ごくたま昨日日記 in July, 2000

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Jul.21,2000 (Fri)

daylife

 帰宅してから大急ぎで出かける準備。今晩から別荘行きなのである。それにしても直前まで準備をしないっていうのも・・・。泥縄やね。予想通りすんなり見つからないものが多く、準備に手間取り集合時間に遅れる。ふふふ、いつものことさ(開き直り)。
 途中Mちゃん家に寄りアップルパイをいただく。これは誰にも渡さん。Mちゃん特性アップルパイは私の大好物なのだ。

 で、演劇集団Zeroの連中と集合。そうなんです、今回の道行きは避暑とかリゾートでもアゾート(おお、ミステリマニアっぽいぞ)でもなく今度の公演の合宿なのだ。もう時期も迫ってるから集中的に稽古するために別荘に篭るっ中わけですな。半分は気分転換みたいなもんだけど。

 で、8時過ぎにこっちを出て御殿場の別荘に到着いたのは11時半くらい。のんびり行きすぎ。っていうかサービスエリアに停まる度になんか食うのやめろ。今晩は明日の準備だけしてさっさと寝る。一日仕事して、夜の高速を走らせると流石に目が疲れる・・・。寝るぞ。

涅槃の読書模様

 通勤読書は『スクランブル』若竹七海。読了。
 女の子って、例えどんなに変わっているように見えてもやっぱり女の子なんだなあ。なんてことを感じた。似合わない感想ですね。

 書店で『バガボンド -7-』井上雄彦購入。まだ終わらんのか >武蔵VS胤舜。長すぎ。こういうところは『スラムダンク』から変わってまへんな。

Jul.22,2000 (Sat)

daylife

 7時半起床。なぜ、休みの日なのにこんなに早く…。それは合宿だから。
 朝食は料理隊長Sお手製のフレンチトースト。美味しいけど牛乳がちょっと多すぎるかな。牛乳嫌いの私はふとそう思った。
 朝食後、早速稽古。バリバリ稽古。

 昼食はパスタ。400グラムくらい食ったかも。食いすぎ。
 当然昼食後も稽古。ガンガン稽古。

 休憩中にアップルパイを半分食べる。これは私のだから他の人には食わせん。

 夕食はカレー。三合くらい食ったかも。のんびりオールスターなんぞ見ながら食事。それにしても食い過ぎの一日だ。食後にちょっと一眠り。で、再び9時から稽古。ズンズン稽古。夜11時まで。と稽古尽くしの一日が終わる。疲労困憊。爆睡。

Jul.23,2000 (Sun)

daylife

 今日も起床は7時半の予定だったが、さすがに皆疲れたのか、10時近くに起きたようだ。ちなみに私は11時まで寝てました。ごめんなさい。でも疲れるんだって、ホントに。演出家に休みなし。

 ブランチ代わりにアップルパイ。結局丸ごと一人で食ってしまった。決して甘いものが好きなわけじゃないんだけどケーキのなかでもアップルパイとチーズケーキは大好き。酸味が好きなのかな。美味しゅうございました >Mちゃん。

 で、当然稽古。1時過ぎまで稽古して帰り支度。2時過ぎに帰路へ。
 高速のインターまでの道行き、自衛隊の演習場があるのだが、ここの景色が絶品。北海道にでもいるような錯覚を覚える地平線。そして美しい富士山。人間というのはやはり根源的に自然に対する愛着というか執着みたいなものがどこかにあるんだなあ。和むっちゅうかホッとする。何ヶ月に一回でもいいからこういう空気を吸ったりしないとダメになりそうな気がする。それくらい気分良かった。

 インターの周辺で先行帰宅組とお別れ。私とAちゃんは少しだけ旅気分を味わってから帰ることにする。噂に名高い(?)日本一のアウトレットモール「プレミアムアウトレット」に行ってみることにする。

 御殿場インターにほど近いこのアウトレットモールは、元々御殿場ファミリーランドという遊園地の敷地をそのままモールにしているので広い広い。100件以上のブランドのアウトレットショップがあるのだ。おかげで混雑しまくり。駐車場の何度もたらい回しにされた挙句、やっとこさ入れるような始末である。御殿場駅からもシャトルバスが出ているようなので、車でなくても行けます。
 元々ファッションにもブランドにも興味のない私であるが、ここは結構楽しめた。なんといっても無印良品から、ナイキ、アディダス、フィラのようなスポーツショップ、GAPなどのカジュアルショップからNINAA RICHのようなデザイナーズブランドまでなんでもあるのだ。雑貨なんかもあるし。で、実際安いです。勿論高級品なんか普段見る機会もないからそれらはよくわからんけど、値札見るだけでも充分安いし。私が買ったGAPのカーゴパンツも1900円。っていうかGAPは殆どユ○クロ状態でした。4000円以上の品を探す方が大変だったよ。ナイキで買ったスニーカーも3900円。普通だったら7000円から8000円くらいするんじゃないかな。ナイキ、アディダス共に靴は品数もサイズも豊富でした。靴狙いに来るだけでもいいかも。
 とまあ、なんだかんだで2時間も楽しめました。っていうかまだまだ楽しめたんだけどこれ以上いると余計な金使っちゃいそうだったんで(^_^;)。それくらいに購買欲をかきたてるところです。金使いの粗い人は要注意ですね。

 てな感じで6時過ぎに御殿場インターから帰路に就いたのはいいが、案の定渋滞。夏休みだし覚悟はしてたけどね。途中休憩した蝦名サービスエリアまで2時間半もかかりました。結局帰宅したのは10時過ぎ。飯食って風呂入ってさっさと就寝。しかし・・・暑い。やっぱり御殿場は涼しかったぜ。

Jul.24,2000 (Mon)

daylife

 旅行帰りっちゅうことで、体調整わずダルイやら眠いやら。病院行って帰宅して飯食ったら早速眠くなる。薬のせいもあるけど。つーわけで寝てしまったのが、途中開け放った窓から雨が吹き込んできたので一旦起きて窓を閉めてから寝なおす。蒸し暑い・・・。

涅槃の読書模様

 通勤読書は『防壁』真保裕一『盗聴』以来久々の短編集。しかしこれはミステリ小説ではないな。どちらかといえば恋愛小説?。相変わらず取材力の高いディティールは見事ですが。イマイチかも。

Jul.25,2000 (Tue)

daylife

 旅の疲れが残っていたので、本日の稽古は休む。さっさと帰宅したものの特にすることもない。面白いテレビもないので適当に漫画読んでさっさと寝る。湿気が多い。明日は降るなコリャ。

涅槃の読書模様

 通勤読書は『フィーヴァードリーム(上)』ジョージ・R・R・マーティン
 新趣向の吸血鬼ものなんだけど、だからといって凄く目新しいというわけでもないんだけど面白く読める。登場人物の造型がいい、という理由にもよるんだけど概してハリウッドB級伝記アクション映画っぽい空気が良いのだろう。でもB級だとすんなりわからせないところが○マル。

Jul.26,2000 (Wed)

daylife

 ちゅうわけで案の定大雨。こんな日に出張とは、と思っていたけど昼近くには止んでしまった。それはそれで湿気ムンムンの暑さなので困るのだが。

 新幹線の道中『フィーヴァードリーム(上)』ジョージ・R・R・マーティンを読んでいたが、薬が効いてきて眠くなったので寝る。しかし、三島なんて一時間もしないうちに着いちまうからろくに寝れん。
 会議中も何度も眠気と戦い、勝ったり負けたり(ダメじゃん)。薬のせいとは言えどもこれはイカンなあ。かといって薬を止めるわけにも行かないので困っちゃうんだけど。慣れるしかないのか(そうか?)。

 帰りは小田原で降りて東海道線に乗り換え稽古場へ。結構驚くのは小田原から上り方面に乗ると客席が混んでること。こっちの方に勤めてる人って多いのね。

 色々あってちょっとムカツキ気味。うう、誰かに愚痴を垂れたい。久々に劇団員と電話で話した。用件だけだったんだけどなぜだかホッとしてしまう。それがまた悔しいやら。なんでやねん。

 プロ野球のオールスターは今年もつまらんことになったようだ。一ヶ月前まで二軍選手だった男がMVP。確かに結果は出したけど、球宴に出場してること自体がナメてる。4月からずっとスタメンで出場してきて、奴よりも打率も打点もHRも多い人間が出場できなくて、なぜ奴が?。ファン投票だというならまだ諦めもつくのだが。こういう巨人ばかりがエコヒイキされているスポーツを見て一喜一憂するのもバカバカしくなってきたな。だって、公正じゃないじゃん。いや、サッカーにだって贔屓はたまにあるけどここまで露骨じゃない。露骨って言うか馬鹿だよね、殆ど。みんな見てみぬ振りというか。怒りを通り越して虚しくなるこの頃。イチローには頑張って欲しい(脈絡なし)。

Jul.27,2000 (Thu)

daylife

 疲れと湿気のせいか体が起きなかったのでそのまま会社休んで寝る。確かにハードな週だったし。

涅槃の読書模様

 色々なサイトで乙一の作品のことが述べられているのだが、殆どが「この作品を書いた当時作者が17歳だったとは驚き」みたいな意見で、17歳とかそういうことを無視して良い作品なのかどうか、いまひとつ判然としない。それが手に取ろうかどうかと悩んだまま未だにてにしていない理由である。なんていうのはただの僻みかも。

 bk1(http://www.bk1.co.jp)で恩田陸の新刊2冊を購入しようかと思っていたのだが、最新作の『麦の海に沈む果実』が入荷されていないようにみえる。うーん、書店と同じように入荷されないのかなあ。残念。『バガボンド』井上雄彦とかは前日からキャンペーンやっていたのになあ。出版社によって差があるのか。配本が少ないと回ってこないとか。とりあえず月曜までは待ってみようかな。といいつつ土曜日に渋谷で買っちまいそうだけど。

Jul.28,2000 (Fri)

daylife

 稽古へ。イライラ度アップ。なんでこうなるかなあ・・・。

 稽古後、夜の海へ。今回の芝居では海がひとつのテーマなのだ。イメージトレーニングみたいなもの。とはいえ、眠いな。夜更かしにはまだあまり耐えられん身体。それにしても人のいる方向に花火を打ち上げるのは止めましょう。危ないです。

 うーん、なんか・・・不完全燃焼だなあ。

涅槃の読書模様

 通勤読書は『フィーヴァードリーム(下)』ジョージ・R・R・マーティン。男っぽい話だなあ。ロマンスとか一切出てきません。アメリカの小説にしては珍しい。

Jul.29,2000 (Sat)

daylife

 いま通っている医者は元町にあるのだが、今日も診察に行き、そのついでに銀行に行った。銀行の向いにはアンナ・ミラーズ(アンミラ)がある。ふと見るとそのアンミラの入り口で例の制服を着たウェイトレスが呼びこみをしていた。ここが元町ではなく歌舞伎町だったら風俗店と間違えても仕方ない風景。

 今日も稽古。しかし集合時間に着たのが私だけ。まあ、普段は自分が遅刻してるから文句は言えないんだけど。今回の立場から言わしてもらえば、ハッキリ言ってムカついた。連絡くらい入れろ。ふう。公演直前にイライラが募ることはいつものことなのだが、今回は自分の劇団ではないだけになんというか・・・好き勝手言えないのがストレス。ビジネスライクになれるだけの関係でもないしね。中途半端なんだよなあ。まあ、私はビジネスライクにやろうと思えばやれるんだけど、回りがそれに耐えられんだろうし。若さは空回りし始まると厄介である。

 夜は久々に都内へ。っていうか2ヶ月ぶり。やはり人が多い。この人込みだけで疲れてしまうな。で、なぜかネットの友人の集まりで7月生まれの人間がまとめてアンミラ渋谷店でハッピーバースデーを祝われる。展開は予想していたが久々(ホントに久しぶりだったので危うく自分の立場を忘れるところだった)にやられの真価を発揮してきました。でも、私以上にWさんのホントにイヤそうな表情が忘れられません。忘れられない○0歳の誕生日になりましたね、Wさん!。

涅槃の読書模様

 Gから誕生日プレゼント代わりに『バーニーよ銃をとれ!』トニー・ケンリックをいただいた。ありがたやありがたや。これでケンリック完集!。私も微妙に血風に近づけたかしら?。

Jul.30,2000 (Sun)

daylife

 暑いわ疲れてるわで日記書く気もおこらん。日記を休んだりサイトを閉鎖したりする人の気持ちが少しわかったかも。ダルイっちゅうねん。

 稽古。ああ…色々ありすぎて…。なんか芝居とは別のところで問題が立ち上げるのがイヤだなあ。頼ってるんならハッキリ頼って欲しい。どうしたいのかわからんよ。ああ、愚痴が言いたい・・・。

 夜はK-1をテレビで観戦。順当といえば順当な結果。決勝戦の危険も含めてね。まあ、賞金だけがモチベーションの試合ではああいう結果は目に見えてるでしょう。二人とも無理はしないわな。
 それにしても初参戦のニコラス・ペタスはさすが極真という戦い振りを見せてもらった。一回戦はカウンターになったとはいえローキック一発。まさか一撃とは、恐るべし。しかも準決勝ではジェロム・レ・バンナの爆撃のようなパンチの嵐に真っ向勝負。普通だったらまともに打ち合わないよなあ。あの根性は素晴らしいです。多分、今のK-1でジェロムとまともにパンチに打ち合いをしようと考える選手はいないだろうから。いいもの見せてもらったよ。しかし、ジェロムは後頭部パンチに試合終了後のパンチと暴虐三昧。ちょっと反則し過ぎじゃないか?。石井館長には速やかに、「ペタスによる仕返し」という判断を下して欲しかった。厳重注意なんてなんにもならんし。男だったらそういうもんでしょう。


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