ごくたま昨日日記 in July, 2000

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Jul.11,2000 (Tue)

daylife

 社会復帰二日目。さすがに疲れた。夜11時を過ぎると恐ろしいほどの眠気が襲ってくる。朝も起きるのが辛い。しかし、行かねば。

 PS2からPSoneへと心は傾いたが*無駄遣いはイカン、と自分自身を厳しく叱咤。電気屋を素通りして帰宅。良く頑張ったぞ >自分。
 とはいえテレビは買ってしまいそうだ。まあ、ゲームは一応ドリキャスがあるわけだし。FF9を死ぬほどやりたいわけじゃないからここは我慢。新しい眼鏡とサングラスも欲しいしね。久々にシャバに出て、溜まっていたストレスを購買欲を満たすことで満足させようとしているのだと自分に言い聞かせ、無理矢理に納得する。こういうとき自分は根っからのケチなんだと自覚するなあ。衝動買いとかした記憶ないしー。優柔不断なだけかもしれんけど。

 雪印どうなるんだろうなあ。ヤバイよね。今回に限っては牛乳嫌いでよかった(?)と思ったけど。

Jul.12,2000 (Wed)

daylife

 実は今わけあってマイカー通勤です。というわけで読書する時間が殆どありません。ちなみに今読んでるのは『ターン』北村薫。ちょうど、大きく展開したあたり。さてさてどのような結末が待っているのか。

 今日は稽古がある。というわけで病院から稽古場へ直行。この稽古場のあるところがなんと不老町というのである。まさにForever Young!な街。いいところだ(^_^;)。人の集まりが悪く稽古らしい稽古が出来なかったのが残念。こういう日は演出家はクサるものである。しかし、今回は演出のみとい初体験のせいもあって、なんというか今までの演出とは違うなにかを見つけられた気がする。というか今まで気づいてなかったことに気づいたというか。自分で役者に向かって話していても「おお、私結構いいこと言ってるよ」と自画自賛である(ただのバカという噂もある)。あとは役者が飲みこんでくれれば最高なんだけどな。期待しよう。
 ちなみに公演本番は8月の4,5,6日です。場所は横浜ですがよろしければ足をお運びください。

 それにしてもクーラーのせいで目がしぱしぱする。車で動く身としてはかなり心配。これも療養生活の影響なのかなあ。必要以上にクーラーを使うとでんこちゃんに怒られるから注意してね。

Jul.13,2000 (Thu)

daylife

 さすがに疲れが溜まってきたらしく、就業中も眠い。おまけにクーラーが寒い。昼休みに爆睡したらすっかり体冷えてやんの。風邪ひいたらシャレにならんぞ。

 『Number 501 -EURO2000特集-』購入。やはり話題はジダンの凄さとイタリアのカテナチオに集中するなあ。ちなみに私はイタリアの戦い方を好きだと思ったことは一度もありません。むしろより嫌われているイングランドやドイツのようなチームのプレーのが好きです。確かにポルトガルやオランダのような美しいサッカーはいいと思いますが、勝負である以上勝ちにこだわりを持つ姿勢の戦い方のほうが好きです。例え泥臭いと言われようとも。ではなぜイタリアが嫌いなのか?。それは彼らが「勝ち」にこだわるのではなく「負けないこと」にこだわっているからです。とか言っときながらこれまでで一番好きだった代表はプラティニがいた頃のフランス代表だったりするんだけどね。美しいが勝てませんでしたなあ。

 稽古へ。もう本番まで半月だ。気合い入れよう。療養生活を強いられていたから、というわけではないのだろうが最近演出が楽しい。脚本を自分が書いていない分、想像する楽しみがあるからかも。

 帰宅する前にAから誕生日プレゼントとして手作りのパイナップルケーキを貰った。誕生日はとっくに過ぎたが私がこんな状態だったしねえ。ありがたいこっちゃ。これからケーキラッシュかも。お菓子作りが好きな女友達が多いということは幸せなことだ。でも食いすぎて太らないようにせんと。ちなみに自宅療養中でも殆ど体重は変わってません。

 ドラマ『合言葉は、勇気』を見る。三谷幸喜脚本だけに期待大。役者も芸達者がそろってるしね。役所広司は芝居上手いなあ、ホントに。まだまだ2週目にして導入、という感じ。これからが楽しみである。ただ演出にアップが多いのが気になるなあ。それに耐えうる役者陣だからまあ、いいんだけど。それにしても三谷幸喜のドラマは相変わらず女性が少ない。それだけはちょっと不満なのであった。

Jul.14,2000 (Fri)

daylife

 なんとか復帰後の一週間を乗り切ったとはいうものの、さすがに体は疲労困憊。体力が元に戻るまでにはまだまだ時間がかかりそうである。このクーラー社会で生きていくのも中々大変だ。

 というわけで野球中継のため『ウリナリ』もやってないから、飯くって早々に寝る。暑い。眠りたいけど寝つけない・・・。今年も暑い夏になりそうだなあ。

Jul.15,2000 (Sat)

daylife

 本日も稽古のはずだったのだが、この一週間の疲れがどっと出たせいか体調が思わしくないので欠席。動くのもかったるい。テレビを見ながらダラダラしつつ、誰もいないので自分で飯を作る。外に出て買いに行ったり食いに行ったりする気力もなかったし。ま、対したモノは作らなかったけどね。

 土曜日ということで今日もテレビでJリーグ三昧。見たいカードを中継していないので少々残念だが。うーん、レイソルは痛い2敗目だな。グランパスはなんとか勝った。色々とチームも大変だとは思うが頑張って欲しい。J2ではレッズが不甲斐ない試合をしていやがる。ホントになにやってんだか・・・。ファンをなめるなよ。
 まだ4試合目ではあるが、優勝争いは今回ももつれそう。現在1位のアントラーズが一歩抜け出した感はあるものの、ガンバの勢いがどこまで続くか。それにしても恐ろしいのはFC東京。これで優勝なんてした日にゃものすごいことになるぞ。実際、見てても面白い試合するんだけどね。アマラオ、ツゥット、サンドロの三人の外国人がキッチリ仕事してるのが大きいよなあ。守備も安定してるし、ダークホースです。

 『夜もヒッパレ!』を見ていてビックリ。なんと斉藤由貴が出ている。しかも歌うのは浜崎あゆみ『SEASONS』。一体どんなことになるのやら、と思ってみていたが、往年の歌声は健在だった。完全に自分の歌にして歌ってましたね。すっかり聞きほれてしまいました。やはり彼女の歌声はいい。あー、また斎藤由貴のCDでも聴くとするか。心が洗われるのよね。

 スポーツニュースのハシゴして、勿論『スーパーサッカー』白石美帆ちゃんを見てから風呂入って寝る。それにしてもプロ野球のセ・リーグは巨人が独走状態に入った。ハッキリ言ってつまらん。なぜか日本人には巨人ファンという名のバカ(暴言も暴言)が多いのだが、こんなペナントレースでなにが面白いのか。あれだけの戦力がいたら勝てるの当たり前だっつーの。こうしてまたプロ野球に対する熱が冷めていくのであった。

 巨人ファンに呪い殺されるかもしれんな。ただ、もし私が企業の人事担当者なら「巨人ファン」という時点で面接では失格ですけどね。いや、私だって巨人の中で好きな選手はいます(江藤とか、ってそりゃカープファンだからだよ)。でもね、ああいう大企業の横暴さとか、理不尽な言動を平気でするようなチームを平然と「好きだ」とか言える人っていうのはちょっと信じられません。40代、50代のオヤジが「長嶋・王」時代、V9時代を経てファンになったというのは多いにわかるんだけど。自分が親の世代や巨人をやたらと崇め奉るマスコミに洗脳されてるってことに気づいてないんでしょうかね。まあ、かくいう私も小学校6年まではなにも知らん巨人ファンでしたよ。まあ、世界の王はまだ現役だったですけど。
 イカン、これ以上書くと友達を無くすかもしれない(笑)。ま、とにかく今年のセ・リーグのペナントには早々と興味を無くしたということです。注目しているのは佐々岡が最多勝を取れるかどうかってことくらいかな。あとはパ・リーグで楽しみましょう。

 重ね重ね、巨人ファンの人、ごめんなさいm(__)m(だったら書くなよ)。

Jul.16,2000 (Sun)

daylife

 本日は稽古へ。うーん、作り込めばいい芝居になることは間違いないんだけど如何せん時間が足りないなあ。私が長期に休んでしまったというのもあるし、復活してみれば他のメンツが体調不良になっちまうという悪循環だったりするし。時間はあまりないが頑張るしかないんだよなあ。つまるところいつもと同じ風景、ってことですね。余裕のある芝居っていうのを一度でいいから経験してみたいようなみたくないような。

 稽古後、みんなでお茶して、その後Aちゃんとお買い物。ああ、私も遂に変態への一歩を踏み出したかもしれん・・・。ま、いっか(いいのか)。

 食事してから帰宅し、月蝕を見ようかと思ったが、疲れていたのでちょっと布団に入ったらそのまま寝てしまった。ああ、折角の月蝕が・・・。

Jul.17,2000 (Mon)

daylife

 どうやら梅雨明けしたらしい。しかし、暑さがなくなるどころかこれから本番になると思うと嬉しくも何ともないな。どうせならジャンジャン雨が降って涼しい梅雨が良かったのに・・・。

 Webでニュースを読んでいたらこんな記事()が。この事業が成功するかどうかはわからないが、こうしたBOOKOFFの貪欲な姿勢がこれまでの繁栄をもたらしたことは明らかで、企業努力という点ではやはり一般の書店などとは一歩も二歩も違うなあ、と感じる。何度もいうようだが、消費者としては基本的に安くて良いものが手に入るに越したことはないわけだから、BOOKOFFの戦略がどうあれ、流通が栄えることは喜ばしいと思っている。最近話題のbk1(インターネットによるオンラインブックストア、URL:http://www.bk1.co.jp/)も少なくともネット世界の活字中毒者には注目され少なからず利用もされているようなので、益々新刊書店には逆風が吹くんだろうなあ。

 恒例の新譜チェックのため、レンタルCD店へ。借りたのは以下の通り。

 いくつかレンタル中で借りられないものもあったので、それはまた後日かな。ついでに80年代の邦楽のコンピレーションアルバムを借りた。これがまた懐かしい。80年だの初期も初期なんだけど、CDで聴けるとは思わんかったものが沢山。いやー、まさか伊武雅刀『子供達を責めないで』を聴くことが出来るとは思わなかったなあ。最高。

Jul.18,2000 (Tue)

daylife

 夜は今日も稽古。ちょっとイライラが募ってきたのでホンの少しだけ出してみる。本気の私の怒りはこんなもんじゃない。でもまあ、若い連中は飲みこみも早いし、期待半分のイライラなんだけどね。あと2週間なんだから血反吐はいても頑張れ、としか言えん。時代錯誤ですか?。

 稽古が終わると電話が。なんだよー、皆飲んでんの?。いいなあ。大体が横浜在住の人間に9時過ぎに電話してきて「今から来い」なんて理不尽以外のなにものでもないっつーの。前もって教えてくれー。ま、今日はどっちにしろ稽古だから無理だったけど。早く遊びたい。

 帰宅。「タモリのジャングルTV」を見る。先週に引き続き、今週も脳力王決定戦だ。要するに記憶力の対決。先週はタモリの凄さを見せつけられたが、今週はナイナイとゲストの対決。記憶の方法って色々あって面白い。それを使いこなせてない岡村には問題があるが。矢部は先週もそうだったけどかなりやるなあ。コンビってそういうもの?。

涅槃の読書模様

 通勤読書で『ターン』北村薫読了。個人的には『スキップ』の方が好きだな。ちょいと中途半端な印象。ただし、文章の流麗さは相変わらずで、読んでる時の本心地(造語)は大変に良いです。

 書店で以下を購入。

 『NATURAL』はちょっと思う方向と違う方向に話が進み始めてしまった。しかし、もう一方の筋であるラブコメ路線は最高に笑える。私も一度やってみたいぞ >マーキング(読んだ人にしかわからん)。『すばる』は本誌(ビックコミックスピリッツ)も読んでないし展開も全然読めないんだけど曽田正人ということで買っておく。まずハズレないだろう。

Jul.19,2000 (Wed)

daylife

 おお、ワールドカップ南米予選でブラジルがパラグアイに負けている。ビックリだ。しかし、ニュースの見出しが「ブラジル7年ぶりに南米予選で敗れる!」って書いてある。7年ぶりって言ったって、ワールドカップ自体が4年に一度で、おまけに前回は前大会優勝国ということで予選を免除されてたんだから、つまり前回の予選以来ってことなわけで別に7年ぶりっていうのが大変なわけでもなんでもない。負けた、それ自体が事件ではあるけどね。

 新星堂で渡辺美里のベストアルバム『Sweet 15th Diamonds』を購入。特典の抽選は三等(一番下)で団扇が当たった。

 夜は稽古へ。イライラが募り、少々(?)不機嫌に。まあ、この時期(公演前)ならいつものことなのだが、いつものとメンツが違う分、こちらも戸惑っているところもある。いつものメンツなら容赦なくへこませられるんだけどなあ。今回の私は甘すぎ?。それが致命傷にならない事を祈る。っていうかいつまでこの我慢が続くかもわからんけど。

 稽古後、照明家さんと音響さんと舞台屋とミーティング。照明は結構いいアイデアが出た気がする。音響さんは今回が初めてなのだが、こういうことが好きな人で、音楽もよく聞いている人なので話していると楽しい。その若さでフィル・コリンズのファンとは。ちなみに私はジェネシス派。

 結局帰宅は深夜でCDを聴いてる時間はなし。飯食って風呂はいって爆睡。療養明けで一番夜更かしした日であった。流石にフラフラ。

涅槃の読書模様

 通勤読書は『スクランブル』若竹七海。学園ものと言っていいのかな?。錬作短編集というか長編というか・・・。ちょっと変わった作品。女子高が舞台なのだが、登場人物が、姓・名・渾名で登場するので混乱する。相変わらずシニカルだ。

 書店で以下を購入。

 ずっと探していた『フィーバー・ドリーム』が見つかったのが嬉しい。真保裕一篠田節子も楽しみだが。

Jul.20,2000 (Thu)

daylife

  先日の日記(7/17付)()でのBOOKOFFと新刊書店に対する言及に対し、掲示板でmutさんからご指摘が。内容は掲示板を参照(No.163)していただくとして。BOOKOFFの比較対象を新刊書店にしていましたが、よくよく考えればBOOKOFFと既存の古書店、というスタンスで語るほうが普通ですよね。以前からのBOOKOFF関連の話を引きずっていたので思わずそうしてしまいましたが。
 で、改めてBOOKOFFと古書店の関係について考えてみようと思ったのですが、そもそも古書店いついて良く知らんことに気づく。私の場合は、古書店といっても本を買うのは稀で、殆どが漫画(それも揃いのみ)しか買わんからなあ。大体が町で良く見かける10坪もないような古書店って商売として成り立ってるんですかね?。なんか半ば道楽でやっているような気もしないでもないんだけど。と、思ってしまうのは私が父親と「20000冊の本が溜まったら古本屋をやろう」とバカみたいに話しているせいでしょうか。多分実現はしませんが。なぜなら自分の本を売りたくないから(笑)。古書店とリサイクル書店というのは多いに違うものなのだなあ、きっと。

涅槃の読書模様

 近所にBOOKOFFが開店したので足を運ぶ。途中、新宿で飲んでる方々から連絡が入るが今からなんか行けるかっつーの。BOOKOFFで買ったのは以下の通り。

 五味康祐は私が時代小説家の中で最も面白いと思う作家。もっともっと多くの人に読まれてもいいと思う。特にミステリ系の人達なら楽しめると思うんだがなあ。あ、本格の人には向かないかもしれんけど。
 ここで久々に探求本(というほど大袈裟なものじゃないが)。小泉喜美子『血の季節』、その他の作品が読んでみたいです。もし手に入る方がいらっしゃいましたらご一報を。


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