6月4日(水)
 日韓共催ワールドカップ・サッカー。本日は日本の初戦、ベルギー戦である。我が職場の我が部署はサッカー好き集団でもあり(と言っても4名のみだが)、この日に備えて本日の仕事了はセーブしていた。勿論、一刻も早くW杯をTV観戦できるように、である。どうやら思いは誰しも(かなり大多数)同じであったらしく、5時前に仕事は片づけるぞ宣言をしたところが、さくさくと事が運び、無事に定時の5時には職場を出ることができた。家に着いたら6時20分。前半を半分過ぎたところ。前の職場なら、5時に出たらスクーターで10分弱、電車が30分弱でキックオフに間に合ったのにー。転職するの早まったかしらん?もっとも、それを言うならば、その前の職場ならスクーターで10分走れば自宅に着いてしまうのであった。しょーがないなー。
 相方J氏はよりによって今日という日に京浜東北線が人身事故の影響で止まってしまったとかで8時半にやっと帰宅した。私が帰った時間には動いてたんですけどね。どうやらさいたま新都心駅付近で人身事故だったらしい....って、それってサポーター?W杯にまつわるいろんなニュースがあるので、つい疑心暗鬼になるぞ。
 試合の結果は、本日が初戦だった中国、日本、韓国のアジア3国がそれぞれ負け、分け、勝ちとキレイに分れた。韓国はW杯通算15試合目にして初白星だそうな。日本は初の勝ち点ゲット。まだまだアジアサッカーにとっては先が長いのかな。かと思えば、バイクの世界GPでは日本勢は上位常連だったりもするし、なかなか面白い競技の多い今日この頃である。

6月8日(土)
 久しぶりに友人Y氏、M嬢と相方J氏で飲みに行く。この場合の「久しぶり」はY氏については3年ぶり、M嬢については半年ぶりくらい。普段は岡山在住のY氏なので、会える機会もなかなかないしと飲み会開催の運びになったのであった。
 最初に飲んでいた店から、河岸を変えようと歩いていたら、そこは新宿。路駐してあるバイクが山盛り。J氏がいつものように目に付いたバイクの名前を「○○○だ」「△△△△」「お、古いなあ」などと言っていく。
 「Kawasakiと言えば、バッタ色のバイクだよねー」
 「そうそう。あのバッタ色は他にないよね」
バイクファン、というかカワサキファン、の人が聞いたら激怒するような会話であるが、私のようなバイクは移動手段オンリー派の人にはその程度の認識である。バッタ色をカワサキと認識してるだけでも(私的には)エライ。これがスクーターなら、最近は少し見分けがつくんだけどな。
 以前はまるっきり知らなかったサッカー日本代表選手の名前を、いまではすらすらと言えるようになっているくらいだし、要するに興味の継続というのが大きな要素なのだろう。とすれば、そのうち路上にあるスクーターの名前を次々と言えるようになり...って、嬉しくはない、かな?

6月9日(日)
 サッカー日本代表、W杯初勝利!
 とにかく先ずは、初勝利。次も勝って決勝トーナメントに進出して欲しいものだと切実に思う。シドニー五輪の二の舞いは止めてねー。
 今回のロシア戦は自宅で相方J氏と友人T氏と3人での観戦だったのだが、同じ試合を一緒に観ていても、楽しみ方は実に各人各様であるなあ。以前サッカーをやっていたT氏は技術面やプレイする側としての分析に主眼を置く。J氏は自分ではやらないが、情報分析をするのが楽しいらしい。私はと言えば、現在でこそサッカーそのものも楽しいと思っているが、もともとはドーハの悲劇を目の当たりにしたことから、サッカーに纏るドラマが興味深くてのめり込んだのだ。勿論、ドラマだからストーリーに浮き沈みはあるし、試合に勝ったり負けたり、故障したり移籍したり、世代交代や好敵手登場、選手を取り巻く人々、報道、そういった全てが面白い。このドラマはパロディやパスティーシュも大いにありなので、日本代表ネタのマンガ探しなどにも余念はない。(ただし好意的なものに限る。悪意を持って書かれたモノは読んでいて楽しくない。これは新聞記事なども同じ)。こういう浅いファンも、熱血してるファンも、俄ファンも、皆が一緒に楽しめるのが、お祭り=W杯の良いところなんじゃないだろうか。
 そいやすっかり影が薄いけど、motoGPも第5戦を迎えているそうだ。あれだけサッカーのビデオとニュースを見て、それでもmotoGP情報を更新しているJ氏はえらい。さすがにNinjaに乗る暇はないようだけどな。VinoもNinjaも、W杯終了まではただ埃が積もり続けるのだろうなあ。

6月12日(水)
 横浜国際競技場で行われるエクアドル対クロアチア戦のチケットを、妹が執念でゲット。おこぼれに預かることとなった。妹は昨日のうちに桜木町の発券所まで出向いてチケットを入手。本日、上野に遊びに行く母が我が家のポストまで届けておいてくれるという一家総出状態である。チケットの直前放出が、自分に恩恵をもたらしてくれるとは思ってもみなかった。素直に妹に感謝、である。
 ようやく手に渡ったチケットだが、かなりお粗末な印象である。印刷もキレイだし、盗難・コピー防止策の透かしも入ってるんだけど、とにかく紙がちゃち。こんなもんに150ドルも払うのかと思うと、悲しくなるようなものである。スタジアムに行けるだけヨシとするか。

6月13日(木)
 行ってきました、エクアドル対クロアチア戦。横浜国際競技場に行くのは、昨年のコンフェデレーションズ杯決勝・日本対フランス戦以来、約1年ぶり。前回は横浜戦の小机駅から歩いたのだが、今日は職場から直行なので、東京駅から新幹線で新横浜を使うことにする。新横浜まではローカル線だと乗り換えで時間を喰ってしまうのだ。しかも料金は大して変わらない。同様に考えた人が多いようで、東京駅を出る新幹線は、通路もデッキも人だらけ。新横浜では降りる人が多くて、まだ降車中に発車ベルがなってしまうという事態になっていた。それでも私の着いた午後6時半前はマシな方だったようだ。軽く腹ごしらえと思って入ったカレー屋でもすんなり座れたし、アディダスの公式グッズ売り場も数分待つだけで会計できた。1時間後にJ氏が着いた時には、とんでもない人だかりだったそうだから。
 小机駅利用で早々に到着していた妹とは現地合流だったのだが、試合開始までの1時間弱も周りの人々や出来事を見ているだけで飽きない。バイロム社の発券システムのおかげで、どういうわけだか斜めに4枚チケットが取れたらしいグループがいたのだが、その後、やはり斜めに席がばらけてしまったカップルが来て席交換が成立。少なくとも2人は一緒に座れていた。向かい側には全く人が座ってない1ブロックがあったりとか、ビッグバードか?と思うようなエクアドルサポーターがいたりとか。来ている人の服装はかなりばらばらで、どういうわけだか日本代表、英国代表、アルゼンチン代表、ブラジル代表、ナイジェリア代表、パルマ、ユベントス、果ては地元のサッカークラブなどの様々なユニフォーム姿も見受けられた。ワイシャツの袖をまくり上げて頭にW杯タオルを巻き付けた男性がいたが、どう見ても宴会の酔っ払いにしか見えない。午後8時半のキックオフでは仕事帰りにしか来られない人も多いから仕方ないか。
 試合前には「ここはクロアチアのホームか?」と思うほど応援が偏っていたのだが、始まってみたら明らかにエクアドルの方がいい試合運びをしているために乗り換えるサポーターが続出。いつの間にか半々くらいの応援になっていた。我々はクロアチアを応援していたのだが、歯噛みすることしきり。ラパイッチが一人で奮闘していたが、それも空しく0−1で負けてしまった。
 帰りはスタジアムの敷地から出るまでが大混雑。そんな中で大声を張り上げて歌うエクアドルサポーターのおっちゃんあり。見事な発声で、周囲を圧倒しまくる。対抗してか、いきなり日本コールを始めた若者集団があったが、束になってもおっちゃん一人にかなわない。情けなー。
 帰りも新幹線を利用し、すいすいと帰宅できたが、それでも家には午前様。おにぎり1個しか食べてないというJ氏と軽い夜食を摂り、なんだかんだで1時半頃になってしまった。明日も仕事だ、早く寝なくちゃ。でも自国開催のW杯、一試合だけでもスタジアムで見られて大満足した一日であった。

6月14日(金)
 日本代表、チュニジア戦勝利で堂々H組1位!決勝トーナメント進出!
 いやー、燃えました。午後3時半のキックオフということで、観戦できない可能性大の試合だったけど、根性で後半はほぼ全部TV観戦した。職場でのTV観戦については議論沸騰だったようだが、何の仕事をしているにしても、支障が出ない限りはいいんじゃないだろうか。
 さあ、次は決勝トーナメント1回戦、対トルコ戦だ!これもまた平日午後3時半キックオフなんだよなー。どうやって見よう?大きな課題である。 

6月19日(水)
 昨日の決勝トーナメント、日本対トルコ戦の痛手が未だ癒えない。今朝のスポーツ新聞は、読むのがつらかったっす。一次リーグが始まる前には、1勝1敗1分かしらんとか思ってたのに、ここまで来ると「ベスト8も十分ねらえた」と欲深くなっているサポーター心理。もちろん、一番悔しいのは代表メンバー23人とトルシエ監督だろうけれども。
 でもまだ今回のW杯は終わってない。それどころか、W杯としてはこの週末からが山場である。準々決勝、準決勝、決勝と、おもしろそうな試合がメジロ押し。気持ちを切り替えて楽しみたい。そう、次を信じて。

6月23日(日)
 W杯でサッカー熱がヒートアップしている我が家に、更に油を注ぐモノが現れた。その名は『REGISTA・レジスタ』。ボードゲームである。レジスタとは、サッカーのMF、いわゆる「司令塔」のことだそうだ(イタリア語辞書によると「演出家」。サッカーなら司令塔か)。赤と青のプレイヤー駒・各15、ボール駒1、赤と青のサイコロ各1、フィールドを描いたボード、時計ボードというシンプルな構成だが、ゲームの方はなかなか複雑で面白い。
 プレイヤー駒は移動、ドリブル、ショートパス、ロングパス、タックル、シュート、スローインが出来る。ただしロングパスは「レジスタ」駒以外のプレイヤー駒が出した場合、必ず着地点がぶれる(ぶれる方向はサイコロが決める)。「レジスタ」駒は正確無比なロングパスが出せるが足が遅くて、他の駒が移動やドリブルで3コマ進めるところが2コマしか動けない。当然の帰結として、我が家ではこの「レジスタ」君を「シュンスケ」と呼び習わしている。
 時計ボードにしたがって、前後半各45分で行うのだが、点を取るのが難しい。J氏は購入前からレジスタのHPに行っていろいろと研究を重ねているようだが、なんせサッカーゲームだし、点が取れないのは仕方ないのかもしれない。しばらくこのレジスタ・ブームは続きそうだ。周りに流行らせて対戦相手を増やさねば。 

6月25日(火)
 W杯準決勝・ドイツ対韓国。残念ながら韓国は敗退してしまった。それをTVで見届けた後、恒例となっているレジスタを開始する。今日は3戦目の前半のみ。なんと、J氏チームの初ゴールが決まった。悔しい!やはりポイントはロングパスをいかに上手く決めるか、だと思うのだが思うようにはいかないのだ。
 ところで、今週出ているサッカー関連雑誌はベッカム表紙が多いと思っていたら、なんと女性雑誌の表紙までベッカムで、特集も組んであるので驚いた。よもや『女性セブン』や『女性自身』でサッカーネタが特集される日が来ようとは。恐るべしW杯。

6月30日(日)
 W杯決勝、ドイツ対ブラジル。今回は「1982年のW杯準決勝・ドイツ対フランスを見て以来ずっとドイツ応援してます」という友人が来て、試合前には前振り番組を見つつドイツのW杯における歴史など語ってもらいながらのTV観戦となった。
 結局のところ、ブラジルが2点を奪取して5度目の優勝カップを手にしたのだが、いやー、エキサイティングだった。技の粋、というか、美技、というのか、ともかく素晴らしい。レベルが高いと言ってしまえばそれまでだが、予選では青息吐息だった両チームが、乗りに乗りまくっての決勝戦。ここまでの決して滑らかではなかった道筋を思い返すと...。
 試合後には全試合を振り返ってのハイライトシーン特集があったが、振り返るだに、こんな素晴らしい大会が日本と韓国という身近な場所で行われていたことを、幸せだと思う。
 明日もまた、NHKと民放で全試合のハイライト特集がある。たぶん、見るけど、それが終わったらまた気持ちを切り替えて、ドイツ大会を楽しみに待とうと思う。予選は2年半後には始まるし、ね。(その前にアジア大会とオリンピックか?)

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