ピアノはヤノピ
2000/02/28 /月曜日
とうとう買っちゃいました。ヤマハの電子ピアノ「P-80」。そう、去年の「年末のお気に入り」で書いたアレです。この日曜日に、なんとか部屋を片付けて、やっと納まりました。小型軽量の電子ピアノとは言えやはり
88鍵のフルキーボードというのはでかいです。日本の住宅事情にピアノという物が、いかに合わないかがよく解ります。そのへんを考えて、高級電子ピアノと同じキーボードを使いながら、全体をコンパクトにまとめたヤマハのアイデアはお見事でした。これなら邪魔なときには立て掛けておく事も出来ます。その気があれば、持ち歩く事だって出来るでしょう。まあ17Kgくらいありますから、ちょっと覚悟はいりますが。そんなわけで、けっこう人気があるみたいで、今年に入って生産が間に合わず、しばらく予約待ちの状態がつづいてました。やっぱりこういうのが欲しかった人が、いっぱいいるんですね。
楽器屋さんではじめてこのキーに触った時に、おおっと思いました。ほかのものに比べてキータッチがまるで違うんです。かなり本物のピアノに近い。厳密に言えば、本物のピアノはキーを叩くときにちょっと引っ掛かるような感覚があるんですが、さすがにそこまで再現はされてません。でも低音部から高音部にかけてキーの重さが変えてあったり、キーの感触、戻り具合などなかなかのものです。それを再現するために、キーのひとつひとつに重りが付いているわけですから、どうしたって重くなりますね。もっとも、それだけキーアクションに凝ったからといって、そこから直接音が出るわけじゃありません。キーを叩く事でMIDI 信号が発生し、それによってサンプリングされたピアノの音が出る、というわけです。考えてみれば奇妙な楽器ですね。
つまり、これで弾いたものはMIDIデータとして記録出来るわけで、それをMIDIファイルにしてこのページに張り付けとけば、訪れた人にぼくの独善的な即興演奏を、半ば強制的にお聞かせする事も出来るわけですねえ・・・・どう、聞きたい?
いまぼくの手元には二冊のピアノ譜があります。ずっとピアノに触れる事もないのに、なんとなく持ち歩いていたものです。一冊はエリック・サティのピアノ曲集。まあこれは、ぼく程度でも弾けそうな曲、という事でしょうか。もう一冊は武満徹さんの「雨の樹 素描」です。武満さんの曲でも、これならぼくも弾けるかも知れません。武満さんからは、いろいろなことを教えられたと思っているので、いつかまた書いてみたいと思ってます。武満さんが亡くなったのが96年の2月20日だったから、もう4年と1週間が過ぎたんですね。
ピアノにはさまざまな思いがあります。まあそれより、練習して早く指が動くようにならなくては。
楽器屋さんではじめてこのキーに触った時に、おおっと思いました。ほかのものに比べてキータッチがまるで違うんです。かなり本物のピアノに近い。厳密に言えば、本物のピアノはキーを叩くときにちょっと引っ掛かるような感覚があるんですが、さすがにそこまで再現はされてません。でも低音部から高音部にかけてキーの重さが変えてあったり、キーの感触、戻り具合などなかなかのものです。それを再現するために、キーのひとつひとつに重りが付いているわけですから、どうしたって重くなりますね。もっとも、それだけキーアクションに凝ったからといって、そこから直接音が出るわけじゃありません。キーを叩く事でMIDI 信号が発生し、それによってサンプリングされたピアノの音が出る、というわけです。考えてみれば奇妙な楽器ですね。
つまり、これで弾いたものはMIDIデータとして記録出来るわけで、それをMIDIファイルにしてこのページに張り付けとけば、訪れた人にぼくの独善的な即興演奏を、半ば強制的にお聞かせする事も出来るわけですねえ・・・・どう、聞きたい?
いまぼくの手元には二冊のピアノ譜があります。ずっとピアノに触れる事もないのに、なんとなく持ち歩いていたものです。一冊はエリック・サティのピアノ曲集。まあこれは、ぼく程度でも弾けそうな曲、という事でしょうか。もう一冊は武満徹さんの「雨の樹 素描」です。武満さんの曲でも、これならぼくも弾けるかも知れません。武満さんからは、いろいろなことを教えられたと思っているので、いつかまた書いてみたいと思ってます。武満さんが亡くなったのが96年の2月20日だったから、もう4年と1週間が過ぎたんですね。
ピアノにはさまざまな思いがあります。まあそれより、練習して早く指が動くようにならなくては。