ごくたま昨日日記 in November, 2001

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Nov.12,2001 (Mon)

ロリ?

 昨日何気にテレビを見ていて松浦亜弥って実は結構可愛いなあ、とか思っている自分に気づいた。イカンイカン、彼女15歳だよ。端から見たらただのロリコンだよ。なんて思ってしまうのは被害妄想なのか。まあテレビ見て「あの娘可愛いなあ」なんて思っているうちはまだまだ健全な証拠だと思いたい。っていうか思っておこう。最近他に気になるアイドルは豊岡真澄かなあ。マイナーです。日記でなにを書いてるんだか。

[footbool]欧州プレーオフ

 遂に第一戦が始まったワールドカップの欧州地区予選プレーオフ。私が気になるのはやはりドイツ。敵地ウクライナでの第一戦は1対1の引き分け。うーん、心配だなあ。第二戦は勝たないと予選突破できない。ゲルマン魂を見せてくれ。しかしドイツが勝ったら勝ったでウクライナが来れなくなるんだよなあ。シェフチェンコが見れないのは寂しいなあ。チェコは第一戦負けちまってるし。アイルランドは順当に勝利したからよしとしよう。とにかく欧州予選ほど面白いものはない、っていうのがサッカー好きの常識です。

 北中米予選ではメキシコが苦しんだ末に予選突破。そして南米予選ではブラジルがまた敗北。ホントのホントに危機的状況に追い込まれてます。おいおいブラジル大丈夫か。特にブラジルが好きってわけじゃないけどブラジル無しのワールドカップなんて考えられないからなあ。まあ、この調子だと予選突破しても本選でどこまで勝ち上がれるかわかりませんけどね。そこをなんとかしちゃうのがブラジル、っていうのもありそうだけど。

 おお、アレックスがやっとこさ日本国籍取得ですか!。これで日本代表の左サイドは益々混迷。小野ファンとしてはなんとしても伸二に頑張ってもらいたいけどアレックスは本職だからねえ。なにはともあれ楽しみがまた増えました。年内は代表戦はないので早くても来年まで日本代表アレックスはおあずけですが、その日が来るのを心待ちにしましょう。
 それにしても三都主(サントス)って日本名は…どうよ?。

『凍りつく心臓』ウィリアム・K・クルーガー

 レビューはこちら→bk1へ

涅槃の読書模様

 『ささら さや』(加納朋子)【→bk1へ】読み中。いつものことですが読んでいてホッとしてしまいます。ま、ちょっと主人公のお人好しさ加減はいき過ぎな気もしますが。

Nov.13,2001 (Tue)

またもや?

 昨日、日記をアップして風呂に入ろうと思いつつNHKのスティブ・マックィーンの番組を見ているとテロップが。ニューヨーク近郊に飛行機が墜落。私だけでなく誰もが「またかよ」と思ったことだろう。チャンネルを変えてみると既にTBSとフジテレビでは特番状態になっている。二ヶ月前の恐怖を再び感じながらじっとテレビを見ていた。
 二時間ほど見続けたが、どうやら今回は事件ではなく事故という可能性が高いようであるという報道に少しだけ安心し風呂に入る。事故とはいえホッとするような事態ではないのだが、やはりテロではないというだけで少しは安心してしまう。
 こういう恐怖が身近にある、それを知ってから何かが変わったと感じる今日この頃である。

リニューアル

 サイトのアドレス変更のメールをいただき、結構な数のサイトがアドレス変更して自分のページからリンク切れしていることに気づく。というわけでシコシコとリンクページを修正する。ついでといっちゃあなんだが以前からリンクしていただいていたのにこちらからリンクしていなかったページも増やすことにする。しかしデザインをいじり始めたら全然終わらない。本末転倒じゃ。結局他のページも多少変更したり、ずっと前からほったらかしにしていたものも修正・追加する。今日はアップしてませんが、今週中にはある程度の修正・変更を行う予定。デザインは流石に一朝一夕には出来ないのでおおまかな範囲ですが。
 何度も言うようですが、私は美的センスというものと縁遠い人間です。それだけにこういう時困りっぱなし。まあHTML上で出来る変更はデザインの善し悪しを無視すればなんとかなるんですが、タイトルバナーのように絵心がないと作れないものに関しては完全にお手上げ状態。現在のタイトルバナーはひろが「サングラスメインでグリーンを基調にした感じのやつ」というリクエストに答えてあっという間に作ってくれた物です。ホントにあっという間だったなあ。その才能が羨ましいよ。

 というわけで新しいタイトルバナーを作って下さるという心の優しい方募集中。いなければ、当分はこのままですね。

涅槃の読書模様

 『ささら さや』(加納朋子)【→bk1へ】読了。しんみりしていい感じ。レビューはまた後日。

Nov.15,2001 (Thu)

『ソードフィッシュ』

 昨日は水曜日でレディース・デーということらしく娘に誘われて映画を観てきました。しかしなんで女性だと映画が安くなるのだ。飲み屋も焼き肉屋もパチンコもなにからなにまでレディース・デーだ。なにが男女雇用機会均等法だ。なにが女性差別だ。聞いているのか田嶋陽子。こんな私ですがフェミニストです(嘘つけ)。

あらすじ:
 '80年代初めにDEA(麻薬取締局)が麻薬の資金の流れを調査するため実行した作戦「ソードフィッシュ」。その際に設立したダミー会社が予想に反して巨万の利益を上げてしまう。その利益は現在でも銀行に眠っており、15年の利子で95億ドルにまでなっていた。
 元モサド(イスラエルの諜報機関)の諜報員で天才的犯罪者のガブリエル(ジョン・トラボルタ)はその金に目をつける。そして愛人であるジンジャー(ヒル・バリー)を差し向け、かつて世界一の天才ハッカーだったスタンリー(ヒュー・ジャックマン)を強引に仲間に引き入れる。背後に上院議員、そして追手にFBIを巻き込んでガブリエルは遂に銀行襲撃を実行し、人質を取って立て篭もった。

 いやー、面白かったです。テンポが非常に速いので観てると疲れるし、映画ならではの情感や美しさといったものは皆無ですが、とにかく目が離せない。複雑なストーリーではありませんが、全然退屈はさせられません。その辺の見せ方は非常に上手かった。映画評やネット上の感想などではやたらとミスディレクションについて「わかりにくい」とか「一度観ただけじゃわからない」という声が多いようですが、変に意識せずに観てれば問題なく理解できると思います。「うわー騙された!」というほどの大袈裟なものではないですが、それなりのどんでん返しも楽しめます。宣伝では「あのマトリックスを超えた!」なんて大儀に謳ってますが、実際にはその映像はたったの30秒で、しかも開始5分で終わってしまいます。マトリックス調の映像を楽しみに見に行くとガッカリするかもしれません。

 しかしなんといってもこの映画の白眉はファーストシーンです。これはもう「やられた」って感じです。このファーストシーンでやられた瞬間に映画に完全に引き込まれます。このシーンだけでトラボルタには拍手を贈りたいですね。それくらい印象的です。
 また、そのファーストシーンでアル・パチーノ主演のかつての名作『狼たちの午後』が引用されています。ご覧になったことのない方はこちらをビデオで見てから『ソードフィッシュ』をご覧になるとより楽しめると思います。

 ヒュー・ジャックマンとハル・ベリーは『X-MEN』のウルヴァリンとストームで共演してましたが、あの映画では特殊メイクさながらだったので良く分からなかったのですが、ヒュー・ジャックマンはカッコイイし、ハル・ベリーは美しいっす。これからバンバン映画に出演しそうですね。個人的にはFBI捜査官役のドン・チードルが好きですね。

ワーナーマイカル

 というわけで『ソードフィッシュ』を観に行ったのが桜木町のワールド・ポーターズにあるワーナーマイカル。初体験だったのですが、オール指定席だし、大きさも程々、座席も狭っくるしくなかったので見やすかったです。売りはなんといっても音響設備ですが、感動するほどではなかったかな。確かに良かったけど。おまけに映画を見ると3時間の駐車券のサービスが受けられるので凄く便利。これはこれからも利用したいと思います。

 レディース・デーということもあって19時前後の時間でも結構な人込み。多くの女性は『冷静と情熱のあいだ』を観に来ていたらしく、こちらのチケットはすべて完売。『陰陽師』もほぼ完売でした。うーん、そんなに『冷静と情熱のあいだ』観たいのか。私は原作の辻仁成バージョンで挫折した口なのでどうにもなあ…。

 予告編で観た『バニラ・スカイ』。トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアスという豪華な布陣の映画(その他にも結構な役者が出てる)なんですけど、これは観たい。というかとりあえず皆さんも予告編見て下さい。頭抱えます。観たいという気にはさせるんですがどんな映画か全然わからなかったよ。いやー、これは面白い(予告編がね)。多分見てしまうと思います。特にキャメロン・ディアスは新境地でっせ。

ジェームス・ディーン

 先日の日記で「NHKのスティーブ・マックィーンの番組」と書いていたのはジェームス・ディーンの間違いでした。この番組を見て驚きだったのはジェームス・ディーンがハリウッドにいた期間というのはたったの18ヵ月だったということ。生涯に出演した映画は三本(『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』)というのは知っていたんですが、そのうち生存中に公開されたのは『エデンの東』のみ。にもかかわらず交通事故で死亡した際の葬儀には2000人以上のファンが参列したそうです。世にスーパースターと呼ばれる人物は大勢いますが、彼のような存在は二度と現れないような気がします。

Nov.16,2001 (Fri)

改修工事

 つーことで予てから懸案となっていたリンクページを改修。結構な数が増加しましたが特に「New!」などの表示はつけてません。新しくリンクさせていただいた皆様にはメール等でご報告させていただきましたが、行き届いてない方いませんよね?(わからんちゅうねん)。アドレスが変わったサイトについても変更。更には説明文も修正。これまでリンクしていたページの説明も多少変えてあるので気になる方はチェックを。デザインは面倒なんで殆ど変更なしです。

 ついでにトップページも変更。まあ、暫定的な変更、にしたいな。あと「涅槃の読書録 Book Review」に今までなかった作者別の一覧を作成。まだ国内作家分だけですけど。やっぱ少ないなあ。もっと頑張ってレビューせんと。その他のページについては徐々にってことで。全部をまとめて変えようと思うといつまでも終わらないでずるずるいっちゃいそうだったので順次アップすることにしました。

ワールドカップ予選最終章

 欧州プレーオフ。ドイツが勝った。アイルランドが勝った。チェコは負けた。ルーマニアも負けた。まあ一番勝って欲しかった2チームが勝ったのだから良しとしよう。それにしてもチェコはホントにワールドカップに縁がないなあ。

 南米ではブラジルがやっとこさ予選通過。まあ最後は地力で勝ったって感じですね。さてさて本大会ではどうなんでしょうか。

 残る枠はあと1つ。ウルグアイかそれともオーストラリアか。オーストラリアは毎回必ずどこかとのプレーオフを義務づけられているわけですが、ブラジルよりはウルグアイでホッとしていることでしょう。

涅槃の読書模様

 以下を購入。

Nov.17,2001 (Sat)

サッカー漬け

 『Number』読んで『Sports Yesh!』読んで、Jリーグ見て、合間に『6月の軌跡』を読む。まさにサッカー漬けの一日。まあ、こんな一日があってもいいんではないかと。

 『6月の軌跡』を読んで3年前のあの当時の興奮や世間の狂騒に思いを馳せる。しかし、あの頃に比べて今回は自国で開催されるワールドカップだというのに世間はそう騒がしくもないような気がする。まあ、あの頃は予選があってそれに一喜一憂したりと伏線があったから仕方がないのかもしれないけど。確か前回の開催国フランスも国民が冷めている、というような報道が為されてたしなあ。実際始まってみればお祭り騒ぎだったけど。
 でもさ、あの狂乱が実際に自分達の街に降りかかるってことだけは意識していたほうがいいと思う。祭りには楽しみだけでなく苦しみもついてくるのだ。

涅槃の読書模様

 『6月の軌跡』【→bk1へ】は、'98年フランスワールドカップに出場した日本代表選手、監督、トレーナー、栄養士など実際に帯同した39名のインタビューからなるスポーツノンフィクション。著者の増島みどりは自分が結構信用しているスポーツライターの一人。ま、でもサッカーに余り興味のない人には全然面白くない内容ですな、これは。マニアにはたまらんのだけど。

Nov.20,2001 (Tue)

しし座流星群

 土曜日は遠出して御殿場(というか富士の裾野)まで脚を伸ばししし座流星群を見に行った。いやー、凄かった。その一言に尽きる。まず流星以前に普通の星空が凄い。これだけでもかなりの満足だったのだが、メインの流星はもっと凄かった。午前二時前くらいから流星がパラパラと流れ始め、一個見つけるたびに興奮していた。しかし極大期となる2時半から3時半にかけてはもう興奮もしなくなっていた。なぜなら流れ過ぎ。次から次へと流星が出現するのでよっぽどの大きさや尾の長い流星、連続弾が来ないでもしない限り歓声も湧かないのだ。願い事なんてブツブツ言ってれば絶対叶うような状態。数なんてとてもじゃないけど数え切れない。もう一生分の流れ星を見た、という感じ。今年の流星群は凄い凄いと聞いてはいたけどまさかあれほどとは思わなかったなあ。こういう時期に無職でこうしたイベントを楽しめる時間があったことに感謝。

 翌日は箱根まで脚を伸ばして紅葉も楽しんできました。大湧谷の噴煙もいつもよりも激しく噴出していた。富士山も綺麗だった。と満足だらけの週末小旅行。これで最後に渋滞さえなければなあ。月曜だというのに箱根は大渋滞。こんなところでもしし座流星群の人気を垣間見せられた思いでした。


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shaka / shaka@diana.dti.ne.jp