3 月 2006
先月の2/20は、武満徹さんが亡くなって十年目という事で、
2006/03/28 /火曜日

結局、無理して書かない事にしました。ひとつには、書きたい事が多すぎて、とてもこの枠内にまとめる事が出来ない事。それから、音楽について、なにか偉そうな事を言っても、なんだ聞こえてないんじゃん、と言われればそれまで、という境遇になってしまったこと。
没後十年という事で、おもしろいコンサートもあるようなんですが、行きたい気もするし、行っても無駄な気もするし。
なんとか補聴器を着けて左右の聞き分けは出来るようになったんですが、まだ音の奥行きまではだめです。それでも瞬間的に解ったような気がする時もあるので、いずれ、なんとかなるかも知れません。リハビリは日々の積み重ねですね。
武満さんも、この国の行方、とくに日本人の感受性について、ずいぶん心配されていましたが、いまでは、ぼくなんかでも判るくらい、ひどい事になってしまいました。テレビは国民洗脳装置と化し、人々は自ら望んで家畜化して行きます。なんとか食止める方法はあるのでしょうか。