インフルエンザというのは、

 インフルエンザというのは、確か気温が15℃以下で、湿度が50%以下になると流行する、と聞いていたのですが、最近になって、いや、じつは夏でも流行するんですよ。などと言い出す人がいて、もう、一年中気をつけないといけないことになってしまいました。
tamiflu

 昨年、肺炎で入院して以来、いまも毎日体温をチェックしていますし、あのとき処方されて、飲み残した、この「タミフル」も、いつでも使えるように手元においてあります。一日2錠なので、これで三日分。38度以上に発熱したら、すぐに飲もうと思ってます。とにかくこの「タミフル」、発病(感染?)後48時間以内なら、たしかにインフルエンザ・ウィルスに直接効果があるらしいのですが、それ以後では全く効かないとか、副作用があるとか、いろいろ言われてます。ぼくが実際に使ってみた経験ですと、まず飲み始めたのが発病から五日後だったので、効果があったかどうか、良く判りません。副作用と言われる幻覚、幻聴ですが、これはもう出まくってました。いろんなもの見えるし、うるさくて。ただこれも「タミフル」の副作用なのか、40度近い熱が数日つづいたせいなのかは、判断出来ません。そんな、まだ良く解らない事が多い「タミフル」なのですが、いまのところ、これが唯一のインフルエンザ特効薬なので、頼らざるを得ません。

 ところでこの「タミフル」を販売している製薬会社の大株主が、あのアメリカの退役軍人からも「おまえ、もう辞めろ」と言われてるのに絶対辞めない、某国防長官なんだそうで、この薬が売れると、とても儲かるそうです。そのせいかどうか知りませんが、わが国の最高首脳である吸血鬼顔のk首相が、アジア諸国に「これは良い薬ですから、みなさん備蓄してください」と大量に買い込んで(もちろんわが国の税金で)、あちこちバラまいていましたが、まさか、グルじゃないですよねぇ。とにかく、そうやって人の弱みにつけ込んで儲けてるヤツもいて、またまた中東で戦争なんかはじめやがって、こんな奴らに、この国乗っ取られてもいいんですかい ?、ええっ!!、とそのはなしは、また今度ということで。

 結局、肺炎の治療に効いたのは「クラリス」という抗菌剤だったわけですが、これもたくさん飲んだし、多分点滴にも入ってたと思います。そのおかげで、何日か後にはなんとか持ち直したわけですが、そのときに、この地球上には、こんな薬さえ手に入らずに、この苦しみの中で死んで行く人たちが数えきれないほどいるんだな、と思ったら、自然に涙が出ました。

 だからといって、その後、人のために何かするという事もなく、今日にいたっております。