ごくたま昨日日記 in November, 2001

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トピック

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Nov.4,2001 (Sun)

結論

 手詰まり

Nov.5,2001 (Mon)

インプット<アウトプット

 本を読みたい欲求はあるのだが、それ以上に見たり聞いたり読んだりした情報に刺激されてアイデアが頭から脱出しようとする力の方が強い。なので今一つ読書は進まず。アイデアがボロボロとこぼれ出すのは嬉しいことだがまとまりに欠けているので形にし難い。なんとか形作ろうとするとそのアイデアにまたまた刺激を受けて新たなアイデアがポトリと。結局まとまらん。ま、しばらくこれを続けていくうちにまとまっていくでしょ。でないと困る。

ワールドシリーズ

 自分がこれまで見てきた約10年の中で最高に痺れた。シリング、ジョンソン、クレメンスといったメジャー最高のベテラン達の恐るべきピッチング。ヤンキースの奇跡の逆転劇。そして一点差ゲームに負けつづけ、抑えられつづけたリベラを打ち崩してのサヨナラ劇。まさかまさかのエンディングだったなあ。
 スポーツというのは時に信じられないようなストーリーを産むものだが、今回のストーリーは紛れもなく極上の一品だった。七試合それぞれ、そして七試合全てが最高、というのはホントに記憶にない。こういうのを見ちゃうと自分が作り出そうとしている物語がすべて陳腐に思えてくるから切ない。言ってもせん無いことなんだけどね。

 それにしても9回裏で同点になった時、ブルペンで投げていたキムの気持ちはどうだったのだろうか。もしもあのまま同点で延長になっていたら、これ以上に凄い物語が待っていたかもしれないなあ。それこそ言ってもせん無い話ですが。

涅槃の読書模様

 そんなわけで『凍りつく心臓』(ウィリアム・K・クルーガー)【→bk1へ】はかなり時間かかってます。久々の翻訳もので翻訳も素晴らしいとは言えないので読みづらいっていうのもあるんですが。
 読んでて気になったのは近年のアメリカンハードボイルドの特質。確かに昔からハードボイルドに情けない主人公っていうのは付き物なんですが、最近の主人公の情けなさはなんというかこう同情、共感できるものではなくなってきたいる気がします。これも世相の違い。日本とアメリカの現状から生み出されるギャップなのでしょうか。

Nov.7,2001 (Wed)

バカの国・ニッポン

 あのさあ、田中真紀子を国連会議及びG8に送るかどうかじゃなく外務大臣を国連会議及びG8に送るかどうかっていう問題だと思うんだけど。公私混同とはまさにこのことじゃないですか?。それもわからんバカ共が国政を取り仕切ってるのが日本という国なんだよな。呆れてモノも言えんよ(言ってるけど)。
 お家の事情なんか諸外国は考慮してくれないよ。「あの国は世界がこれだけ混迷している状況なのに外務大臣も派遣してこないし、ましてや大臣ですらないかつて責任を取って総理を辞任した老いぼれ議員を送って来やがった」と思われるのがオチ。全くこの国の国民でいることはホントに恥ずかしいことだ。

メガネとサングラス

 原田知世に『ハンカチとサングラス』という名曲がありますな。それはおいといて。先日新調したものが出来上がったので取りに行く。出来上がったサングラスを見てビックリ。色が、色が薄い!。こんな薄いのはサングラスじゃねえ!。同行者に「今までみたいに黒いのは変質者っぽいからダメ」と言われて薄くしたのだが、うーむ。こんなに明るい世界で生きていけるかしら私。ビクビク。ま、確かにあのサングラスは各所で色々言われてたからなあ。とはいえ10年以上黒いメガネで過ごしてトレードマークとしてきた身としては少々複雑だ。皆さんに何と言われるのか興味津々だけど、視線がバレバレになるのはやっぱり恐いなあ。
 それにしてもプラスチックのレンズはホントに軽い。軽すぎる。傷がつきやすいのはたまにキズ(シャレではない)だけどこの軽さはいいっす。ま、傷ついたらまた買いかえればいいんだけどね。メガネくらいだし金かけてるの。

[footbool]イタリア戦

 最近の柳沢はホントに動きがキレてます。今日のシュートも文句無し、ドンピシャのタイミングでした。これでFWの一角はほぼ決まった感がありますな。イタリアは昨日来日ということもあってか動きは重かった。しかしそれ以上に日本は激しく当たりに行ってイタリアに好きにやらせてませんでした。前半はね。後半は流石に名将トラッパトーニ、的確な指示と選手交代で日本の守備ラインと中盤の間をうまく攻略してきました。日本は後半から森島と交代した中田の調子が今一つということもあって前線になかなかボールが繋がらない展開に。プレッシャーも少なくなったし、やはり前半の飛ばし過ぎからか運動量も落ちてました。後半早々にコーナーからのこぼれ球を決められ同点にされたのは、まあさすがイタリア簡単に負けないよなあ、という感じ。結果としての引き分けは充分な結果だったのではないでしょうか。
 親善試合で七人まで交代枠があるということで、トゥルシエの選手交代は選手の出来不出来よりも選手の経験値を上げるという意味合いが強かったようです。しかし一つだけ不満だったのは前半からミスも多く決していい動きだとは思えなかった波戸の交代が遅かったこと。結果として明神に代えたわけだし、あの交代はもっと早くてもいいと思うんだけどなあ。緊急招集された曽ヶ端には川口のオーラが乗り移ってた感すらあったなあ。楢崎ヤバイぞ。

涅槃の読書模様

 渋谷まで出たので久々にBook 1stへ。文庫で以下の四冊を購入。
・『頭蓋骨のマントラ(上)』エリオット・バティスン【→bk1へ】
・『頭蓋骨のマントラ(下)』エリオット・バティスン【→bk1へ】
・『カリフォルニアの炎』ドン・ウィンズロウ【→bk1へ】
・『美しい凶器』東野圭吾【→bk1へ】

以下のマンガ6冊購入。
・『八雲立つ -16-』樹なつみ【→bk1へ】
 ホントに終わるのかなあこの話。まあ、剣はまた一本揃ったけど。
・『HUNTER×HUNTER -13-』富樫義博【→bk1へ】
 作者かなりいっぱいいっぱい。絵も雑だよ。大丈夫か?。
・『仮面ライダーSPIRITS -1-』村枝賢一【→bk1へ】
・『仮面ライダーSPIRITS -2-』村枝賢一【→bk1へ】
 ネット上でかなり評判になってたんで買ってみました。うーんそこまでいいか?。V3(風見志郎)はすっげー似てます。
・『20世紀少年 -7-』浦沢直樹【→bk1へ】
 やっぱおもしれー。またもや気になるところで終わってます。
・『LOVE MY LIFE』やまじえびね【→bk1へ】
 なんつーか絵も話しも「今」なマンガだねえ。キライではない。

 ああ、金ないのに買い過ぎだよ…。

Nov.10,2001 (Sat)

金曜の私

 金曜日は池袋まで脚を伸ばして以前同じ劇団に所属していたYの公演を観に行った。彼の劇団は某大手劇団の養成所出身者達で構成されているのだが、公演を観ての第一印象は「キチンと演劇を学んだ人達というのは違うなあ」というものだった。面白い、面白くないというのは個人の好みにも左右されがちだが、芝居の出来不出来というのはそれとは関係ない。そして演劇を基礎からしっかり学ぶということは出来不出来という点で不出来の要素を如何に少なくし、完成度を高めるか、ということだ。単純に上手いとか下手とかいうレベルの話ではないのだ。公演自体を非常に楽しんだのと同時に「どんな稽古をしているんだろう」と気になった。っていうか本来お金を貰って芝居するんだったらこれは当然のことなんだよな。芝居を見せることを商売にしているんだから完成した芝居を見せることは当然の義務。それを今更のように思い出さされて反省猛省であった。頑張らにゃあアカンよ。

女性の気持ち

 「髪を切ったのに気づいてくれない男ってサイテー」と女性は文句を言う。「んなこと言ったって」と男は思う。とかく女性の気持ちはフクザツである。なんて思っていたんだけど、メガネを変えたことにすぐに気づいてもらえなかった時、その気持ちがわかったような気がした。まあ、結局は気づいてもらえたから良かったんだけどさ。
 それにしてもサングラスの色が薄くなってドギマギしている私に対するフォローとして「大丈夫大丈夫、充分変質者に見えるから」っていうのは正しいのか?。

[footbool]残留!?降格!?昇格!?

 我らが浦和レッズはなんとか残留が決定。ひとまずはホッとする。来年こそは上位争いに食い込んでもらいたい、と何年思い続けているだろうか。
 激しい降格争いだが、横浜マリノスが本格的にピンチだ。代表選手を三人も抱えているというのに一体どうした。あまりにも点が獲れなさすぎる。松田の怪我も気になるし、こりゃあヤバイよ。何が悲しいって神奈川県にはJリーグに所属するチームが四つもある(横浜マリノス、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、横浜FC)のにこのままではJ1に一チームも無くなってしまうかもしれないということだ。ワールドカップ決勝が横浜で行われるってのに、これは由々しき問題だ。降格争いのライバル東京ヴェルディは問題児エジムンドが加入してから上り調子。やはり世界レベルの選手は違うぜ、っていうところを見せつけている。頼みの綱(?)はアビスパ福岡かなあ。それにしたってマリノスが勝たないことにはどうにもならんのだけれど。

涅槃の読書模様

 都合よく池袋に出る予定が出来たのでネット情報で知った東武旭屋書店のサイン本フェア覗きに行った。さすがに多くのサイン本は売れてしまっていたようで狙っていた恩田陸のサイン本は既になかった。しかし一番欲しかった加納朋子の本は数冊残っていた。ラッキー。その中から選んだ一冊は『掌の中の小鳥』【→bk1へ】。加納朋子作品の中で一番好きだし、『ななつのこ』【→bk1へ】、『魔法飛行』【→bk1へ】はシリーズ物ということでパスさせていただきました。一人が買い占めてしまっても勿体無いしね、こういうものは。ひそかに誰かに会わないかなあと思っていたのだけれど、残念ながら知り合いには会えませんでした。どうやらフクさんはお昼頃にお寄りになっていた様子ですな。惜しい(何がだ)。

 余談。十年近く振りに池袋を散策したけど、デパートが広すぎるね。東武も西武もとにかく広い。旭屋書店に行きつくまでにあんなに時間がかかるとは思っても見なかった。噂には聞いていたけど西武のリブロも広い広い。時間もあまりなかったので全然見れなかった。本屋巡りだけで疲れてしまったよ。


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shaka / shaka@diana.dti.ne.jp