ごくたま昨日日記 in May, 2002

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May.1,2002 (Wed)

daylife

 昨日は10時は寝てしまった。たっぷり寝たのにまだ眠いのはなぜ。今日も残業。だから直前になって「これ納品しなくちゃならんから頼む」と言われてもね。バイトに会社を託すな。
 退社後、なぜか神保町のジョナサンに劇団員が6人も集まる。別に会議でもなんでもなく他愛のない雑談。こんなことのためにわざわざ集まるコイツらもおかしい。終電で帰宅。ここんところ多すぎじゃないか?。

 なんとか『どこ行くんですかゲーム in 東京』レポートをUP。長くてくだらないですが、世の中にはこんなバカな奴等がいる、ということを是非お知り下さい。前後の記述については後日補完予定。

May.2,2002 (Thu)

daylife

 見目麗しい女性達に囲まれ昼食、お茶を御一緒させていただく。こんなに緊張した集まりは本当に久し振り。念願も叶って嬉しい限り。緩やかに流れる時間は、けれどあっという間に過ぎてしまった。また機会があれば是非。
 ホントはもっと詳しく書きたい気持ちもあるんだけど、内緒にしたい気持ちが勝ってるんですな。自分の中に閉じ込めておこう。

 ドラマ『眠れぬ夜を抱いて』第四回。ほぼ惰性で見ているが、それなりに面白い気もする。やはり仲村トオルが怪しかったのか。っていうか田辺誠一の使われ方があまりにも…。来週以降も見れれば見るつもり。

May.3,2002 (Fri)

daylife

 昨日緊張しすぎたせいなのか、それとも久々にぐっすりと寝たせいなのか、背筋の筋がすんごく痛い。下を向いたり、横を向いたりするのもキツイ状態。正直、こうしてPCで日記を書くのも辛いくらいだ(なら書くなよ)。
 おかげで、GW中のほぼ唯一の何もない日、だからこそしようと思っていたことがあった日なのに何も出来ずに終わる。台本も全然集中できない。くそう、休みを返せ、っていうか早く痛みよ去ってくれ。
 これもここのところいい思いしすぎたせいなのかな、とも思うけど。だけど寝ている状態から起き上がるのすら辛いというのはあまりにも…。

涅槃の読書模様

 『謎のギャラリー -謎の部屋-』北村薫 編読了。アンソロジーなので時間の空いた時や、本と本の合間とかにちょこちょこと読んでいた。
 感想としては「やっぱり知られざる名作っていうのはそう簡単には転がっていないんだなあ」というのが正直なところ。さすがに北村薫が編んだだけのことはあり、どれもこれも一癖二癖ある作品なんだけど、なんというか帯に短し襷に長し、といった感じでインパクトのある作品はうまくまとまらず、うまくまとまっている作品は驚きが足りない、みたいな。
 「謎の部屋」と銘打ったにもかかわらず、敢えて本格的な推理小説を避けたのは個人的には気に入っている。そういうのが読みたければ創元推理文庫のアンソロジーでも読めばいいわけだし。ただ、そういう部分では「推理小説」を求めた読書がいたとしたら不満だったろうな、とは思う。

May.4,2002 (Sat)

daylife

 前日お風呂でじっくり背筋をほぐしたものの、起きてみればやはり痛い。しかし、神経系や脊髄の痛みではないようだったので、無理矢理動いてほぐすことにする。というわけでお出かけ。

 はーい、本日のさむさむにーやんは、

 ・カリスマ探偵おがわさん都庁で握手会
 ・そりまちさんチャーハンの雄叫び
 ・INOさん愛を語る

 の三本です。んがっぐぐっ。

カリスマ探偵おがわさん都庁で握手会

 先日の遅刻を反省して時間の10分前に新宿駅南口に到着。其処に見えるはタイムズスクエア。遂にゴールできなかった因縁の場所である。物凄い人込みの中、悠然と私の前を通り過ぎようとする花さんを呼び止める。もしかして他人のフリ?。続いて二日間にしむら邸にパラサイトしていたがくしをゲット。待ち合わせ時間になりINOさんに電話をして見ると背後から声が。待ち合わせまでネタにせんでも。しかし四人で探してもおがわさんの姿は発見できない。電話するINOさん。すると我々から30Mほど離れた怪しい男性が電話を取り上げる。間違いないおがわさんだ。一年ぶりに会うなり、「で、今日考えてきたネタなんですけどね」とメモ帳を取り出すおがわさん。普通に話そうよ。

 5人揃ったところで移動。目標は先日私達のチームが辿り着けなかった東京都庁。10分ほど歩いていくのだが、この間も会話が途絶えることはない。さすがにがくしINOさんおがわさんの元祖ボケターが揃うと凄いことになる。思えばこの三人が揃うのも久し振りのことなのだった。
 GW中ということもあり、都庁の展望台に向かうエレベーターには長蛇の列。それにもツッコミを入れつつ、やがてエレベーターへ。それにしてもエレベーターの中でくらい静かにして欲しい。大声でボケツッコミしている三人と仲間に見られないよう、私は無言。
 展望台に到着。私は6、7年ぶり、他の方は初めて、ということでゆっくりと東京の展望を楽しむかと思いきや。景色そっちのけでボケツッコミを続ける三人。体調が万全なら私も参戦したが、今日はそんなパワーもない。微妙な距離を取り、一人展望を楽しむ。始めは観戦を楽しんでいた花さんもやがて付き合いきれなくなったのか、景色へと眼をむける。っていうかこの三人は都庁展望台まで何しに来たんじゃ。

 エレベータに乗り込む人達の行列をおがわさん握手会の行列に見立てて写真を撮ろう、という意見もあったのだが、結局握手会は行わず、展望台を一周して都庁見物は終わり。私が次の予定が迫っていたために、そそくさと都庁を後にする。それにしても気になるぞみんくるこんなやつ

そりまちさんチャーハンに雄叫び

 本日はこれまたはるばる関西からそりまちさんが上京するということで、ひょんなことから私もその集まりに参加させていただくことになっていた。「金がないので帰ります」というがくしをせめて待ち合わせくらい付き合え、と紀伊国屋書店前で待機。INOさん達は後から合流するメンバーを待つまでなぜか西武へ。
 そりまちさんとは初対面な上、自分のフィールド外のオフ会に参加するのは初めてということもあって、かなり緊張。すると背後から「あらー」と控えめにも小さいとはいえない声で女性の声が。そりまちさんとのファーストコンタクトであった。緊張を押し隠しながらとりあえず自己紹介。しかし、既にパワーに圧倒されている自分を自覚する。噂通りの人だ。
 やがて、オフのメンツも集まり、店へ移動。半分が初対面の方達なのでひたすら緊張。しなのんえんどさんなどの知り合いと喋りながら店へと入る。

 席に座り、飲み物が来るまで簡単に自己紹介。私とひろえさん以外のメンバーは長年のお知り合いのようなので、ここでも緊張。墓穴を掘るような会話をしないように注意する。つもりだったのだが、そりまちさんの圧倒的なパワーはそれをさせてはくれなかった。また普段見る姿とは違うGAKUえんどさんを見るにつけ、「ここではそういうノリが求められているらしい」と判断し、あえて勝負に出る。でもそんなに「さむい」ことを言ったつもりはないんだけどなあ。「珍しく熱い」と言われるのもなんだかなあ。かもさんたなかさんおおさわさん達に変な印象を残してしまったのではないかと不安になる。理絵さんは逆にこっちが「面白い人だ」というインパクトがあった(笑)。

 宴会も終盤に近づいた頃、一つのハプニングが。大皿に盛られたチャーハンが登場。私が大の米好きと知っているえんどさんが「あんたは皆が取った後、残った分を食べなさい」と指令。その言葉に従い、皆さん自分の分を取り分ける。ここでえんどさんそりまちさんに「チャーハン取った?」と聞く。それに対するそりまちさんの答えはどう考えても噛み合っていない。しかし業を煮やしたGAKUしなのんが「はい、残りは食べていいですよ」と大皿毎私にくれるのであった。皿に半分ほど残ったチャーハンをありがたくいただく私。そしてチャーハンも残り僅かとなったその時、そりまりさんの悲鳴が。「私、チャーハン食べてないやん!」。私が「申し訳ないなあ」と思った瞬間、四方八方から矢継ぎ早に「だから食うか?って何度も聞いたやろ!」と怒号(やや誇張)。うーん、なんて素晴らしい連携プレイなんだ。なんちゅうか、こういう会話の端々に、今日のメンツの付き合いの古さというか仲の良さを見せ付けられた気がしました。しかし、それはそれで私のような新参者の居心地が悪い、というようなこともなく、気がつくと馴染んでいたのが楽しかった。

 その後、喫茶店に移動。ここでそりまちさんが信じられない行動に出る。私が飲み終わった紅茶のカップに、余ったミルクをボンボン入れ出し、更に砂糖、レモンを入れて混ぜ合わせ、私に向かって「どうぞ」と差し出すのである。飲めへんちゅうねん!。ここでも皆から一斉にツッコまれるそりまちさんだったが、「飲まんうちから不味いと決め付けるのはおかしい」と言い放ち、なんと自ら一口謎の飲み物に口をつけたのである。そして「うん、なかなかいける。どうぞ」と私に再び差し出す。なんか、この方の全てがここに集約されているような気がしました(笑)。
 そんなこんなで楽しい3時間はあっという間に過ぎていきましたとさ。あ、理絵さん失言は撤回しますんで、三日後の呪いを解いてくださいませ。

INOさん愛を語る

 そりまちさん迎撃オフは解散となったものの、まだ時間は9時前。ということで再びカリスマ探偵おがわさん迎撃オフにひろえさんと共に合流。店を発見するのに手間取る。
 席に着くなりおがわさんが「恩田陸のサイン本です」と私に手渡し見せてくれる。献呈先はINOさん。しかしどう見ても「おがわさんの字やん」。一体この人はなに考えてるんだか。っていうか冴西さんの持っていた本にも偽サインを書くのはいいが名前間違えるなよ
 ここのところ会いすぎの感もあるMYSCON裏スタッフのメンツだが、今日はおがわさんがいたということもあり、ネタ系の話題と共に、珍しく恋話で盛り上がる。そしてここで血祭りに上がったのがINOさん。普段は快調に喋るはずのINOさんだったが、この話題になると途端に口の滑りが悪くなる。皆からツッコまれ、煙草の本数も増える。挙げ句には「ああそうさ、それの何が悪い!」と開き直る一幕も(笑)。いやー、こういう話題もたまには楽しいですな。ハイテンションの2時間。腸捩れました。
 というわけで『森川別館で恋話大会』は是非実現したいと思います。

 11時も過ぎて残念ながら解散、ということになったのだが、もはや止まらない、といった様子のINOさんおがわさん冴西さんと共に『東京メガネナイト』という謎のイベントに参加するため一路吉祥寺へ。オールナイトでぶっ壊れるつもりみたいです。帰宅途中INOさんから「クラブは女性率高し!。あのおがわさんが!」というメール。ああ、先が気になる!。レポート楽しみにしています。

 GW中四度目の終電で帰宅。おまけに長電話。喋りすぎで調子悪いと思っていた喉は実は風邪?。爆睡。

May.5,2002 (Sun)

daylife

 背筋痛と風邪のせいか調子悪し。寝続ける。汗をかくのは暑いからだけではないようだ。やはり熱があったか。

 というわけで、なかなか思うように進まないいくつかのこと。怒涛のようなGW中のイベントのせいか、頭の中が通常モードになかなか戻りません。とはいえそうも言ってられない。頭を切り替えよう。
 それにしても本当に凄まじいGWでした。何も出来なかった去年一昨年の分を一気に取り戻した感じがします。初対面の方々にこんなにも出会えたり、ハイテンションなイベントが目白押しだったり。思い出作りは順調だ。

May.6,2002 (Mon)

daylife

 GWもいよいよ今日で終わり。で、台本はというと…イカン、マジでヤバイ。筆が進みません。やっぱり頭が切り替わってないのが原因か。でも色んなこと考えちゃうんだもん。
 背筋の痛みはいつになったら完全に取れてくれるのだろう。風邪の方は喉のイガイガだけを残し無事に去ってくれたようだ。昨日大人しくしておいて正解。

 とか言いつつ、昨晩は日記をUPした夜中の12時過ぎに劇団員に呼び出されお出かけ。おまけに食べるものがなくてひもじい思いをしていたらMが「うちでゴハン食べる?」と言うのでお言葉に甘えて夜中の2時に飯を食わせてもらう。ああ、なんて情けない…。と思いつつお代わりまでしてしまう自分が嫌になる。

 そうそうGやん。それはそれはおめでたいニュースなんだけど、芝居関係で今年6組目ともなると決して笑ってばかりはいられないっす。しかも全員自分より年下なんだもんなあ。11月末、空けておきますです、ハイ。

 あと一週間で〆切。おーまいがー。

May.7,2002 (Tue)

daylife

 一度書き上げた台本を書き直すというのはやはりかなり難しい。思考が前の方に引っ張られてしまっている。新しく考えた内容と以前との内容との整合が取れなかったり。ああ、ホントに困った。
 ホントの理由はそっちに集中できない、ということなんだけど。困ってばかりもいられない、書かねば。

 なんか友人だけでなく妹までが…。めでたくねえー。

May.9,2002 (Thu)

daylife

 指示能力のない人間はリーダーには向かないと思う。そういう人間と組まされる人間の身にもなってよ。これが悪い人ではないから余計に困ったり。嫌な奴なら蹴散らすんだけどなあ。結局バイトの身分をわきまえない提言をさせていただく。んで納得してもらえたようなのでよかった。こっちのやり方が普通だと思うんですけどね。でも確かに学んでないと身につかないスキルかもなあ。
 なんてことを言いつつ、台本の進捗は…。頑張るだけっす。と思っていたら劇団仲間とお食事へ。もちろん奢りです。出なきゃ行きません。じゃなくて行けません。んでもって台本に関してまたまた色々と話してしまい、またまた書き直すことに。うーん、でも煮詰まってた部分が展開したからよしとしよう。12日の〆切には確実に間に合わないことが判明したけど。ま、書けるとこまで書いてみますわ。

 ワールドカップも間近に迫り、サッカーについて書きたいことは山程あるのだが(昨日のレアル戦とか)、書き出したらキリがなさそうなので我慢我慢。そんなことを書いている暇はないのだ。とか何とか言いながらリーガ・エスパニョールで優勝できなかったレアルを「世界最強」ともてはやすのはどうかと思ったり。ま、そうはいっても最強だと思いますけどね。チャンピオンズリーグ決勝が楽しみだ。強いチームが必ずしも勝つわけじゃない、それがサッカーの面白いところです。
 ちなみに、今年のリーガ・エスパニョールの覇者はバレンシア。セリエAはなんとユベントス。インテルは残念だったね。そしてプレミアリーグはアーセナルでした。優勝候補がこぞって倒れたのはワールドカップ開催年としては珍しくもない光景です。

涅槃の読書模様

 乗り換え駅である大手町で古本ワゴンセールを見つける。棚を覗いていたら『椿姫を見ませんか』森雅裕(講談社文庫)を発見。300円というのは少々高いと思ったが、これ、文庫版で初めて見たし、表紙が江口寿史だったりして気に入ってしまい買ってみた。というわけで、通勤中はこれ読んでます。
 まだ途中ですが、今まで読んだ森雅裕の中ではダントツに読みやすく面白いかも。会話が鼻につきすぎないのがいい。これを初めに読んどくべきだったなあ。解説もなかなか興味深い。

 『謎のギャラリー -愛の部屋-』北村薫 編もちょびちょび読んでたんですが、うーむ、これはあんまり合わないかも。特に半ば辺りにある中篇【狐になった夫人】がダメでした。結構な長さがあるのに正直面白くない。識者の方が選んでるんだから本当は面白いのかもしれませんが私にはダメだった。おかげで読むのに疲れてしまいました。というわけで、残りの中篇【砂糖】と【真田風雲録】はまだ読めてません。


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