今日のBS2深夜の劇団☆新感線『激突 ドラゴンロック2〜轟天』はまるで歌謡ショーのごとしで、ストーリーも正直アレだったのでスケルトン競技の合間にチビチビ見るにとどめる。というわけでラストまで見てません。
夕方まで横になる。夜になって再びBS2にチャンネルを合わせると映画『カラフル』(原作・森絵都)がやっていたので思わず見てしまう。ハッキリ言ってこの監督は原作の良さをこれっぽっちも理解してないように思う。単にシチュエーションだけを借りて作った映画。しかもいわゆる貧乏臭い日本映画そのものの作り方である。まだNHKのドラマDモードの方がいいよ、って感じ。つーわけで映画はダメダメだったが、原作の『カラフル』をもう一度読み返したい気分に駆られる。この作品を私がどれくらい好んでいるかっていうと、【bk1】で私が唯一書いた書評だってことくらいかな。
ドラマ『恋ノチカラ』第七回。ま、わかってはいたけど壮吾(坂口憲二)の恋は見事に玉砕。その後の藤子(深津絵里)とのシーンはなかなか笑えて良かった。仕事の選び方については正直「そんなに甘くねえよ」と思うものの、ドラマだしね、と無視。やっぱ深津絵里は現在日本一の等身大女優だと思うけど、それだけで終わらせないところがまた彼女の凄さなんだよなあ。
XEROX SUPER CUP アントラーズVSエスパルス。結果的にはPK戦の末エスパルスが辛くも勝利。しかし試合後のインタビューで戸田が「勝負に負けて試合に勝った」と語っていた通りの内容だったかも。それにしてもアントラーズの本山の得点は素晴らしかった。何年か前に同じような展開でアントラーズは点を獲っていたのだけれど、やはり日本で唯一マリーシアを実践で使えるチームですな。
個人的にはフィギアスケートの一番の面白味はエキジビジョンにあると思っているのだが、今回のエキジビジョンではなんといってもスルツカヤにやられてしまいました。あの衣装で登場してこられた時点でもうメロメロです。プルシェンコとクワンはやっぱり面白味がないよなあ。エキジビジョンくらいもっと観客に対するアピールとか観客を楽しませようという演技をして欲しい。そういった意味ではやはりアイスダンスが一歩上を行くんですね。堪能しました。
あの年頃の女性というのはたった一日でこうも変わるものなのか、とサラ・ヒューズを見て思ってしまった。一日で金メダリストの顔になってましたね。男子三日会わざれば刮目して見よといいますが、女性も同じだね。
トム・クルーズがスペイン映画『オープン・ユア・アイズ』を観て一目惚れしてリメイク権を手に入れ、自らプロデュースした映画。一目惚れしたのはペネロペ・クルスだったんじゃないんかい、というツッコミはおいといて。
父の後を継いで大手出版社の代表取締役となり、金も地位も名声も、そして女も手に入れたデヴィッド(トム・クルーズ)。しかし、心のどこかで満たされないものを感じていた。そんなある日、彼の誕生パーティで彼はソフィア(ペネロペ・クルス)と名乗る一人の女性と出会う。一夜にして彼女の魅力の虜になってしまうデヴィッド。しかし、そんな彼の行動をストーカーのように監視するジュリー(キャメロン・ディアス)は彼を許さなかった。半狂乱になったジュリーはデヴィッドを車に乗せたまま暴走。事故の結果ジュリーは死亡、デヴィッドは顔と腕に酷い傷を負ってしまう。そして、この時からデヴィッドの悪夢が始まった…。
原作を観て、何かを感じてリメイクしたいという気持ちに駆られたトム・クルーズの気持ちは分かる。しかし、リメイクの際におそらくは色々と手を入れすぎてしまったんだろうな、というのも見え見えになってしまっている。前半(というかラスト近くまで)がとにかくしつこいし、クドイ。で、散々混乱させといてラストにそこまで説明しちゃうか、というなんというか肩透かし食らわされた気分。骨子となる部分は確かに面白いと思うし、特に芝居をやっている私のような人間から観たら非常に面白い題材だと思う。だが、それをハリウッド・テイストで扱ってしまうと失敗しちゃうよ、という見本かも。映像的にもキャメロン・クロウという監督がこういった題材を得意にしているわけでもないので幻想的な映像を提供できるわけでもなく、その辺りも失敗だったのではないか。正直、ちょっと勿体無い、というのが感想です。
ペネロペ・クルスの英語がたどたどしく、そのせいで台詞が結構聞き取れるのですが、おかげで戸田奈津子の翻訳が意訳しすぎているということが強調されガッカリ。映画ファンの間では周知の事実ですが、もう戸田奈津子の時代は終わったと改めて思わされました。ちなみにペネロペ・クルスの英語のたどたどしさが彼女の可愛さを強調している点に関しては誰も文句を言うまい。
日曜日。劇団の稽古中に右膝の爆弾が爆発(*1)。あまりの激痛に声を上げて涙を流してのた打ち回りたかったが、劇団員の前だったのでなんとかやせ我慢。しかしいつまでも耐えられるわけでもなく、稽古場を抜け出して一人痛みに耐える。一年以上大人しくしていた爆弾だったので油断していた。この日は比較的暖かかったにも関わらず、膝に熱が溜まってしまい、寒気に襲われる始末。というわけで足を引きずって歩く毎日が続いています。やはりこれはもう手術しかないんだろうな。でも手術は怖いよ…。
MYSCON3の受付が3月1日(金)の夜10時から始まります。参加したい、と思ってらっしゃる方は御忘れなきよう。
ドラマ『ロング・ラブレター/漂流教室』第8話。今回のエピソード(爆弾、地下水ネタ)なんかは第三話、第四話とかでやっとくレベルの話ではないだろうか。今更かよ、という感は否めない。池垣はやっぱり死んじゃったのね。正直このドラマに関してはもはやラスト次第。それ以外あんまり語るべきところはないというか、語るのが難しい。妙に説教臭くなってきたような気がするのは気のせいかしら。
購入物。