヘアで待機。手には、ブロードライした場合の写真を持って、横にたったスタイリストがひとりひとりの質問に答えていった。
会場には「テーパー体験ウィッグ」を用意。NY DryCutで重要なテーパー技術を「ちょっと試してみたい」という人々が集まり、ハサミの動かし方やカットのタイミングを熱心に聞く姿が見られた。
2st.STAGE
1st.STAGEで、NY DryCutの特徴や実際の動き、手触りを確認したあと、EIJIのライブへと続く。
ステージ中央にモデルと現われたEIJIは、ロングレイヤーのカットを見せた。
その後、1st.STAGEのモデルとスタイリストが登場し、一人ずつカットの解説や自分にとってのNY DryCutの魅力を語った。
EIJIが事前にカットしていた6名のモデルもステージに現われ、セミロングやショートボブ、パーマスタオイル等を紹介。休憩時間には,EIJIがカットしたモデルが残り、来場者はモデルの髪に触れ、コームを使ってパネルを引き出して確認することもできた。
そのあとはジャーナリストの岡高志によるライブインタビュー。30分ほどの短い時間の中で、EIJIの仕事に対する思いを引き出した。
インタビュー後、最初に登場したモデルたちがブロードライやアイロンを使ってアレンジしたスタイルで再登場。NY DryCutの豊富なアレンジパターンを見せた。
そ して、ラスト。客席に向かってEIJIが語りかける。
「僕が知っていることをみんなに伝えたいだけ、ただそれだけ。ウエットだとかドライだとかじゃなくて、これを知ればもっとお客さんを喜ばせるんじゃないか。みんなが今日よりも明日うまくなればいい。そのために自分たちができることは何でもする。自分がどういう仕事をしたいかで、いろんなことを勉強してください。そういうことが10年後、20年後の自分をつくるから」。その言葉でライブは終了した。
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